ヘビノイケ 1987年 山口県 「蛇の池」という池を泳いで渡ると、ものすごく水が冷たいところがある。気の短い者が元へ歩いて帰らずにもう一度泳ぎ渡ったら、「ここには蛇がおるぞーっ」と怒られた。
類似事例 |
|
ノズチ,ツチノコ 1941年 徳島県 小さい蛇で、前転して追っかけるという。
類似事例 |
|
ゴンジャ 1935年 奈良県 長さ一尺、径一尺くらいの蛇らしい。悪い事をするという。
類似事例 |
|
ノヅチ 1972年 奈良県 のづちは蛇のようなもので、人影を見ると体を丸くして突進してくる。のづちをこちらが先に発見した場合はいいが、先に向こうに見つけられると高熱を出して死んだり、病気にかかったりする。
類似事例 |
|
ダイジャ,ドクイキ 1939年 京都府 山に胴回り2尺もある大蛇がいて、その毒息を吐きかけられると死ぬという。
類似事例 |
|
ヘビ 1989年 長野県 どんどん大きくなる蛇を打ち殺した人が三ヶ月ほどしてその場所に行くと殺した蛇は骨だけになっていた。その人が骨を蹴り飛ばすと骨が足に刺さり、蛇の毒が体に回って帰宅後まもなく死んでしまったという。
類似事例 |
|
ツトヘビ 1937年 愛知県 薪を切っていたら、上のほうから大きな木が落ちてくる。よく見るとそれは大きなつと蛇だった。
類似事例 |
|
ダイジャ 1981年 和歌山県 山に行って獅子頭くらい大きな頭の蛇を見て病気になり、死んだ人がいる。
類似事例 |
|
ツトヘビ,ツトッコ,ツチヘビ 1921年 愛知県 東門谷へ行く道で、ある男が藁を打つ槌ぐらいの大きさで、丈60センチほどのツト蛇を見たという。
類似事例 |
|
ノヅチ 1938年 岐阜県 野槌は丈の短い蛇で、槌のような形をしている。道を転がってきて通行人を襲うといわれている。
類似事例 |
|
ノヅチ,ツチノコ 1968年 奈良県 ノヅチまたはツチノコと呼ぶ蛇は、頭も尻もないような蛇である。上へも下へも転がって行き、これに当たると死ぬ。
類似事例 |
|
ツトヘビ,ツトッコ,ノヅチ 1956年 槌の形、または藁苞の形をした猛毒の蛇がおり、咬まれると死ぬと恐れられていた。あるいは普通の蛇が鎌首をもたげてきたところを打つと、首が飛んでいく。それをよく殺しておかないと、あとでツトッコになって仇をするともいわれる。
類似事例 |
|
ヘビ 1985年 和歌山県 発心門で蛇を見たら、その後3年間体に力が入らなくなり、その後、人の病を治すようになった爺さんがいる。他にも見た人がいるが、見た人は必ず高熱を出して死んでしまった。
類似事例 |
|
ヘビ,ミコ 1963年 岡山県 石槌さんの蛇がいた。巫女が蛇にまたがったが、蛇のほうが強かったのか、寒気がついてうごけなくなった。巫女さんは家に帰りご祈祷をするとなおった。
類似事例 |
|
リョウトウノヘビ 1940年 新潟県 両頭の小蛇を見た。川のそばで見たが、非常に変わった形をしていて、恐ろしくて逃げ帰ってきた。
類似事例 |
|
オオグチナワ 1968年 奈良県 昭和18年頃、炭を焼いている人が山を歩いていたら大蛇が現れた。大蛇は人の気配に驚いて木に巻きつき、首を立てて睨んだ。その人は怖くなって逃げ出し、やっとの思いで小屋に逃げ戻った。
類似事例 |
|
ヘビ 1975年 福島県 ある猟師が兎を撃ったら蛇が出てきた。蛇に鉄砲を撃ったら睨みつけてきて、猟師は病気になってしまった。
類似事例 |
|
ヘビ 1937年 愛知県 ある男がどく岩へ仕事に出かけた。すると道に大きな丸太が横倒しになっていた。跨ごうとしたら動き出した。実はそれは大きな蛇で鎌首をもたげて赤い舌を出していた。命からがら家に逃げ帰ると、そのまま寝込んでしまった。蛇に毒を吹きかけられたのだという。
類似事例 |
|
ダイジャ 1955年 静岡県 高い所で炭焼きをしていると大蛇が襷や帯に化けて流れてきて、拾いに来た者を噛んだ。ある人が焼き石を淵に投げ入れ、大蛇は目をつぶされた。
類似事例 |
|
ダイジャ 1937年 愛知県 大蛇を見た者が病気になって死んでしまった。他にも大蛇が目撃された所があり、あるいは同じ大蛇なのかもしれない。
類似事例 |
|