カッパ,ドンバ 1984年 京都府 ドンバはカッパのことらしい。当地のドンバは、ハゼ科の淡水魚ドンコの呼称である。池や沼の底にドンコの大きな婆が住んでいて、水遊びに来た子供たちの足を引っぱる。
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ドンバ 1970年 ドンバとはアメンボのこと、ドンバに引かれて誰かが死ぬと、それから3年目、7年目、13年目には、ドンバに引かれて死ぬ人ができるという。死神がついているのをドンバが引っぱるという。ドンバは死人のはらわたまで食べるという。
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フナシトギ 1956年 海上における一種の怪魚。形はドンコに似て、白い腹の両側に四肢がある。これが船の底に吸い付いて船を停め、または綱を伝わって船内に入り、人を殺害するという。
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ミサキ 1984年 愛媛県 溺死した者はミサキになる。ミサキは人を水中に引っ張り込む。
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カッパ 1992年 宮崎県 宮崎県の耳川・川内川流域では、カッパのことを鳥だとも言う。人間を水中に引き込むとも伝わる。
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ザンビキワラシ,カッパ 1965年 岩手県 ザンビキワラシとはカッパのこと。小学校2、3年生の子どもくらいの大きさで、子どもがいると思って近づくと、水中に引っ張り込まれる。
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カッパ 1980年 秋田県 カッパは人間を川の深いところに連れて行って肛門を破り、舌を抜き、内臓を食べてしまう。
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ガラッパ,カッパ 1989年 鹿児島県 川で人が溺れて死ぬと、ガラッパにお尻を抜かれたという。カッパのことをガラッパという。
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キツネ 1980年 新潟県 きつねはやぶの中で人をだますという。山で昼寝をしているところをだまされ、水の中に引きずり込まれて亡くなった人もいる。
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ガラッパ 1982年 鹿児島県 ガラッパが川へ人を引きずり込むように、人の揚げ足を取って地位を下げようとする人がいる。
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カッパ 1981年 秋田県 カッパは人間を川の深いところに引き込んで、はらわたを食う。小阿仁川にもいる。
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ガタロ 1923年 奈良県 池にいるガタロは、人を引っぱる。
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カッパ 1991年 愛媛県 川に入るとカッパに足を引っぱられる。
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ガラッパ 1963年 鹿児島県 ガラッパは、川の中で相撲を取っている。人のお尻を抜くとも言われる。
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カッパ 1958年 福井県 盆に泳ぎに行くとカッパが連れになって、子供の姿をして泳いでいる。村の子供たちが行くと深みへカッパが引っぱっていくという。
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ヒョウスボ 1992年 宮崎県 ヒョウスボは川遊びの子供を水中に引く。仏様にあげたご飯を食べれば引き込まれないという。
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カワッパ 1972年 福井県 キュウリを食べながら川で遊んでいると、カワッパに引かれる。
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カッパ 1980年 秋田県 川で遊んでいるとカッパが尻の穴から手を入れて人間のはらわたを捕って殺してしまうという。
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カワカンバ,(カッパ) 1990年 長野県 川にはカワカンバがいるので、引き込まれるといわれている。
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カアパ 1960年 岩手県 トロッペイという人が毎日淵で大きな雑魚を取っていたが、ある日、逆に「取られて」しまった。カアパ(河童)が雑魚に化けていたのである。
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