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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1995年 愛知県
ある夜、便所に行った子供が「こっちへ来い」と声が聞えて、その方向へ歩き出したら完全に道に迷い二日二晩家に帰れなかった。狐のいたずらだという。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1972年 奈良県
子供が行方不明になる。おばあさんが「あんまり見つからんようやったら、犬を連れてくる」という。途端に子供が泣きながら出てきた。狐にだまされたらしい。
類似事例

キツネ
1982年 東京都
学校で便所に行こうとすると、運動場で神楽をやっていて、、ピイタラピイタラ音がした。昼間にもかかわらず狐にだまされたらしく、その後、行方不明になった。さがし出したところ、七面様で寝ていたのだという。
類似事例

キツネ
1970年 新潟県
子供が帰宅しないので探しているとようやく見つかった。子供は狐にさらわれ、馬の糞をぼた餅だと言われて食べさせられたと話した。
類似事例

キツネ
1964年 山梨県
村の女の子が狐にだまされて行方不明になる。探しにいくと、山の麓で狐のかっこうをして立っていた。村の幼児が狐に憑かれて「シャー」と狐の鳴き声を発した。山に入ると狐に提灯を消される、など。狐のいたずら。
類似事例

キツネ
1988年 茨城県
昔、話者宅の使用人の娘が山に入って、夕方まで帰ってこなくなった。山中で発見されると、娘は「おっかさんを追ってきた」と言いながら山の中に入っていった。しかし娘の母はいなかった。狐が化かしたという。
類似事例

キツネ
1991年 奈良県
3年生か4年生くらいの近所の子が狐に騙されて山に連れて行かれた。夜になっても帰ってこない。夜になっても帰ってこないので村中で大騒ぎをした。そうしたらずぶ濡れになって帰ってきた。
類似事例

カミカクシ,キツネ
1954年 奈良県
中学生の頃、ある家の4、5歳の子供が、夕方急に姿が見えなくなり、神隠しになったことがあった。狐に入られたというとことになって、村中総出で、桝の底を叩いて子供を捜しに出かけた。
類似事例

キツネ
1984年 山梨県
上宿集落の子どもが行方不明になり、夜になっても戻らなかった。近所の人たちが手分けして探したが見つからず、翌朝、七覚川の小道でびしょぬれでガタガタ震えてうずくまっていた。狐の仕業。
類似事例

キツネ
1977年 福島県
結婚式の帰り、子供が夜道を迎えに来たので狐だと思い、縛って背中におぶった。「小便に行きたい」というのを無視して歩いたら、腰の煙草入れを落とされて、それを拾う隙に逃げ出られた。
類似事例

タヌキ
1990年 香川県
夜、山道を木沢に向かって帰っていると、娘が一緒に帰ってくれと言った。後についてきて、小便をするから前に行けと言っても行けない。狸が化けていることがわかったので、違う道を教えたて帰って来た。
類似事例

キツネ
1997年 奈良県
子供が夜道を歩いていると、前から2つ3つの光が見えた。これは狐だと思っていると、母の持っている提灯の明かりが見え、その時には前にあった光は見えなくなった。
類似事例

キツネ
1961年 静岡県
岩地では子どもが急にいなくなることを狐にダマされたという。朝になって帰ることもある。
類似事例

キツネ
1930年 長野県
夜中に人の呼ぶ声がするので表へ出て返事をすると、気持ちが悪くなり家へ入るなり寝てしまった。次の朝、上の家のお祖父がいなくなったというので探すと、下の家のところで寝ていた。狐にだまされたらしい。お祖父の足跡とともに狐の足跡がついていた。
類似事例

キツネ
1986年 石川県
子供が日暮れに遊んでいると、狐がお母さんに化けて山に連れ出してしまった。雪面に子供の下駄の跡と狐の足跡が続いており、その先には子供が凍え死んでいた。
類似事例

キツネ
1950年 新潟県
雪が積もり道に迷って堀に落ちて困っていると、突然婦人と子供が現われ、言われたとおりについていった。すると茶屋にたどり着いたが婦人と子供の姿は消えた。茶屋には婦人と子供が入浴していたが、まったく外出した覚えがないといった。おそらく狐だろう。
類似事例

キツネ
1955年 静岡県
狐が憑くのは、人知れず狐が水桶に小便したのを飲んだためだという。
類似事例

キツネツキ,キツネ
1997年 大阪府
狐が憑いた娘がいて、そこに老婆が現れ呪文を唱えると狐は払われた。また夜に狐に騙されて道に迷ってしまい、いつまでたっても帰路が見つからなかった。やっと見つけると、足は泥だらけであった。
類似事例

キツネ
1985年 新潟県
ある人が夜、父親を迎えに行ったら咳が聞こえた。父親かと思ったら、また別のほうから聞こえてきたので狐だと思い、逃げ帰った。
類似事例

キツネ
1987年 長野県
息子に唐傘を持たせて畑にいる婆の所に届けさせたが,息子はまるっきり別の方向に行っていた。息子によると,途中で「こっちに来い」と呼ぶ者がいて,そちらのほうにどんどん進み,気がつくと道の脇に腰掛けていたと言う。かさはとられてしまっていた。狐に騙されたのだという。
類似事例

カミカクシ
1973年 岩手県
数年前のこと。近所の子供が行方不明になった。帰ってきた後聞いてみると、何かに憑かれて1日中歩き回っていたといった。
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