ヒトダマ 1937年 大阪府 夜、大人の首程もある青味がかった火の魂が、変形しながら飛んでいるのを見た。目撃者は他にもおり、これこそが人魂だということになった。その後、筆者は二度目の人魂を他所で目撃している。
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ヒトダマ 1991年 石川県 風呂に行くとき、集会場のあったところで青い人魂を見た。地面から出て、空に浮いていた。人骨が残っていたらしい。
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ヒノタマ,ヒトダマ 1976年 愛媛県 筆者が大東亜戦争中に、以前火の玉を見た火葬場の付近で、青味を帯びた以前より大型の、尾をひいた火の玉を見た。屋根の高さぐらいの所をゆらりゆらりと風に吹かれるように飛んでいた。この火の玉を人魂ということをあとで聞いた。
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ヒトダマ 1987年 奈良県 人魂を見たことがある。晩に買い物に行った帰り、青い火の玉が墓のほうから来て、飛んで行った。建て前をしてある家があり、その扇を立ててあるところまで来たらぱっと消えた。
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ヒトダマ 1981年 福島県 子供の頃、近くの寺の裏から人魂が出て、飛ぶのを見た。青白く尾を引いている。この人魂が落ちた先は墓場であった。人魂が飛ぶと、翌日には誰かが亡くなったという知らせが必ず来る。
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ショウネンダマ,ヒトダマ 1952年 兵庫県 伊吹山麓で昨年12月末に人魂を見た。
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ヒトダマ 1981年 茨城県 子供の頃、人魂を見た。北から南へ飛んでいく、くすんだ橙色をした火の玉を見た。大きく見えたが、その数倍の尾を引いて、10秒ほど光ってから消えた。
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ショウネンダマ,ヒトダマ 1952年 兵庫県 人魂は、普通はフワフワと飛ぶというが、軒から出てきて音をたてながら勢いよく飛び上がり、それからフワフワと飛行するという話もある。
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ヒトダマ 1996年 神奈川県 若い頃に人魂を見た。夕方、流れ星みたいなものが余り高くないところをすーっと行った。
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ヒノタマ,ヒトダマ 1999年 宮崎県 1906年のこと。青白い人魂がふわりふわりと飛んでくるのを見た。
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ヒトダマ 1982年 岩手県 人魂は青くて盆のように丸く、ふわふわしたもので、屋根よりあまり高くなく、ゆっくり飛んでいくものであるという。
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ヒトダマ 1938年 東京都 10年程前、雨上がりの静かな晩にヒトダマを見た。球形で青白く光り、輪郭は光が鈍く、三角形の短い尾を引き、ゆるゆると飛んでいた。父の話では、ある人が青山墓地で人魂を見た。唐傘で殴りつけると消えてしまい、傘には痰唾のようなものがついていたという。
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ミヤコドリ 1974年 宮崎県 日向国青島には昔から雌雄の都鳥が棲んでいるが、これは島の神使とされる。此島は霊島であるからか、もしも溺死体が島に流れつくなどの不浄があると、この鳥が庄屋の家に飛んできて鳴くという。
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ヒトダマ 1974年 愛媛県 家に病人がいて、田植えのころに病院に米など荷物を持っていった。そのとき、石手のお墓で青い人魂のようなものが見えたので、驚いて走って通ったが、後から考えると人魂だったという。
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ヒトダマ 1980年 和歌山県 人が死ぬ直前、人魂が飛ぶと聞いたことがある。人魂の落ちた所は、蛆がわくという。
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ヒノタマ,ヒトダマ 1990年 香川県 朝4時半頃、長男と漁をしていたら、西の佐柳島の方から人魂が飛んできた。青とも紫ともいえぬ色で、長く尾を引いて飛び、海の中に落ちた。明くる日、佐柳島の人が死んだ。
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ショウネンダマ,ヒトダマ 1952年 兵庫県 15,6年前に伊川谷町で人魂が、前後に尾を二つ引きながら並んで飛行しているのを見た人がいる。また、人魂は巴のような形でグルグルまわっている場合もある。
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ヒトダマ 1990年 長野県 浅間温泉に行った帰りに、人魂が伊深から矢作の方へ行くのをみたことがある。
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ヒトダマ 1974年 大分県 「人魂」という名の鳥がおり、この鳥が鳴くと人が死ぬという。鳥の正体は定かではない。
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ハマグリ 1983年 秋田県 菅江真澄が米内沢の長野付近で蜃気楼(山内)を見ている。鳥羽僧正の絵のように墨で書いた騎馬武者の出陣らしく見えたと書いている。また八郎潟でも見ている。昔の人は蜃気楼を蛤の妖気から現れるものだと信じていた。
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