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検索対象事例

キツネ
1976年
年をとった狐が人を惑わしたり子供を煩わしたりする場合は殺すのがよい。狐を獲るには鼠を麻油で揚げ、鈎に付けて釣ればよい。

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キツネ
1970年 滋賀県
狐を捕らえて皮をはいで売ったりすると、狐が憑く。死んだ狐は特に憑きやすいという。
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キツネ
1959年 宮城県
飼われている狐は人の言葉を聞き分け、命令に従い人を取り殺す。狐は人の尻から入りはらわたを食い荒らす。狐を操る専門の女もいる。狐に憑かれたら海の深みに入るとよい。狐は溺れ死ぬ。
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キツネ
1976年
狐はあやしい獣である。常に人間に化けて、人をたぶらかす。また、人の体内に入って苦しめたりと、不思議な事をすることが多い。狐の寿命は800歳であり、300歳になると、人間に化ける。夜には尾をうって火を出す。頭に髑髏をのせて北斗七星を拝み、髑髏を落とさなくなったら、人に変化できるようになる。しかし、これほど修行をしていても、焼いた鼠の臭いを嗅ぐやいなや、たちまち罠にかかって、命を落とす。
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(ゾクシン)
1987年 岐阜県
狐や狸は、冬ならば肉も食べたが、おもに皮を売ることを目的に捕る。狐の毛皮は高く売れて、胃は薬になるが、昔は狐を捕るとバチがあたるといわれていたので捕る猟師はめったにいなかった。
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キツネ
1931年 東京都
憑いた狐を落とすには、できるだけ食べさせ軒下におっぽり出す。そして一同は残りのものを辻に捨てる。すると狐は落ちる。
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キツネ
1938年 青森県
爺に化けた狐を婆が機転を利かせて捕らえ、村人皆で殺してしまった。
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キツネ
1938年 青森県
人間に化けた狐が物持の娘を嫁にもらおうとするが、正体が露見して皆殺しにされた。逃げた狐が仇討ちのために屋根の上で橇乗りしようとするが、杵に油を塗って焼いたもので尻を疲れて殺された。
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キツネ
1983年 茨城県
狐を夫婦の片方だけ殺すと、子どもを囲炉裏に落とすなどよくないことが起きる。
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キツネ,イナリサマ
1988年 茨城県
狐は殺してはいけない。稲荷様のお使いだから祟る。狐の祟りで家が潰れることもある。
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キツネ,キツネツキ
1949年
狐を落とす5つの方法。クヨシ(燻し)掛けは、煙を病人にかけて狐を追い出す。その他に、火渡りの法、湯加持、人型に針を立てて呪う影針行事や剣道行事がる。
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キツネモチ,キツネノタマ
1922年 岡山県
狐持になるには路で狐の玉を拾う。それはまん丸の白い毛の玉という。それを拾うと何時来るとはなく狐が集まってくる。その大きさは鼬かそれより少し小さいという。その狐は玉を拾った人だけに見える。その狐を飼っていると貨幣などを集めてきてだんだん富み栄える。拾った玉を捨てれば狐も共に去るが、富も投げ出さねばならず、以前にまして貧乏になる。
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キツネ
1956年 福島県
狐憑きは硫黄をいぶして生姜を傍に持って行くと嫌う。落とすには油揚げを持って祭に行くとよい。
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キツネ
1938年 長野県
狐が体の中に入ったとき、口の所へ油揚げを持っていくと、狐が舌を出してそれを舐める。また、狐が寝ているとき、石を投げて起こすと狐に憑かれる。
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キツネ,メラシ
1939年 青森県
狐が女に化けて老夫婦をだまそうとするが、正体を見破られる。あまりに畑を荒らすので、この狐は殺されて、爺様の衿巻にされた。
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キツネ,カワウソ
1971年 鳥取県
うそつき狐が川うその仕返しにひっかかって、寒い日に尻尾を使って釣りをする。川が凍って身動きがとれなくなった狐は人間に殺される。
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キツネ,ホーショーノタマ
1939年 青森県
魚が食べたくなった狐は魚売りと話し合って狐が人をだますために必要なホーショーの玉という宝珠と魚を交換した。以後、狐は人をだませなくなり、年老いて人につかまって死んだ。
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キツネ
1982年 宮城県
田植えの済んだ田圃に悪戯をした狐が捕まり、殺すか殺すまいか議論になったが、助けることにした。田植えのしなおしを準備していた夜、狐が大勢来て夜の内に田植えが終わっていた。その後も狐がその田を世話してくれて、その年は豊作になった。それからその家では明神様として狐を祀り、田植えの日にはご馳走をあげている。
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キツネ
1961年 島根県
人に憑く狐は普通の狐とは違う。狐を憑けるには丑の刻参りをする。憑かれると病気になり、その人の口を通じて狐が「○○から来た」と語る。この狐を落とすには小豆飯や油揚げを食べさせたりするか、病人を打ったり叩いたりする。
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クダキツネ
1982年 神奈川県
クダ狐は行者が竹の管に入れて飼っている狐で、始めは物をよく言い当てたり重宝だが、増えて飼うのが大変になると病人に憑く。これを落とすには7ヵ所の墓石を割って持っているとよいと言われた。
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(ゾクシン),キツネ
1935年 栃木県
狐を殺すと、子供が祟られるという。
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