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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シンズイサン
1959年 香川県
厠の神は姉で、井戸神のシンズイさんが妹である。シンズイさんは井底の3つ石を神座とし、金物を嫌う。金物を落として拾いあげられないときは、早く井戸替えをして取り出さないと家族のものが眼病になる。

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スイジン
1968年 佐賀県
ある家で祀っている水神は、病人が出たとき法印から、井戸に金物が入っているから祀るようにと勧められて祀った。
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イドノカミ(ゾクシン)
1923年 京都府
井戸の神は、井戸の上で話をしていると引っ込んでしまう。
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スイジンサワリ
1972年 長崎県
水神に関する俗信。飲料水用の川に焼き物・金物や体を入れると体が痛むが、これを「水神ざわり」という。また、井戸神は水神であり、病人が家族にいると水神がさわるといい、これを水神様のおさわりという。お神酒・塩・米をあげると治るという。
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(ゾクシン)
1958年 香川県
便所神は盲目である。また、井戸の神と夫婦である。便所の側に南天を植えておくと中風にならない。
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リュウ
1970年 大阪府
依羅池の竜神が、百章に池の中の金物を取り除いてくれるように頼んだ。竜神はお礼に、井戸に願えば必ず雨を降らせることを約束して井戸に飛び込んだ。この井戸を竜神井と言い、井戸蓋を取れば必ず雨が降ると伝えている。
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スイジンサン
1961年 和歌山県
水神さんは井戸の神様。お婆さんが頭を病んだのでヒヤミズで見てもらったら、水神さんを祀っていないからだといわれ、捜して祀ったら頭が治った。
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コンジンサマ
1982年 群馬県
金神様は目が不自由で、おっかない神様。間違った事をすると許さない。
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イド,カナモノ,フショウ,(ゾクシン)
1915年 徳島県
井戸の中に金物を落とすと家に不祥があるという。
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ミズノカミ,スイジンサマ
1971年 山梨県
水の神はスイジンサマと呼ばれる。スイジンサマは、川のアレゴトを防ぎ、湧き水を守る。また、水に関係がなくても物を動かすときには、「スイジンサマ、石を動かしますから、あちらにいて下さい」といって、水もとに白い紙に塩をのせて置く。
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ミコガミ
1978年 岡山県
ミコ神さんはおできの神様であり、納戸に祀る。娘が嫁に行くときはついて行く。殊に長女によくついて行く。中島家には昔はミコ神さんはいなかったが、中和村吉田常藤の渡辺という神主の家から移ってきた。シンルイなので移ってきたという。祀って欲しいしるしとして物を出し、祀ると治る。甘酒が大好きであり、旧12月13日が縁日である。この日には甘酒を飲む。
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イド
1930年 神奈川県
ここの氏神である井野明神はなぜか井戸を掘ることを忌むので、この村には井戸が無い。
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ヘビノイケ
1987年 山口県
「蛇の池」という池には神様がいるので、人は住めないし、住んでも長続きしない。金物や汚いものを落とすと翌朝には土手に上げられている。
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ゴンゲンサマノタタリ
1964年 秋田県
Aさんの内神の御神体のささら獅子の念が移った石は長い間土中に埋まっていた。Aさんの長男が頭病みのため、サイドウニンに見てもらうと、この石がずっとヒナギの下に埋まっていて頭を足下にされているたたりで、それを掘り出して欲しいといっているのだと占われた。焼け面の茶色の石で、心なしか目鼻や毛がついているように見えた。それを権現様として着物のかわりに布をかぶせまつっている。子どもが腹痛を起こしたとき、この石でまじなうと治る。
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テンセイ
2001年 沖縄県
薪取りに行った婆が薪を持ち上げられずに泣いていると、按司がやってきて仕事を手伝い、妹娘を嫁にもらい、幸せに暮した。姉は嫉みから妹を井戸に突き落として妹になりすました。按司が捕えた小鳥は悪さをするので姉に食べられてしまう。骨を埋めたところから松が生え、姉がその機で機を織ると綺麗に織れないので燃やす。隣の婆が機の火を持ち帰ると黄金になる。箪笥に入れると綺麗な娘が機を織っていた。姉の正体は按司に露見し、姉は軒下に隠れて虫になり、妹は再び按司の妻になる。
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バンバアイシノタタリ
1991年 神奈川県
ばんばあ石を敷石にしたところ、家族全員に祟った。行者の言う通り、八幡様に納めると病気は治った。ばんばあ石が雨乞いのために沈んでいる間、じんじい石が淋しがるので、めかけ石をそばに置いたといわれる。
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スイジンサマ
1958年 香川県
水神さまは金気のものが嫌いなので、水の中に落としてはならない。
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タタリ
1981年 長野県 
片目の落ち武者が八幡様と金の弓矢を持って落ちてきて、話者の家にかくまわれたが死んだ。八幡様は祀ったが落ち武者は祀らなかったので、話者の父にたたった。そこで落ち武者を三島霊神と名付けて祭ったら、目に効く神様ということになった。
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オトヒメ
1977年 徳島県
貧乏な姉と金持ちの妹がいた。姉が門松を海中に投げると水神が現れ、門松の礼に狆をもらう。狆が米3合を食べて小判3両を出し、姉は金持ちになる。妹がチンを借りていき、死なせてしまう。姉が死骸を埋めるとエノミの木が生え、実の代わりに小判が成った。
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ナガシノカミ,オオカメサン,オイヌサン
1957年 岐阜県
水神は流しに祀ってある。流しの神を怒らせると女の病にかかると言われ恐れられている。
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イドノカミサン
1973年 香川県
井戸を埋めるときは太夫さんにお祓いをしてもらう。また、井戸の神さんが帰るようにと井筒を入れてから埋めたという。井戸の神さんは、その筒を通って帰って行くという。
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