耳切り坊主 | ミミチリボージ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	1840070

■	呼称（ヨミ）	ミミチリボージ
■	呼称（漢字）	耳切り坊主

■	執筆者	中村亮雄

■	論文名	首里の童謡

■	書名・誌名	ひでばち
■	巻・号／通巻・号	通巻9号
■	発行所	ひでばち民俗談話会
■	発行年月日	S33年4月30日
■	発行年（西暦）	1958年
■	開始頁	1
■	終了頁	4

■	掲載箇所・開始頁	3
■	掲載箇所・終了頁	4

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	沖縄県
■	地域（市・郡名）	沖縄市
■	地域（区町村名）

■	要約	黒金座主という僧が妖術を使い邪教を広めて反乱を企てていた。そこで大村王子は自分の妾の髪にまじないを施し、信者に仕立てて黒金座主のもとに参詣させた。黒金座主は、妾が美人であったため妖術でまじないを取り除き、犯してしまった。これを知った大村王子は黒金座主を呼び、隙をみて耳を切り落とした。それがもとで黒金座主は死んだが、それ以来大村御殿には耳切坊主の幽霊が出るようになった。また、その祟りから大村御殿では男の子は育たないという。類似事例

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