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番号 |
C0730308-000 |
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呼称(ヨミ) |
オオスギノセイレイ,ササヤキバシ |
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呼称(漢字) |
大杉の精霊,耳語橋 |
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執筆者 |
和田文夫 |
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論文名 |
第一編 第七章 昔話と伝説:二 (二)樹木に関する伝説 |
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書名・誌名 |
福島県史 24 民俗2 |
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巻・号/通巻・号 |
24巻 |
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発行所 |
福島県 文書広報部 (厳南堂書店) |
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発行年月日 |
S42年3月31日 |
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発行年(西暦) |
1967年 |
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開始頁 |
545 |
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終了頁 |
557 |
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掲載箇所・開始頁 |
547 |
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掲載箇所・終了頁 |
548 |
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話者(引用文献) |
(『東北の伝説福島県の巻』) |
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地域(都道府県名) |
福島県 |
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地域(市・郡名) |
福島市 |
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地域(区町村名) |
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要約 | 笹木野の里の長者の娘に、毎晩しのんできた武士が、ある夜悲しそうに今夜限りと告げるので、娘は男のはかまのすそに長い糸を縫いつけた。あくる朝人を頼んで探してみると糸は近くの大杉の枝にかかっていた。神おろしをして聞いてみると、大杉の精霊が武士の姿になって娘のもとに通っていたのであった。精霊が今夜限りと告げたのは、福島藩主板倉公が一本の木で居室を作るための材木を探した結果、この笹木野の大杉に目をつけたからであった。大勢の人夫が苦心して切ったが、動かそうとしても次の日にはもとの場所に戻っている。古老が「精霊が通っていた女に音頭をとらせるとよい」と告げ、そのとおりにするとたちまち運び出すことができた。大杉は板倉公の居室に使用され、余った材料は大仏となり、耳語橋の材料になった。耳語橋が夜中にささやくのはこのためだという。
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