国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ネコノマガリ
1937年 京都府
東寺の東南の築地の隅は猫の曲がりと呼ばれ、最も警戒すべき魔所であるとされた。

類似事例(機械学習検索)

カイイ,ネコ
1974年 京都府
京都東寺の塔の脇塀は、巴瓦が猫であって、その所は嫁入の列、葬礼の列や猫を通さない。通れば怪異があるという。
類似事例

アクタ,キツネ
1998年 奈良県
悪田にいるキツネは人を化かすし、悪田には拝んでから入らないと事故があるといわれていた。
類似事例

オニ
1978年 福島県
白川城の東、田川村のほとり、七まがりという坂で鬼が出るという噂があり、見た事があるという人もいた。後に猟師が仕留めたがかもしかであった。
類似事例

ネコ
2000年 神奈川県
おどり場という所があった。猫が踊ったからそう言うのだろう。
類似事例

ツクバイノツジ
1974年 京都府
京都御所の艮角の築地は蹲踞の辻と俗称されるが、夜遅くにこの辻を通ると、呆然として途方に迷ってうずくまってしまうからだという。
類似事例

ネコ
1975年 静岡県
遠江国蓁原郡御前崎の西林院の僧が猫を助けた所、その猫が寺にいついた。ある時寺男が縁側で昼寝をしていて、猫も隣で庭を眺めていたところ、隣の家の猫がやってきて寺の猫を伊勢参りに誘った。しかし寺の猫は、住職に危険が迫っているからと断った。夢現で聞いていた寺男は不思議に思ったが、その夜、天井裏で大きな音がした。4、5日前から逗留している旅僧の雲水はその音にも起きてこなかった。翌朝天井裏を見ると、寺の猫と隣家の猫が血を流し倒れており、その傍らで雲水の服を着た大きな鼠が瀕死の状態でいた。
類似事例

マメダヌキ
1962年 大阪府
東本願寺難波別院の南側石垣の辺りは、豆狸が雨の晩などに、酔客の折り詰めを奪ったりするなどのいたずらをした。
類似事例

リュウ
1970年 奈良県
悪竜を修験者が法力で分断したが、後の祟りを恐れて竜頭、竜胸、竜尾の三寺が建てられたという。
類似事例

タタリ,ヘビ
1974年 宮崎県
日州飫肥の谷で、山に薪を取りに行ったら大蛇に追いかけられた。猫と蛇が争っているのを見た。大蛇に一の矢を射るものには祟りがあるという。
類似事例

マショ,(シタイ)
1981年 東京都
件坂下の御堀は牛ヶ淵といい、それは魔所と呼ばれている。昔、石川新六という者が早出をして、丑三つの時に提灯をぶら下げて通りかかったところ、すっぱりと胴切りされた人の上半身があり、下半身はどこにもなかったという。その後また同じ所に帰ってくると、その死体はなくなっていたという。
類似事例

ネコ,カイ
1976年 熊本県
猫がなす怪異は甚だしいもので、人を死に至らしめる。
類似事例

ジゾウ
1934年 東京都
地蔵のある場所が、墓場のようになっていたため、近くにある住宅に来る女の人が腰抜けになって死ぬのは、その祟りだという。
類似事例

ネコノタタリ
1984年 山梨県
家に病人があったときや、けががあったときに占ってもらうと猫が祟ったといわれたということが最近もあった。
類似事例

ネコ
2000年 神奈川県
猫のお化けが出るというので、猫の祟りではないかということで、念仏講の人たちがお金を集めて供養塔を建てた。そうしたら、猫のお化けは出なくなった。
類似事例

ネコマタバシ
1967年 東京都
明治末期、小石川区の外れ辺りに猫又橋というところがあった。ものさびしく、何か怪物でも出そうな感じがその名前からもして、子供仲間では気味悪がっていたという。
類似事例

カイビョウコタババ
1987年 長野県
昔,ある六部が根津村の長命寺大日堂にお篭りしていると,子猫が沢山集まってきてうるさく鳴く。よく聞くと「国分寺の小太ばば来なけりゃ踊りにゃならん」といっており,大きい怪猫が嵐と共に入ってきて子猫達と共に踊り狂った。六部が仕込杖で怪猫を刺すと,血を滴らせて逃げていった。次の日,「小太ばば」が門前の小太郎の家の老婆であることを知り,訪ねてみると,老婆は昨日足を痛めて寝ているという。六部がお薬師様に祈願して法力を身につけ小太郎の家に乗り込むと,老婆は怪猫の本性を現して尾野山に逃げ込んだ。家を探すと,縁の下から老女の白骨が現れた。小太郎は薬師様に願をかけ,六部の助けで尾野山に飛びつけて怪猫を仕留めた。今も国分寺の裏に六部の石塔があり,小太郎屋敷という地名も残っている。
類似事例

(ゾクシン),ネコ,オンリョウネコ
2001年 鹿児島県
猫の交尾を見てはならない。猫が淋しげに鳴くと死の前兆を告げている。猫が死人をまたぐと縁起が悪い。ウシクドゥというところには怨霊猫がいたと伝えられる。
類似事例

オニ
1977年 福島県
白川城の東、小目川村のほとり、七まがりという坂で鬼が現れると噂され、実際に見たという人もいた。後に猟師に仕留められたがかもしかであった。
類似事例


1975年 愛媛県
大野の観音様の元屋敷から観音様にいたる道は「魔の通り道」といい、いやな場所であるといわれている。
類似事例

バケネコ,ハイラズノマ
1957年 熊本県
人吉城の中に化猫が出るという騒ぎが起き、寛永2年、普門寺のあとに生善院(俗称猫寺)を建てて菩提を弔った。観音堂脇の大木は猫像であるという。本堂には今も入らずの間があり、ここに泊まるとどうしても眠れないという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内