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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

トウサンノボウレイ
1995年 福島県
父の死んだ晩、部屋から出ようとしたら後から父の亡霊にすがられて身動きができなくなった。風呂に入ろうとしたら、水を出さないのに頭に水が流れてきた。

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モウジャノテ
1999年 栃木県
夜中にトイレに行くために起きた時、床から亡者の手が出ているのを見た。
類似事例

ヒトダマ
1983年 山梨県
人が死ぬ前に人魂が飛び歩いたときいた。Aさんは自分でもみたことがあって、お風呂に入っていると青いような赤いような丸い人魂がでてきた。
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オト
1958年 栃木県
曾祖母が死に、母が死に水を取っていたとき、閉めてあった雨戸がガタンとなった。その瞬間母の顔色が変わり、「おばあさんの魂が抜け出してしまった」といった。
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イチジャマ,シリョウ
1996年 沖縄県
死人に取り憑かれた人を見た。ある時老婆が悲鳴を上げて「腕を失ってからは、後生に来ても働けず困っている。年忌を延期するなどもってのほかである。墓の中は湿っていていやなので、水を早く抜いてほしい。」と口走っていた。これは、死霊が物を言わせていたのである。
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レイコン
2002年
霊媒であった姑の死後、仏壇で拝んでいたらなにかが体に入り、以後死者の霊魂などが見えるようになった。
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キツネ
1979年 岐阜県
ある家で葬式をしたとき、お線香を上げに夜遅く来た人がいたので、泊めて風呂に入れたら狐だった。
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ムジナ
1976年 宮城県
爺さまが堤につかって死んでいた。前の晩、婆さまに化けたムジナがでて、風呂がわいたから入れというので、爺様は風呂に入るつもりで堤につかって死んだのだという。
類似事例

カナシバリ,ユウレイ
1987年 岩手県
眠っているとかなしばりのような状態になった上、蒲団の中から引きずり出されて川に落とされそうになった。やっと振り切ると中年女性の人影らしきものが天井へ上がっていった。間違いなく幽霊だという。
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ヒトダマ
1959年 福井県
隣の家の息子さんが亡くなった時、便所の方から浜へ人魂が飛んだ。
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マサユメ
1946年
妹の主人が旅行している間、妹は実家に泊まっていたが、夜に海で自分の夫が溺れている夢をみて飛び起きた。帰ってきた夫に尋ねると、夢に見た時間に海で溺れそうになっていたという。
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(ヤナリ)
1990年 福島県
話者の他家に嫁いだ姉が亡くなった晩、カラカラと窓の開く音や、階段を上がる足音がした。話者の父が亡くなったときも、一晩中家の中がガタガタとしていたという。
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シリョウ
1976年 大分県
死霊が憑いた場合には、その墓へ行って、一週間水を掛けて落とすという。
類似事例

ネコ,シニン
1943年 福島県
死んだ人の身に猫の魂が入ると死人は起き上がったり歩いたりする。死人の体をたたいて猫の魂を出すと動かなくなる。
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(ゾクシン),シリョウ
1933年 京都府
葬式から帰ってくると門口で柄杓一杯くらい水を流しその上にたらいをまいてふみふみして家に入る。でないと一緒についてきた死霊がはなれずにいて間もなくその家に死人ができるという。
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ユウレイ
1987年 長野県
怨念を晴らすために幽霊は,両手を外向きに垂らし,足が無く髪を振り乱した姿で,死んだ家にでる。
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ウミデシンダヒト
1956年 東京都
海で死んだ人の霊が、人に憑いて「水をくれ」と言った。
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カミサマ,ホトケサマ
1995年 青森県
暗い夜に母屋から便所への土間の途中で古材につまずいて前に倒れ、顔面が古材の釘にささる寸前、体がそり返り元に戻った。そばにいた母は手を合わせて神仏を拝んでいた。
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ハハノボウレイ
1995年 福島県
若くして奇病で死んだ母の7日の斎に自宅で親類が会食していると、2階がガタガタと揺れ動き、警察官が調べたが何事もなかった。安心して1人でトイレに行ったら外で母の亡霊を見た。
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ユウレイ
1988年 長野県
死者の霊が幽霊となって出てくる。それらは、女の姿をしており、髪を乱して着物を着、両手を前にだらりと下げていて足がないという。家の中や屋敷内、お墓に出る。
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シシャノレイ,(ツキモノ)
1989年 長野県
死者の霊が人に憑くことがある。取り憑かれると、神懸かりの状態になった。離すために、水垢離をとったり、南無妙法蓮花教を唱えたりしたという。
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