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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テングサマ
1967年 新潟県
雲台寺に黒松の大木があり、駒ヶ岳から天狗様が降りてきて枝の上で住職と碁を打って年越しをする。天狗は住職に勝ったことがなく、取り上げられたままの団扇を取り返そうと毎年やって来るのだという。

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テング
1988年 奈良県
神野山の神野寺に天狗杉と呼ばれる、高さ十数m、周り3mばかりの巨木があって、幹や枝の皮が剥げている。この杉に住む天狗が弟子たちに術を授けたり、枝から枝へと行をしたりするので、そうなるのだという。
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テングイワ
1931年 宮城県
昔、北方岩木山からやってきた天狗が誤って杉の頂で目をついたため、その杉を切り取り、大石を乗せたという。これを天狗石という。
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テング
1967年 新潟県
七歳の男の子が母親と雲台寺に参拝する途中大鷲にさらわれた。すると空から帯を解けとの声がしたので、男の子が帯を解くと鷲から離れ、松の上に落ちて命拾いした。天狗が助けたのだといわれ、その松は雲台寺の天狗松と呼ばれた。
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テング,テングスギ
1929年 東京都
田んぼの真ん中に立っている大杉がある。この枝が下に垂れているのは、天狗が来て、この樹の又に腰掛けたからだという話をきいた。この杉を天狗杉と呼んでいる。
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テング
1980年 和歌山県
大きな松の木に天狗が出たという。天狗松と呼ばれる。星山橋の近くにも天狗がいたという所がある。
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マンタロウテング,テングノマツ
1967年 群馬県
万太郎天狗の松と呼び親しまれている老松がある。正月十五日にお山の万太郎天狗が降りてきて、松の二又に別れたところに腰掛けて部落の様子を見るという。
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テング
1989年 鳥取県
法勝寺の寅蔵という男が、ジャアジャヤマ(阿賀山)で天狗に遭った。天狗は竹のそべ伐りが一番苦手だと言い、寅蔵は牡丹餅が苦手だと言った。寅蔵は竹のそべ伐りを用意して天狗を呼んだ。天狗は牡丹餅を投げつけたが寅蔵は拾って食った。天狗は往生してしまい、寅蔵が勝った。
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テング
1976年 三重県
大晦日の晩に、天狗さんがきて火を灯すという木がある。
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テング
1931年 長野県
傘形の古松は、天狗が来て遊ぶ樹だといわれて昔から切らずに保存されている。
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テング,センニン
1932年 徳島県
阿波の板野郡の大麻神社の裏山の奥の院あたりには天狗が住んでいて、一年間天狗と共に木の実や草の根を食べれば飛行自在で生死を超越した仙人になると言われる。しかし、天狗に蹴落とされ、戸板に乗せられて帰ってくるので、戸板仙人と呼ばれたという。
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テングサマ
1983年 富山県
古い木の高には天狗さまがおられる。また、古い木の中には天狗様といって神様がおられるが、夜中に木を切る音がする。
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テング
1969年 愛媛県
石槌山は天狗の巣である。麓の村では裏庭にある高い松に夜になると烏天狗がとまっているという。大きなムクの木にも闇の晩に天狗が来て休んだといい、小さな火の光が枝の間で光っていると言われた。
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テング
1931年 兵庫県
博奕打が負けて帰る途中の峠で独り言を言っていると天狗が来て、さいと羽扇を交換した。天狗は博奕の稽古をしていたところを村人に見つかり、逃げようとしたが扇がないので逃げることができず、とうとう捕らえられてしまった。
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テング
1959年 長野県
高い石段を登ると、小さな祠がある。大きな木を切り倒したとき、その音が北の山々に届いたほどである。社の左に杉と檜の抱き合わせの木があり、これを切った時には、赤い着物の天狗が木の股から現れたという。
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テング,ヤマノカミ
1971年 福井県
天狗は山の神様。他の木と違うところのある変わった木は、天狗の御休み場である。
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テング
1982年 群馬県
天狗が迦葉山に寺の小僧に化けて住み込んだ。ある年の十五夜の晩、その小僧がいい事をして見せると言ってススキの葉の上を飛び、白い馬に乗って行ってしまった。以来迦葉山では天狗を祀る。
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テングサマ
1968年 群馬県
天狗様は高い木や老木が大好き。木の上をキネズミのように飛び歩くという。
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テング
2000年 大阪府
東の木といわれる杉の木は、天狗が降り立つ木。
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テングノタイコ
1988年 富山県
下吉の大きな木には天狗がおり、夜になると太鼓を叩いた。
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テング
1940年 福井県
日清戦争終了後に、天狗さんが戦場で働いてくれたのだとして、赤飯と酒を供えてお礼参りをした。神社の鳥居先にある杉には天狗さんが住んでいるとされている。もしこれを切ると、血が出るといわれている。
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