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番号 |
1350294 |
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呼称(ヨミ) |
オシドリ,フジン |
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呼称(漢字) |
鴛,婦人 |
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執筆者 |
上野陽子 |
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論文名 |
『沙石集』と在地伝承 |
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書名・誌名 |
伝承文学研究 |
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巻・号/通巻・号 |
通巻52号 |
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発行所 |
伝承文学研究会 |
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発行年月日 |
H14年4月10日 |
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発行年(西暦) |
2002年 |
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開始頁 |
62 |
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終了頁 |
74 |
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掲載箇所・開始頁 |
64 |
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掲載箇所・終了頁 |
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話者(引用文献) |
(『阿蘇郡犬伏町郷土誌』) |
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地域(都道府県名) |
栃木県 |
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地域(市・郡名) |
佐野市 |
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地域(区町村名) |
黒袴町 |
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要約 | 犬伏町下の谷に鴛鴦塚がある。太田二郎左エ門尉式宣という弓術の達人が、鳥獣を射ていた。ある日三毳山で狩をしていたが終日獲物がなく、帰ろうとしている時に阿曽沼の東岸で鴛鴦を見つけて射て持ち帰った。その夜熟睡していると忽然として戸外に声がして、妙齢の婦人が歌を詠み、号泣した。3、4回それが続いたので一喝し戸を開けると一羽の鳥が飛び去った。不審に重い夜が明けてから鴛を射たところに行ってみると、鴛が菰の茎を咥えて死んでいた。式宣は悔悟して、自ら塚を築いて鴛を併せて埋葬し、入道した。
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