ヒトダマ 1987年 奈良県 人魂を見たことがある。晩に買い物に行った帰り、青い火の玉が墓のほうから来て、飛んで行った。建て前をしてある家があり、その扇を立ててあるところまで来たらぱっと消えた。
 類似事例 |
|
ヒトダマ 1992年 奈良県 近くの家から人魂が出てきた。10センチメートルぐらいの青い火の玉で、尾を引きながら4・5メートル飛んだ。半月ほど後、その家の人が死んだ。
 類似事例 |
|
ヒトダマ 1996年 神奈川県 子供のときに人魂を見たことがある。黄色っぽい色の直径20センチほどの玉で尻尾のようなものがあった。それが通ると誰かが亡くなるということを聞いたことがある。
 類似事例 |
|
ヒノタマ,ヒトダマ 1976年 愛媛県 筆者が大東亜戦争中に、以前火の玉を見た火葬場の付近で、青味を帯びた以前より大型の、尾をひいた火の玉を見た。屋根の高さぐらいの所をゆらりゆらりと風に吹かれるように飛んでいた。この火の玉を人魂ということをあとで聞いた。
 類似事例 |
|
ヒトダマ 1937年 大阪府 夜、大人の首程もある青味がかった火の魂が、変形しながら飛んでいるのを見た。目撃者は他にもおり、これこそが人魂だということになった。その後、筆者は二度目の人魂を他所で目撃している。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1960年 静岡県 火の玉を見た。はじめはチカチカと1分くらい光っていたが、橙色の光が強くなり、2、3秒ほどの間、まっすぐ降りてきた。降下は途中で止まり、2、3秒ほど横に20mほど飛び、再び地上に向かって降りてきた。再び降りてくる頃からボーッと段々消えていった。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1999年 宮崎県 話者が中学3年生のころのこと。火の玉を見た。オレンジ色で長い尾を引いて飛んでいた。地上3m辺りのところを飛んでいった。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1999年 宮崎県 1945年の夏のこと。ある夕方、火の玉を見た。青白いぼやけた光で、尾を引いてゆっくりと飛んでいた。
 類似事例 |
|
レイ,ヒノタマ,ヒトダマ,ヒカリダマ 1983年 群馬県 火の玉や人魂や光玉は青い。これらが出るのを「霊が飛んだ」という。人が死んだ夜に、3人がかりで抱えるほど大きな光玉が道を転がっていくのを見た人がいる。人に会ったり人が近付くと消える。
 類似事例 |
|
ヒトダマ 1996年 神奈川県 若い頃に人魂を見た。夕方、流れ星みたいなものが余り高くないところをすーっと行った。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1964年 福島県 幼い頃、4500メートルも離れている村の北のほうの上空を、いくつも火の玉が横に移動していくのをみた。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1938年 少年時代に火の玉を見た。夏の夕方、「火の玉が高い木の枝にぶら下がっている」と父母が教えてくれた。見に出ると、木から離れ長い尾を引いて飛んでいた。
 類似事例 |
|
ヒトダマ,ヒノタマ 2002年 香川県 人魂と火の玉は別のものである。火の玉は明かりがさすという。対して人魂(リン)は尾を引いてしゅーっと飛ぶという。
 類似事例 |
|
ヒトダマ,ヒノタマ 1995年 愛知県 人魂、火の玉は魂。人が死ぬと出て行く。昔は人魂が歩いたと言われる。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 2005年 島根県 話者は小~中学生のころに火の玉を見た。友人と火の用心の見回りをしていたとき、人の頭くらいの大きさで、凄い速さで低いところを飛んでいった。
 類似事例 |
|
ヒトダマ 1983年 山梨県 23・4歳の頃、人魂を見た。青い火で万年寺の向こうから出てきた。その時、頭の中がスーッとなった。
 類似事例 |
|
ヒトダマ 1999年 宮崎県 話者の姉の子が死んだときのこと。人魂が出た。屋根の上を、赤い尾を引いた火の玉がパーッと飛んでいった。
 類似事例 |
|
ヒノタマ,ホタルガッセン 1985年 愛媛県 妹と蛍取りに出かけた時、ふと空を見上げると大きな火の玉が青白い尾を引いて上になりしたになり、争っている。人魂かと思った瞬間、背筋がゾクッとして妹を促して帰った。あとで学校で話すと、「それは蛍合戦だ、珍しいものを見たものだ」と言われた。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1986年 愛媛県 夜の10時ころに火の玉が山のほうに飛ぶのを見たことがあるという。
 類似事例 |
|
ヒノタマ 1999年 宮崎県 直径約30cmの丸い火の玉が、青白く尾を引きながら飛んでいたのを見た友人がいる。地上3mほどのところを飛んでいた。
 類似事例 |
|