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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヘビ
1941年 秋田県
怠け者の男が蛇を傷つけた。蛇は復讐しに来たが、釜で煮られて死んだ。その後、蛇の祟りで家は没落した。

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ダイジャ
1958年 福井県
田に水を入れてくれたお礼に、末の娘が大蛇のもとへ行き、蛇体になって池に沈んだ。何年か後のある年、家が焼けたが男蛇が家に巻きついて火を消した。けれども、水を与えなかったので死んでしまった。
類似事例

ヘビ
1965年 高知県
白い小さな蛇のいる家があって、その蛇が育つにつれて家も富んだ。蛇は長持に入りきらないくらい大きくなり、家人が気味悪くなったので、蛇を大きな箱に入れて縄をかけて焼いてしまった。たちまち家は没落し、潰れてしまった。
類似事例

ヘビ
1935年 熊本県
鍋を買いに行った戻り、蛇に巻きつかれている雉を見つけた。蛇を追い払い雉を鍋と一緒に持って帰った。明くる朝起きたら、蛇が入り口のところで死んでいた。その晩、雉を料理して食べたら、高熱が出て寝込んだ。弘法さんと呼ばれる祈祷師に見てもらったら、蛇の祟りだった。4・5日して、その人は死んでしまった。
類似事例

ヘビ
2001年 新潟県
座敷の真ん中に落ちてきた蛇を風呂にくべて殺したら、それが祟って、電柱が倒れて感電死した。
類似事例

ヘビ,アオダイジャ
1982年 島根県
ある家の嫁さんが膝が痛くなり、なかなか治らないので物知りに見てもらった。すると蛇の祟りだとわかった。嫁は、燕の雛をとる青大将を捕まえて、風呂の下に投げ込んで焼き殺していたのである。
類似事例

ヘビ
1979年 長野県
姫の汚物を片付ければ嫁にやると約束して、蛇が片付けをしていた。年頃になって嫁に行く時、蛇が嫁にもらいに来た。姫の後を追ってくるので、針を投げると、腹が破れて死んでしまった。蛇の祟りがあるので祠を建てて祀った。
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ダイジャ,イケノヌシ
1971年 福井県
ある爺さんが田が乾いて困り、蛇ヶ池の主に、雨を降らせてくれたら3人の娘のうち1人を嫁に差し上げると約束した。はたして雨が降り、主は娘を迎えに来た。末の娘が嫁入りすることになり、針の袋を持って出た。男が池に入ろうとしたところを突き落とし、針の袋を投げ入れたら水が騒ぎ出した。数日して爺さんの家が火事になった。すると2匹の大蛇が出て来て家に巻きつき、水をくれと言ったが、村人は驚いて逃げてしまったので、蛇は焼け死んでしまった。
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ヘビ
1931年 長野県
昔、大きく商売をしている酒屋があった。その家の床下には大きい蛇がいて、家の守り主だったが、殺してしまった。1年ほどのち、家の息子が天井からぶらさがっている蛇に驚き、酒の中に火を落とし、その火で焼死した。以後酒屋は衰えた。
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ヘビ
1933年 栃木県
50年前、ある商家に大蛇があらわれたが、祟りを恐れて何もしなかった。5日くらいその家にいて、隣の物置に移った。隣の家ではすぐに殺して川へ流してしまった。翌日、その家の主人は体中がはれ上がり、高熱で非常に苦しんで死んだあと、一家が同じ病気で死んだ。
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ハクジャ
1936年 岐阜県
金持ちの家に白蛇がいたが下男下女が殺した。すると下男下女は急病で死に、家も零落した。
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コヘビ
1976年 京都府
某家で伯母が同居してかいがいしく働き、家が栄えていた。しかし妻を迎えたところ、妻が伯母に従順しなかったので、伯母を別居させ、食事を持っていくように主が命じたが、妻は主に偽って、持って行く事は無かった。そのうち伯母は病気になったのだが、その頃から妻も心地が悪いと屏風の内にこもるようになった。2,3日もこのようなことが続くので怪しんで屏風の内に入って見たところ、妻の首に小蛇が巻きついていた。修験に祈ってもらったら、小蛇を退治すると妻は死ぬといわれたが、苦しみを見かねて祈祷を頼んだところ、小蛇は首を離れ妻の口に入り、妻は死んだ。その頃伯母も死んだという。
類似事例

ヘビ
1972年 千葉県
話者が小学校のとき、数人で蛇を殺した。その中で一番気の弱い子の家の縁の下に蛇が住み着き、その男は顔色が悪くなり、病気になってしまった。
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シロイヘビ
1958年 栃木県
正月の餅をついている時、刺さった木のとげを取り除いた妻を、つまみ食いしたものと勘違いして、婿が杵で打ち殺してしまった。嫁は死に際に「全員とり殺してやる」といい、その後、家の梁に白蛇が出るようになった。また不幸が続き、とうとう没落してしまった。
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サル
1941年 愛媛県
ある人は猿に笑われてその猿を捕まえて妻に調理してもらうことにしたが、妻は猿に騙されて釜に入れられて、夫がそれを食べたという。
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ヘビ
1981年 和歌山県
娘のところに男が通い、その娘は蛇の子を産んで、女郎淵に身を投げて死んだ。
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ダイジャ
1915年 鳥取県
昔、池に大蛇が住んでいて、時々人間に害をなした。領主の亀井家がこれを聞き、踏鞴師に命じて、池の水を熱湯に沸かさせた。その後大蛇は海岸に出て砂浜の上で死んだが、その祟りにより領主の亀井家は一家残らず疱瘡で死んで血筋が絶えたという。
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〔ムクイ〕
1978年 東京都
ある吝嗇な長者が金銀を人の来ない原に埋め、手伝った人をくらし橋で殺して川に流した(よってこの橋を姿不見(すがたみず)橋や俤(おもかげ)橋という。するとその報いを受けて長者の娘が蛇になった。長者は改心して入道した。
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ヘビ,ダイジャ,ウロコヅカ
1939年 京都府
ある農家の娘が池に飛び込んで蛇に変わった。数日後、木戸源治という男が蛇に呑まれそうになって蛇を撃つと、池は真赤に染まり、大蛇の死体が浮かんだ。逃げる途中で男は3枚の鱗を拾い、屋敷に埋めて塚を立てたが、何かと祟りがあった。
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ヘビ
1993年 岐阜県
昔、男が蛇石に座って煙草をふかしていると、蛇が出てきて男をじっと見つめる。男はキセルのヤニを蛇に食らわせる。後に男は突然死に、人々は蛇をからかった祟りだとして、石に近づかなくなった。
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オオヘビ,マショウ,マモノ
1993年 徳島県
男が魔物退治に出かけ、百姓屋に逃げ込んで老婆に化けた大蛇を討つが、老婆の息子に人殺しと間違えられて攻め殺される。その妻も先の死を儚んで自殺したが、その時の呪によって上内田には富豪の家がないのだという。
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