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検索対象事例

カッパ,テンジク
1949年 新潟県
河童は、6月1日に天竺(天空)から降り、八月の末に天竺に帰る。

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カッパ
1976年 新潟県
新潟県北蒲郡の一部で、6月1日に河童が天竺から降り、8月末に天竺に帰っていくという。
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カッパ
1949年 熊本県
河童は、冬の間は山におり、六月に山から下りて水辺に行く。
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カッパ
1985年 熊本県
河童は秋彼岸に山へ登り、春彼岸に川へ下る。
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カッパ
1949年 長崎県
河童は、霜月の29日に山へ帰る。
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ワッパタロ,セコ
1985年 熊本県
河童は毎月十三夜から十五夜満月の間に山へ上りセコになり、25日から28日の頃に山を降りて川には入る。
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ヤマワロ,カッパ
1985年 熊本県
山童が春彼岸に川に入り河童になり、秋彼岸に山へのぼる。
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カッパ
1985年 熊本県
河童は蜘蛛の巣を嫌うので、それが無くなる時期になってから山へ登る。
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カッパ
1959年 山形県
6月1日に水浴びすると河童にとられるといって、川海ともに泳がない日とされていた。
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カッパ,セコ
1986年 大分県
一部県南地方以外では,河童は秋に山に登ってセコ(山童)となり,春には川に下って河童になる。
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カッパ
1967年 福島県
河童はきゅうりとの関係が深く(かっぱきゅうりなどという)、6月15日の天王祭とも結びついている。
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カッパ,ヤマワロ
1953年 福岡県
河童は春から秋にヒョイヒョイと啼いて歩き、子供の足跡のようなものが残る。冬は川から出て山に登り、川の水が澄む。山に登った河童は山ワロになり、クモを捕って食う。
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カッパ
1930年 宮崎県 鹿児島県
河童は梅雨時に山の方からひょうひょろと鳴きながら川へおりていき、稲の刈り上げ時に、また鳴きながら川から山へあがっていく。山と川を往来するのは春と秋の彼岸だという所もある。
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ガラッパ,カッパ,ヤマワロ
1982年 鹿児島県
終戦当時雑誌『キング』に河童は春分頃に渡来する鴫であり、秋分頃に山へ帰るので川にいる時は河童であり、入山すれば山童と申されている、と記載されていた。
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カッパ
1989年 鹿児島県
年に2回、お彼岸のころに朝早く山から川筋を通って「ピーヒョロー」という河童の声が聞こえてきた。河童は夏に川へおりて冬は山へもどるという。
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ヤマンタロウ,カワンタロウ,カッパ
1949年 熊本県
河童は年に二度、山と川を去来する。山にいるときは山ン太郎、川にいるときは河ン太郎と呼ぶ。
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テング
1963年 栃木県
昔、猿のように木に登るのが上手な子がいた。ある朝、その子が母親に今日は笠間の祭日なので今から行って朝飯までには戻ってくると言った。そして朝飯までに戻り、寝てしまった。母親は心配になり部屋に行ってみると、天狗が寝ていた。正体がばれた天狗は家から出て行ったが、長いあいだお世話になったお礼に、雹が降らないようにすることを約束した。
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ガラッパ
1954年 鹿児島県
河童のことをガラッパという。ヒョウヒョウという鳴き声をあげながら、1年に2回、春と秋の彼岸の頃に山と海のあいだを川に沿って往来する。春の彼岸の頃の西風の夜に海へ下り、秋には山へ登ってゆくという。
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ガゴ,ガワッパ
1985年 熊本県
ガコは正月11日に人里に下りてくる。また半夏生に根ざらいのため降りて来て田に入り河童になる。そして八朔の日に山へのぼる。
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カッパ
1930年 長野県
河童について子供から聞いたことをそのまま記したもの。口は鶏の嘴のよう。頭の角と角のあいだが穴になっていて水がある。指の先には棘のような爪がある。からだは丸い。人の尻くだまを抜く。六月頃から出る。その他多数。
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カッパ
1914年 鹿児島県
春の彼岸の頃、雨のそぼ降る夜にヒョウヒョウと鳴く声がする。水から上がって山に登る河童の声だという。秋の彼岸の頃に、また鳴き声がし、河童が山から里に下るのだと言っている。
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