キツネ 1995年 愛知県 道に迷ってぐるぐる歩いてしまうのを狐の仕業にする。
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シラガノオイサン 1982年 鹿児島県 「年取りの晩に便所にいくと白髪が生える」といって、子供が便所に行かないようにさせる。この晩、白髪のおいさんが便所まで来ているらしいからだ。
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タマシイ 1964年 青森県 7月20日ごろ恐山に行ったら、夜、坊さんが鉦を鳴らし、小坊さんがタイマツを持って「こっちだこっちだ」と言いながら歩いていた。魂が迷っているのを探すのだという。
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アワセカガミ,アクマ 1998年 静岡 夜の二時に、二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
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キツネ 1984年 山梨県 結婚式の帰りの夜道をご馳走を持って歩いていたら、狐に「こっちだこっちだ」と声をかけられて連れ回され、おみやげを取られた。
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キツネ 1938年 長野県 ある人が道に迷うが、実は畑の中を歩いていた。「これは狐にやられたな」というと、本当の道が見つかった。
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フネ,コエ,レイコン 1970年 神奈川県 南風で波が高く、大雨が降っているとき、夜に声や和船の音が聞えてくることがある。猟師にしか聞えないのかもしれないと言われる。帰れ帰れと霊魂が知らせているのだという。
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キツネ 1995年 愛知県 狐は化かして同じところをくるくる歩かせて、人を帰れなくさせる。
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ヨブコエ,アヤカシ 1992年 広島県 海から「こっちに来い」という声が聞こえてくる。声に呼ばれていったら死ぬ。6,70年前にその声に殺された人がいる。
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キツネ 1931年 長野県 道に迷い帰れなくなったので、狐に化かされたのかと思い、煙草を吸ってもう一度考えてみた。するとすぐ自分の前に大通りが見えてやっと家に帰ることができた。
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(ゾクシン),カガミ 1998年 静岡県 夜中二時に二枚の鏡を合わせて鏡の道を作ると、悪魔が来る。
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オテングサン,オオオトコ 1974年 山梨県 炭焼き小屋にどしゃ降りの夜、二人の大男がやってきた。一瞬の後、二人の大男は雨の中たいまつをつけて二町も先を歩いていた。
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キツネ 1997年 青森県 家に帰る途中、萱や葦の中から人の声が聞こえた。その声についていったら道に迷った。きつねの仕業。
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キツネ 1970年 滋賀県 狐に化かされている人は、狐が尾を振る方向に歩いていってしまうと聞いた。
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キツネ 1931年 長野県 夜遅く歩いていたら、道に迷い出るべき道に出られなくなった。そこで煙草に火をつけると、すぐ前の木立の向こうに道が見つかった。
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カミ 1966年 鹿児島県 夜遅く道を行くと、「神におわれた」とか「神がついてくる」という。このような時は便所に逃げる。便所は臭いので、悪い神が逃げて行く。便所に立ち寄らず、家にすぐ入ると、悪い神が悪いことをして行く。
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キツネ 1971年 岐阜県 狐に「こっちに来い」と呼ばれて着いていった人が、話者の家の裏手で死んでいたことがあった。
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ベンジョガミ,フドウサマ 1983年 岡山県 哲西町上神代では、便所神を不動様と呼ぶ。夜に便所に入るときは、「便所の神さん、便所の神さん、明日の晩からは必ずの用があって、よう参りませんけえ」と唱えるのだという。
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キツネ 1979年 岐阜県 むかし、おじいさんが山の奥のほうから夕方に帰ろうとした。すると狐が木の上で右を指していた。右に行くとますます山深くなった。また木の上の狐が左を指していたので、左に行ってしまうと、完全に道に迷ってしまった。
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キツネ 1984年 山梨県 Aさんが、狐に化かされて、道志川沿いのあるぐちへ行って、魚を釣っていたところ、迷うような道でなかったのに、「あにやーい」という声が聞こえてきて道に迷ってしまった。気がつくと野原にいた。
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(リンシタイケン) 1953年 埼玉県 呼び戻されて生き返った人がいた。細い長い橋があって、あっちでは「行くな」、こっちでは「行け」、と言う。迷っていたら「ケエレ」と言う声が聞こえ、戻ると気がついた。
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