〔カンロ〕 1977年 東京都 寛政元年12月から正月にかけて、江戸市中の林のある場所や、道、橋の、木の葉や石の上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1977年 静岡県 仁寿3年4月庚辰、駿河国で甘露が降った。
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カンロ 1982年 享保14年5月16日、但馬国で甘露が降った。紅葉に付いたのを京都の人が貰いうけ見たところ、露は乾いて跡が白く光っていた。舐めたら甘かったという。また法皇御所の西王母という桃の葉、楓の葉、柏の葉にも降った。頂戴した者の話では但馬のものと同じであったという。
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〔カンロ〕 1977年 島根県 文徳天皇嘉祥3年5月戊戌に、石見の国で甘露が降った。
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〔カンロ〕 1977年 山口県 元明天皇和銅元年5月庚申に、長門で甘露が降った。
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〔カンロ〕 1977年 京都府 仁寿2年5月、京師で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1979年 石川県 仁寿2年5月、加賀で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1977年 大阪府 天武天皇7年の冬10月甲申朔に、難波に綿のような物が降った。長さは5,6尺(約150~180センチ)、広さは7,8寸(約21~24センチ)。風に吹かれて、松の林や葦の原に漂っていた。これを甘露といった。
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カンロ 1982年 享保16年4月中旬、甘露が降った。
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カンロ 1980年 東京都 天保14年の5月8日・13日・18日に、九段の新賀と西丸下の水越、そして八代洲岸の林の庭園に甘露が降ったとしてもてはやされた。享保・寛政年間にも同様のことがあり、これは祥瑞と見なされた。
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カンロ 1976年 大阪府 天武帝7年10月、綿のような物が難波に降った。長さ5,6尺ばかり、広さ7,8寸で、松原や葦原に及んだ。その当時の人はこれを甘露と呼んだ。
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〔カンロ〕 1977年 奈良県 仁寿2年5月、大和で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1983年 島根県 仁寿2年5月、隠岐で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1985年 山口県 仁寿2年5月、長門で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1981年 鳥取県 仁寿2年5月、因幡で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1984年 兵庫県 仁寿2年5月、播磨で樹上に甘露が降った。
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〔カンロ〕 1978年 福井県 仁寿2年5月、越前で樹上に甘露が降った。
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セイウ 1980年 福島県 寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
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(ウルシノミノヨウナモノ) 1982年 享保18年、水口より伊勢路にかけて、大豆に似て平らで小さな漆の実の様な物が降った。木曽路ではこの実を粉末にして米に混ぜて団子にして食べると言う。江戸道中にはだいたい降ったと言う噂である。
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〔カンロ〕 1980年 兵庫県 仁寿2年5月、但馬で樹上に甘露が降った。
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