| オーサキ 1983年 東京都
 キツネをオーサキと言う。昔の人の話では、それが畑へ行くと、そこのうちの畑の石ころを拾っては畑に投げるという話を聞いたことがある。
 
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                    | キツネ 1999年 宮城県
 キツネは人を化かす。歩いている人の視界にある木や石に化け、歩く人に追わせて迷わせる。
 
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                    | タヌキ,キツネ 1991年 石川県
 タヌキやキツネが人を騙す。
 
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                    | キツネ 1973年 鳥取県
 キツネは山中で、人を道に迷わせたり、美しい女性に化けたり、突然きれいな家を見せたり、提燈のロウソクを取ったり、お土産の魚を奪ったりといった悪戯をする。
 
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                    | キツネ,タヌキ 1972年 岐阜県
 タヌキやキツネが目に映ったら、三歩下がり、棒で叩くといいという。
 
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                    | ムジナ,キツネ,タヌキ 1988年 群馬県
 キツネ・タヌキ・ムジナは人をだます。アブラアゲ、イワシなどを持っていると取られる。花さかムジナは特に悪く、歩く人を化かしてとんでもない方向に行かせたりする。ムジナの背中には十文字模様があり、口が尖っている。
 
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                    | キツネ 1982年 群馬県
 キツネは人を化かす。魚やアブラゲを取ったり、一箇所をぐるぐる歩かされたり、肥溜めを風呂に見せられたりする。
 
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                    | タヌキ 1983年 東京都
 尼寺に裏山からタヌキが出てきて、「あたらせてくれ」と言う。そのうちキンタマを8畳ぐらいに広げ尼さんを包んでしまうようなことをやった。面白くない尼さんがキンタマに石を放り込むと、タヌキは逃げていき、その後は行儀よくあたりに来た。
 
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                    | キツネ 1999年 兵庫県
 キツネは人の後ろにはりつくという。
 
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                    | キツネ 1976年 山口県
 きつねは通行人に砂をかけたり、転ばせたりする。
 
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                    | キツネ 1980年 青森県
 キツネは灯りをともして人をだまし、方向をまやかす。
 
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                    | キツネツキ,オイヌサマ 1977年 神奈川県
 キツネ憑きが出たらオイヌサマのお姿を借りてきたり、家の庭先にオハケを立てて、その上で火を焚いたりした。後者のようにすると、その砂盛りの上にオイヌサマの足跡がつき、キツネが落ちるのだという。
 
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                    | キツネヅギ 1952年 神奈川県
 キツネヅキは狐に食べ物を与え、橋まで送るとついた人がブッカエり、狐は逃げる。狐の中には証文を書いていくのもあるという。
 
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                    | キツネ 1980年 青森県
 キツネはキツネ火を見せたり、小鳥や牛馬の鳴き声、マサカリで木を切る音を真似したりする。
 
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                    | タヌキ 1964年 鹿児島県
 化物の中に、タヌキがいる。タヌキは山道を歩いている人の前に、人間の格好をして現れて、人を化かすといわれる。
 
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                    | キツネ 1973年 山梨県
 キツネは雨が降るときにはちょうちんをつける。夜に光るのはキツネがちょうちんをつけて歩いているのだと言う。
 
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                    | (スナマキタヌキ) 1918年 千葉県
 狸が川砂を身にまぶして樹に登り、人が通ると身を振って砂を落としたという話がある。
 
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                    | キツネ 1999年 兵庫県
 山中では、キツネが化かして人を道に迷わせるという。
 
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                    | キツネツキ 1971年 山梨県
 キツネツキといって、キツネにたかられるときつねずしや魚を食べたがって、よくしゃべったり、酔っ払ったようにおかしくなるという。きつねにつかれたら鉄砲でおどかせばとれる。
 
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                    | タヌキ,キツネ,ムジナ 1977年 山形県
 タヌキはいたずらするが化かさない。キツネは人を化かしても殺さないが、ムジナは人を化かして殺す。
 
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