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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タコ
1934年 佐賀県
弁天の瀬戸には巨大な章魚が住んでいて、船で寝ていると人を引き込むという。

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ヘビ
1933年 栃木県
弁天様のあるあたりは萱が茂っていて大きな蛇がいた。茸狩をしていると急に大風のようにガサガサと鳴り、神楽の獅子頭程もある蛇がいたので、びっくりして家に帰って1週間寝込んだ。夜11時ごろ、酒に酔った人が松の木と思って腰掛けたのは大蛇で、その人は口もきけず、10日あまりして死んだ。蛇は弁天様の乗り物とされている。
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クジラ,ユメ
1999年 佐賀県
親子連れの鯨から、弁天島にお詣りに行くので、捕獲しないでほしいと夢の中で哀願された。しかし仲間から促されて獲ってしまった。
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ダイジャ
1979年 茨城県
弁天池という池は渇水することがない。池に棒を差し込み山の神に雨乞いをして、その水を貰って帰ると必ず雨が降る。昔ここに大蛇が住んでいた。源義家が八幡寺を建て、ある夏に大蛇がこの縁側に寝ているのを見た人がいる。池にみだりに投込むと嵐を招くこともある。
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ジンベイサメ
1956年
海の怪。畏怖というよりは、漁師から大漁を与えるものとして、霊妖視されている。頭部も尾部もわからぬほど大きく、船団の下に入って船を支えていることがあり、その周りには鰹の大群が遊泳して大漁となる。ただしこれに出遭ったのちは、舟に穴が開いてないかどうか調べねばならない。現在でも信じられており、このとき海中の光るところを竿で突くと、沈んで消えてしまうともいう。海の怪物というより、鯨か鮫の一種で、今でも生息しているといわれている。
類似事例

ジンベイサメ
1956年
海の怪。畏怖というよりは、漁師から大漁を与えるものとして、霊妖視されている。頭部も尾部もわからぬほど大きく、船団の下に入って船を支えていることがあり、その周りには鰹の大群が遊泳して大漁となる。ただしこれに出遭ったのちは、舟に穴が開いてないかどうか調べねばならない。現在でも信じられており、このとき海中の光るところを竿で突くと、沈んで消えてしまうともいう。海の怪物というより、鯨か鮫の一種で、今でも生息しているといわれている。
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ジンベイサメ
1956年
海の怪。畏怖というよりは、漁師から大漁を与えるものとして、霊妖視されている。頭部も尾部もわからぬほど大きく、船団の下に入って船を支えていることがあり、その周りには鰹の大群が遊泳して大漁となる。ただしこれに出遭ったのちは、舟に穴が開いてないかどうか調べねばならない。現在でも信じられており、このとき海中の光るところを竿で突くと、沈んで消えてしまうともいう。海の怪物というより、鯨か鮫の一種で、今でも生息しているといわれている。
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ジャタイ
1965年 高知県
弁天島は15才以上の女人禁制。昔、女の人が船で渡ろうとしたら、女の人は蛇体に変じて、海が荒れたという。
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ジンベイサマ
1934年 宮城県
ジンベイサマは金華山沖で見られるという海の怪物である。ジンベイサマは大きく、出た時は鰹が大漁だという。同じく大きな海の怪物に、瀬戸内海のメツソウがある。蛇のような形で際限もなく船べりを越えていき、末には船が沈んでしまうという。
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タコノヨウナモノ
1940年 香川県
ある人が池のほとりで休んでいると、天から章魚(たこ)のようなものが降ってきて、長くなったり短くなったりする。よく見られるものだという。
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タコ,ヌシ
1930年 北海道
江差島の主の章魚があらわれて鐘を盗んだ。神官が尋ねると「帽子を隠しておくため」だといったという。
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クジラ,ユメ
1999年 佐賀県
親子連れの鯨から、弁天島にお詣りに行くので、捕獲しないでほしいと夢の中で哀願された。しかし仲間から促されて獲ってしまった。帰宅すると、玄関で銛が落ちてきて、子供に刺さり即死した。死んだ子供と共に入水して果てた。
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フナシトギ
1956年
海上における一種の怪魚。形はドンコに似て、白い腹の両側に四肢がある。これが船の底に吸い付いて船を停め、または綱を伝わって船内に入り、人を殺害するという。
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オオダコ
1929年 長崎県
守山村の三室に住む老婆が海辺で物を洗っていると目の前に大章魚がやって来て足を一本差し出しながらじっとしていた。婆さんは包丁を持ってきてその足を切り、その後七日間老婆は章魚の足を毎日一本取り続けた。最後の一本になった八日目、頭諸共取ろうとして意気込んで行って襲われ、海底深く引きずり込まれた。
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カワランベ,(カッパ)
1989年 長野県
弁天様の淵にはカワランベがおり、シンノコを抜かれると言われていて、入ってはいけないと言われた。竜宮城へ通じているとも言った。
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ベンテン
1964年 福島県
昔、五兵衛という男がある晩に船を引く音を聞いた。出てみたが人影もなかった。すると声がして「おれは沼の内の弁天だが、沼につれて行ってくれ」という。負ぶって現在の弁天様の地に安置したところ、「ここで別れるぞ」といって姿が消えた。しばらく前まで代々かれの家が弁天様のかぎをもっていたという。
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オオダコ
1933年 神奈川県
昔、漁夫が磯へ出て大きな章魚を見つけたが、あまりに大きいので足一本だけ切って桶に入れて帰った。それから毎日、足を一本だけ切って帰った。8日目に最後の一本を切ろうとしたら、章魚は一本の足で漁夫をとらえ海へ引きずり込んだ。
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(フナユウレイ)
1932年 長崎県
平戸島附近で聞いた話であるが、あるしけの夜に船をつける場所もわからず途方に暮れていると、傍らを大きな帆前船が通っていったので、その後についていくと、その船は平戸の瀬戸の方に進んでいった。しかしついて行った船は瀬に乗り上げてしまった。
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ヘビ,ダイジャ
1935年 岐阜県
釜洞に住む毒蛇が渓谷を氾濫させて日本海に出ようとするのを里人の夢枕に観音が現れて告げ、力を貸して毒蛇を退治する。
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ダイジャ
1983年 千葉県
弁天ザコは湿地帯で、草が長く伸びていた。そこに大蛇がいて、昔、朝草刈りに行ったら、光るものがあった。それは大蛇の目だった。たまげて家へ帰ってきて、翌、熱を出して寝込んでしまった。みんなで行ってみると草を引っぱったような跡があったので、なんとかして大蛇の怒りを静めた。
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ゴロンボ
1980年 神奈川県
直径1尺、腹は赤く、背中は黒いゴロンボは弁天山の主である。時々、山の中を歩いて山に変わりがないか調べており、主の姿を気の弱い人が見ると腰をぬかしたり、気を失ったりして体を悪くして寝込んでしまう。
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