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検索対象事例

エンコ
1985年 愛媛県
孫兵衛が海で馬を洗っていたとき、エンコが馬を沖へつれていこうとしたが、逆に馬が山の方へ逃げていった。孫兵衛はエンコをつかまえて殺そうとしたが、エンコが悪さをしないと約束したので命を助けた。

類似事例(機械学習検索)

エンコ
1983年 愛媛県
孫兵衛という馬使いが海で馬を洗っていると、エンコが出てきて馬を引き入れようとした。馬は山へ逃げて行き、孫兵衛はそのエンコを捕まえて殺そうとすると、エンコが悪さをしないと約束したので命は助けた。
類似事例

エンコ
1964年 愛媛県
昔、エンコが庄屋の馬を水の中に引き込もうとしたら、馬が跳ねて、エンコを庄屋までひっぱり出して戻ったという。
類似事例

エンコウ
1975年 山口県
エンコウが、馬を川に引きずり込もうとしたが、馬の方が力が強くて逆に引き上げられてしまった。それから、その川には上がらないと言った。
類似事例

エンコ
1976年 山口県
エンコが馬を川に引きずり込もうとして、川岸に引っぱられ、皿の水がなくなってぐったりしていた。皿に水が入ったとたん、力が出て馬を川に引きずり込んだ。
類似事例

カッパ
1964年 神奈川県
間馬川で五郎兵衛が馬を洗っているとカッパに引かれた。殺そうとすると手を合わせるので助けた。その後カッパはお礼に酒の出る徳利をくれた。また子供が泳いでも安全な場所には片葉の葦を生やすと約束した。
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エンコウ
1985年 高知県
馬を引いていたエンコウは、捕まえられて和尚の所に連れて行かれた。反省に寺の庭の草を引かせていたら、一箇所を抜き終わると手を伸ばして次の所を引いていく。数日後に頭の皿が乾いてエンコウが動けなくなったので、これから悪さをしないと約束させて、川に返してやった。
類似事例

カッパ,エンコウ
1928年 島根県
下男が川で馬を洗ったところ、その尾に河童がくっついてきた。主人はそれを厳しく叱り、家で仕事をやらせた。河童がしきりに放免を願うので、主人は元の川へ返したが、そのときに人を害さないと約束させたので、井原川ではエンコウの害はない。エンコウはけつ(しり)をぬく、といわれる。
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ガオロ,(カッパ)
1980年 岐阜県
ある男性が淵の傍で馬を洗っていると、ガオロが馬を淵に引きずり込もうとした。しかし、馬が逆にガオロを引っ張り上げて家まで連れて行ってしまった。それを助けたことがあるという。
類似事例

エンコ,カッパ
1953年 愛媛県
出稼ぎの男が淵に鯰取りに出て水死し、「エンコにケツを抜かれた」と村人は言った。又村人がつないだ馬をエンコに淵の中へ引きずり込まれそうになったが助かった。
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カオロ
1933年 岐阜県
カオロが馬を川に引き込もうとしたが、逆に馬は厩までカオロを引いて帰った。見つけた主人がカオロを殺そうとしたが、助けてくれればお礼に魚を進上すると言い、許してもらった。その後、主人は入用なだけ魚を門前に置いてもらったが、ある時俎の上に刃物を置いていたところ、以後絶えてしまった。
類似事例

カッパ
1933年 山口県
河童が馬を川に引きこもうとしたが失敗した。馬と共に厩の草の下の隠れていたが、馬の主に見つかった。河童が薬の作り方を教えることを交換条件に、命を助けてやった。
類似事例

エンコウ
1955年 島根県
昔、川戸にいた殿様が馬を洗いに江川の畔に出ると、えんこうが馬の綱を体に巻き付けて引きずりこもうとした。驚いた馬は城へ走り込み、えんこうは捕まった。その晩、えんこうが殿様の枕元に現れて、今後は決して村人を害さないことを誓い、証拠として縁の上の岸壁に文字を刻んだ。
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ダイジャ
1979年 茨城県
宍戸公が魚釣りをしていると、愛犬が吠えてうるさいのでその首を切ってしまった。見上げると大木に一匹の大蛇がおり、公を狙っていた。しかし愛犬が殺されたので驚いて大蛇は逃げていった。愛犬によって命を救われた公は、愛犬をねんごろに弔ってやった。
類似事例

エンコウ
1975年 山口県
エンコウが、馬のキンを抜いたが、馬と一緒に引き上げられてしまい、それからいたずらをしなくなった。
類似事例

カブソ
1994年 富山県
湧水のある所を馬を連れて通ると、木の根に馬をつないで水を汲んでいた。突然馬が跳ね上がって、枝を切って逃げた。夜にかぶそ(かわうそ)がやってきて、枝は自分の片手だから帰せと言う。その代わりに村で悪さをしないと約束したので帰してやった。
類似事例

エンコウ
1938年 島根県
えんこうが馬を捕らえようとした。けれども逆に馬に引きずられてしまった。
類似事例

カッパ
1989年 長野県
川に馬が引き込まれようとしていたので尾を見るとかっぱが尻にぶら下がっていた。殺そうとすると命乞いをするので助けた。すると、欲しいときにはいつでもびく一杯の魚をくれるようになったが、その魚を売ると、それ以後貰えなくなったという。
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カッパ
1989年 岩手県
川につないだ馬が深みに引き込まれ、馬は驚いて家の馬屋に駆け込んだ。槽の下にカッパがいたがすっかり弱っていたので、家の旦那殿は殺さずに助けてやった。それ以来カッパはいたずらをすることはなかった。
類似事例

カッパ
1931年 岩手県
昔、川のあたりに馬を繋いでおいたら、河童が馬を引こうとしていた。主人が河童を生け捕ったが、この部落には絶対に禍をしない条件で助命したという。
類似事例

エンコウ
1975年 高知県
渕の岸辺の柳に手綱を結びつけた筈の馬が戻ってきたので、見ると手綱の先に青黒い肌をした赤毛の髪をした3尺ほどのエンコウがからまっていた。その腕を切り落とし逃がしてやると、後で腕を取り返しにきたので、代わりにエンコウ薬の秘法を教わった。
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