きたろう狐 | キタロウギツネ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	0730068

■	呼称（ヨミ）	キタロウギツネ
■	呼称（漢字）	きたろう狐

■	執筆者	野村純一

■	論文名	どんぺからっこ・ねっけど（十六）―最上の昔話―

■	書名・誌名	芸能
■	巻・号／通巻・号	7巻9号／通巻79号
■	発行所	芸能発行所
■	発行年月日	S40年9月10日
■	発行年（西暦）	1965年
■	開始頁	70
■	終了頁	71

■	掲載箇所・開始頁	71
■	掲載箇所・終了頁

■	話者（引用文献）	柿崎三作

■	地域（都道府県名）	山形県
■	地域（市・郡名）	天童市
■	地域（区町村名）

■	要約	昔天童にきたろうという名の狐がいた。人に化けて山形の殿様に飛脚として仕え、秋田の殿様に手紙を運んだ。飛ぶように速かった。途中にあぶらげを売る店があり、必ずそこに寄ってあぶらげを食べた。その様子から狐ではないかと怪しんだ農鍛冶屋が、ねずみを油で揚げて鉤に引っかけておくと翌朝きたろう狐が引っかかっていた。類似事例

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