カッパ 1990年 福島県 只見川の河童は胡瓜が好きなので、胡瓜を食べて川で泳いではいけない。河童は子供の尻を抜く。
類似事例 |
|
ガランボ 1985年 和歌山県 胡瓜を食べて川に行くとガランボに尻を抜かれるといった。
類似事例 |
|
ゴランボ 1985年 和歌山県 胡瓜を食べるとゴランボに尻を抜かれる。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 福島県 弁天沼にも河童がいて、胡瓜が大好きなので「胡瓜もっていかれない」「胡瓜食って入れない」などと言った。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 福島県 胡瓜食って川に行くと河童が出る。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 福島県 胡瓜を食べてから川に入ると、河童にゲス(尻)を抜かれる、と言う。
類似事例 |
|
キンキ,キュウリ 1956年 宮城県 牛天王さんは、戦に敗れたとき、胡瓜畑に隠れて助かったので、胡瓜を禁忌として作ったり食べたりしない。昔はこれを厳しく守り、胡瓜にふれたり、見たりするのも嫌ったという。
類似事例 |
|
カッパガミ,キュウリ,ウシ 1956年 宮城県 お花湯立てには胡瓜を二本持参、一本を供え、一本は河童神に供える(川に流す)。今野家では胡瓜を作ることも触れることも禁じられ、牛を飼うことも食べることも禁じられる。部落の人々も胡瓜を供えないうちは食べてはならない。お天王様がボウの病になったとき胡瓜畑で休み、目が覚めると胡瓜を食べてのどの渇きをいやし、迎えに来た牛に乗って帰って助かったからだとされている。
類似事例 |
|
カッパ 1958年 岐阜県 胡瓜の頭を食べると、河童に曳かれる。
類似事例 |
|
カッパ 1941年 秋田県 植物に関する俗信。胡瓜の尻のところを食べると、河童に取られるという。
類似事例 |
|
スサノオノミコト 1935年 長崎県 6月15日、素盞鳴命が胡瓜に乗ってお出でになるので、この日は胡瓜を食べない。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 福島県 河童に尻を抜かれて死んだ子供がいた。胡瓜を食べて川で泳いではいけないというが、腹の冷えるのを予防するため。
類似事例 |
|
オカッパサマ 1956年 宮城県 6月15日はお天王さまの祭りで、お河童さまにあげるといって川に胡瓜を2、3本流す。胡瓜をこの日まで食べない。
類似事例 |
|
カッパ,(ゾクシン) 1940年 秋田県 胡瓜の種は河童を除ける。
類似事例 |
|
ゴズテンノウ 1958年 埼玉県 牛頭天王は胡瓜が大好物で、紋所も胡瓜をモチーフにしている。八王子の別当には畠で胡瓜を作ってはいけないという禁忌があり、「牛講」の講社の家でもこの禁忌は厳しく守られてきた。
類似事例 |
|
カッパ(ゾクシン) 1935年 奈良県 下北山村地方では、胡瓜を食べて川浴びをすると、河童に足を引かれて沈められるといって、現在でも胡瓜の初成りを流す人もある。以前は各家流していた。
類似事例 |
|
オガッパサマ 1974年 宮城県 胡瓜を二本、河童にあげるために、川に流す。
類似事例 |
|
カッパ 1995年 石川県 カッパがいて腸(ガメ)を抜くから、胡瓜や瓜を食べて川へ入るなという戒めがある。
類似事例 |
|
カッパ,ガタロ,シリヌキガイロ 1950年 三重県 旧船津村では河童をガタロや尻抜ガイロ(蛙)とも呼ぶ。ギオンサンの日に胡瓜を食べると青肝になるのでガタロに抜かれる。また胡瓜を食べて泳ぐと抜かれるともいい、周辺の町村では子供達が泳ぐ際には必ず「俺等船津の子」と唱えた。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 福島県 只見川の河童は胡瓜が大好き。
類似事例 |
|
メドチ 1980年 青森県 川のそばの豆腐屋で、畑の胡瓜が毎晩なくなった。爺さんが見張っているとメドチが出た。メドチは胡瓜をもいで爺さんに差し出し、自分もとって、「ありがとう」と言って川へ戻っていった。
類似事例 |
|