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検索対象事例

(ゾクシン)
2002年 香川県
シモラ(屋号)の上にあった家の前に祀っているフナトサンは毘沙門さんでもあり、歯痛の神様だという。歯が痛む人は、自分の年齢の数だけ萩を束ねて供えると治るといわれている。

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フナトサン
2002年 香川県
シモラ(屋号)の門先に祀ってあるフナトサンは平家の落人が逃げてきた作ったものだという。フナトサンは人の命は取らないという。祠の横には溝があり、子どもや年寄りが落ちるが、死んだものはいないという。また、フナトサンは子どもを生むといい、祠の中にある小さな丸い石はフナトサンが産んだ子であり、誰も入れたりしないのに増えていくという。
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ジゾウサン
1991年 高知県
子どもが歯がいたいといったらハギの木を切って小さいハシを作り、子どもの数だけ地蔵さんに供えると歯痛が治った。
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アゴナシジゾウ
1915年 島根県
あご無し地蔵を信心すると、どんなに歯が痛む人でも治る。
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(ゾクシン)
1964年 福島県
歯が痛むときには、お手洗いのかつらの上のほうにある石塔へ、はぎのはしと炒り豆を供える。この石塔は歯の神様である。
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ミミガネ
1957年 京都府
同年齢のものが死に耳鐘を聞くと、自分も死ぬという。
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アナゴシジゾウ
1986年 埼玉県
歯痛の治してくれる。
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(ゾクシン)
1979年 静岡県
シャクジ神様は首から上の病を治す神様である。特に、口の中の病気に効くといわれている。お参りに行って、祠に供えてある石を1つ持ってきて、治ったら2つにして返すという。しゃもじを供える場合もあるという。
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ハイタ,(マジナイ)
1953年 島根県
歯痛のとき、下歯の痛いときは耳のベロの下、上歯の痛いときは耳の前に灸をすえる。
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(ゾクシン),オニ,ネズミ
1933年 栃木県
歯が抜けた時は、「鬼の歯より私の歯のほうが先に生えろ」もしくは「鼠の歯になーれ」と言いながら、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に投げる。
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ネズミ,オニ,(ゾクシン)
1931年 (不明)
上の歯が抜けた時には「鼠の歯ととっかえろ」といって縁の下へ、下の歯が抜けた時には「鬼の歯ととっかえろ」といって屋根の上に投げると、丈夫な歯が生えてくるという。
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カリトサマ
1932年 愛知県
地中から現れた「かりと」を村人が掘り出そうとしたところ急に歯が痛くなったので、石碑を立てて祀った。かりと様といい、歯痛に効果がある。歯痛のため不覚を取った今川の武将の墓とも、具足を埋めたところともいう。
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イヌガミ
1922年 山口県
長州萩の人から聞いた話。犬神は神さんといい、あの家には神さんがいるなどという。神さんの家の者に欲しいと思われた食べ物は何でも腐ってしまう。小学校の時にある生徒の弁当が腐っていたが、同じ組の、神さんの家の子が欲しがったのだといわれた。酒屋は新酒ができればまず神さんの家に持っていって供える。腐らされたりしないようにするためという。
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オマンエノキ,ナナフシギ
1931年 東京都
徳川家康の妾のおまんの方が歯痛で困っていた時、千寿院の僧侶が榎の枝で楊枝を作った。おまんがその楊枝を一寸歯にあてるとすぐに歯痛が治ったという。千駄ヶ谷の七不思議の一つである。
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(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
水の神、農耕の神として祀られていた九頭竜神社は、歯の神様でもあった。
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カッパ
1949年 長崎県
河童は蕎麦を束ねたような姿をしている。
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ジゾウ
1937年 香川県
おなごし地蔵に供えてある麦粉を持ちかえって食べれば歯痛が治る。全快すれば倍にして返す。
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エガカレタウマ
1976年
巨勢金岡が描いた馬が夜な夜な出て萩の戸の萩を喰らったという話は人口に膾炙している。
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(ゾクシン)
1980年 岐阜県
便所の神に関する俗信。歯が痛いときや下の病のときは、便所神様を拝むと治るといわれている。便所神様は煙草好きなので、皿の上や木の葉にきざみ煙草を供えるという、など。
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スイジンサン
1961年 和歌山県
水神さんは井戸の神様。お婆さんが頭を病んだのでヒヤミズで見てもらったら、水神さんを祀っていないからだといわれ、捜して祀ったら頭が治った。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
黒崎の下津野家で名称不明の神様を祀っていたが、一家が引っ越した後ほったらかしになっていたのを隣家の堂本家が管理して祀っている。祀り始めたきっかけは、この家の子供が交通事故にあったことだった。この家の便所が神様の方向にあったため祟りがあったと思い、便所を作り直して、神様を祀ったという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
抜歯したとき、下の歯は屋根の上に投げ、上の歯は床下に投げ込む。
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