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番号 1350147

呼称(ヨミ) タダタビサカサザクラ
呼称(漢字) 忠度逆さ桜

執筆者 小堀修一

論文名 浅間信仰小論―室人島をめぐって―

書名・誌名 伝承文学研究
巻・号/通巻・号 通巻3号
発行所 むつひ会
発行年月日 S37年12月1日
発行年(西暦) 1962年
開始頁 35
終了頁 44

掲載箇所・開始頁 36
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) (「上州路」伝説篇)

地域(都道府県名) 群馬県
地域(市・郡名) 渋川市
地域(区町村名) 中郷

要約 双林寺の境内の桜は「忠度逆さ桜」という。その由来は、2代目住職の前に一人の座頭が現れ平家物語を語ったが、「行暮れて木の下蔭をと宿せば花ぞ今宵のあるじならまし」の歌を詠じて消えてしまう。住職がそれを平忠度の亡霊と喝破すると、白馬にまたがった忠度が現れ桜のむちを地上にさして去る。そこから芽が出たものだという。
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