ワラニンギョウ,ジョコンボ 2002年 石川県 ハシカ流し用のワ藁人形。サンダワラに乗せて川へ流す。目鼻は描かれていないものの、手足は揃っている。
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ベンジョガミサマ 1982年 東京都 身重の人が便所の掃除をきちんとすると、器量の良い子が生まれるという。お産に立ち会う便所神様がきれい好きなので、喜ばれるのだ。箒神様という神様も、やはり女の神様だという。
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コウジンサマ,ベンジョガミサマ,ホウキガミサマ 1982年 東京都 お産の時には荒神様、便所神様、箒神様の3人の神様が立ち会ってくれる。だから女性は特に、荒神様と便所神様に普段からちゃんとしておかなければならない。
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ベンジョガミサマ 1982年 東京都 便所神様も女性には大切な神様で、便所をきれいにすると良い子が生まれる。
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ベンジョノカミ 1957年 岐阜県 便所の神様は、本来最も位が高い。便所の神様はきれい好きなので、妊婦は便所へ入るごとに掃除をすると美しい子が生まれる。また便所の神様に憎まれると重い病気にかかる。蕗の葉、黍の葉を便所の中に落とすと便所の神に叱られる。
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(ゾクシン) 1980年 岐阜県 便所の神に関する俗信。歯が痛いときや下の病のときは、便所神様を拝むと治るといわれている。便所神様は煙草好きなので、皿の上や木の葉にきざみ煙草を供えるという、など。
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セッチンノカミサマ 1948年 青森県 ヘンチ(便所)の神様には手足がない。神様が口で受けることになるので、便所で涎をたらすものではない。また、便所の神はお産の神でもある。産が重いときは家人が背負い帯を持って便所へ行き、神様を背負ってくる。しばらくすると、不思議に産が軽くなる。
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ベンジョガミ,(ゾクシン) 1933年 埼玉県 午後六時に便所に入ると、便所神様に尻を引っかかれるという。
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コンジンサマ 1982年 群馬県 金神様はおっかない神様。どこにいるかわからない。言う事を聞かない人のことを俗に「あいつは金神様だ」などというくらい因業な神様。
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センガミサマ 1965年 長崎県 セン神様は作神様だともいう。
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センチノカミサマ,(ゾクシン) 1915年 島根県 便所に入る前に必ず咳払いをしないと、せんちの神様(雪隠の神様)に行き当たって病気になるという。
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ナナクサノカミサマ 1982年 新潟県 七草の神様は女の神様で、稲・年取り神で7日夜には神様が藁を与えるという。
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センチノカミ 1915年 島根県 便所へ入る前は、必ず咳払いをしないと、雪隠の神様(せんちの神様)に行き当たって、病気になる。
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ベンジョガミ,(ゾクシン) 1973年 香川県 便所神に関する俗信。便所神はオチョウズノカミという。盲目の神様なので、ぶつからないように便所に入るときには必ず一言咳などをする。黙って入ると、手をつきだすなどといわれている。泉の神さんと便所の神さんを祀っていると目を病まないという。また、便所を汚くしておくと、目が悪くなるという、など。
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カッパ 1961年 秋田県 15日は、山王様のお祭りである。この神様はカッパの神様だという。
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ベンジョノカミサマ 1982年 宮城県 便所に入るときは咳払いをしてからにしないと、便所の神様が出る。話者の叔母は紫の着物を着た女の人の後姿を見たという。
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イクレイジン,タヌキ 1963年 岡山県 病人が出ると法印2人を頼んで憑いている神様を見てもらい、病人の家族が憑いている神様の場所に御幣を置いてくれば治る。憑く神様には普通の神社の神様と、下等なイクレイジンという2種があり、イクレイジンは狸である。
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フナダマサマ 1964年 福島県 船玉様は女の神様だといわれている。
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ベンジョノカミサマ 1938年 福島県 便所の神様は盲目である。便所へ唾を吐くと目を病む。麻がらなどの捨木を溜の中に捨ててはならない。盲目の神様が拾い上げるのに苦労するからだという。
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ホウベンサマ,ホウベンギツネ 1957年 新潟県 ほうべん様という神様は狐を使う神様で、その狐をほうべん狐という。
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(ヤマノカミノタタリ) 1984年 新潟県 病気に罹ると、山の神にたたられたという。
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