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番号 0850002

呼称(ヨミ) エヅナ,キツネツキ
呼称(漢字) エヅナ,狐憑き

執筆者 小井川潤次郎

論文名 狐の憑いた話二三

書名・誌名 山陰民俗
巻・号/通巻・号 通巻3号
発行所 山陰民俗学会
発行年月日 S29年8月1日
発行年(西暦) 1954年
開始頁 3
終了頁 6

掲載箇所・開始頁 3
掲載箇所・終了頁 4

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 青森県
地域(市・郡名) 八戸市
地域(区町村名) 是川

要約 昭和21年、部落の17歳の男が胸の痛みを訴え、夜通し喋るようになった。同じ家に住む女の教師は、毎晩9時頃、鼡(ねずみ)のようなものが部屋の上を横切るのを見た。男に狐が憑いたのだと言われ、男は異常な食欲を示し、金品を盗ったりするようになった。親戚の一人が折檻すると、狐は出ていった。教師はエヅナ(狐)を見ていたのであった。
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