ダイジャ 1996年 香川県 葛を取りに山へ行ったら、大蛇が草を押し分けて這ってきた。その人は怖気付いて寝込んでしまった。また、木が倒れているくらいの大蛇に遭った人も、以来寝こんでしまった。
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ダイジャ 1963年 茨城県 岩穴に大蛇がいて人が通れないので大勢が退治にきた。泉で水を飲み、沢に入ると人がいた。大蛇退治の意図を語ると指差して消えた。指差した方に大蛇がいたので皆で矢を射ると、大蛇の目に刺さって大蛇は沢に迷い込み、そこで死んだ。沢の人は山の神だったという。
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オオボウズ,ダイジャ 1968年 奈良県 ハラマキの滝にいる大蛇に小便を入れた一升瓶を、お神酒として供えようとしたら、その晩大坊主にうなされて、寝られなかった。
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ダイジャ 1990年 長野県 昔、すさまじい大雨が降ったとき、尾沢川は増水して山を崩し谷を削った。尾沢山の主の大蛇が怒り、大暴れして里の方に下ってきた。牧野の滝の神様は里人に害があってはならないと大蛇をしかりつけ、三度目に大蛇は言うことを聞いて帰っていったという。
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ダイジャ 1982年 東京都 17,8の娘が川で蚕の綱を洗っていると急に眠くなり、草むらに寝てしまった。すると大蛇がやってきて娘のお腹に入って行こうとするので、若者がこれを引き出した。蛇は怒って若者の首に巻きついたが、天神様の力で退けられ、松の枝の上で息絶えた。
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ダイジャ 1986年 埼玉県 昔、じいさんと娘がいた。その娘は不思議な力を持っていた。ある年日照りが続いたので村人が娘に雨を降らせて欲しいと頼みに行くと娘は「七日七晩は決してお堂に入らないように。」と言ってお堂に入った。一人の若者がお堂を覗いてしまった。するとそこには頭が二つの大蛇がおり、若者の顔を見ると天に駆け昇ってしまった。すると空から大雨が降りだし、三日三晩降り続いた。村人は娘を竜神様として沼のほとりに両頭庵というお堂を建ててお祀りした。
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ダイジャ,ゴウチョウ 1977年 岐阜県 長瀧寺の境内の滝に大蛇が住んでいて田畑を荒らしたり人畜に被害を及ぼすので、寺を訪れた豪潮という僧が退治することになった。祈祷によって大豪雨が降り村は大騒ぎになったが、それ以来大蛇は姿を現さなくなった。
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オクリオオカミ,センビキオオカミ 1970年 鳥取県 昔、七村の神主が送り狼に送られてきたが、急に袖を咥えて引張るので引かれるままにしていると、山の頂上に連れて行かた。送り狼は穴を掘って神主をその中に入れた。しばらくすると、街道を千匹狼が行列して通った。神主は送り狼に救われた。
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ヤマノカミ 1992年 秋田県 ある吹雪の夜半、山の神が若い妊婦の姿をして、七人組の木屋に宿を頼んだが拒絶された。別の六人組の小屋では手厚く迎えたため、山の神は彼らに大熊を三匹与えた。怒りを買った七人組の者たちは無色の小鼠に変えられてしまった。
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キツネ,タヌキ,オオカミ 1981年 和歌山県 狐、狸が人を騙したり、狼が人を食ったりしたので、仏谷の観音様にお願いしたら、御神体を滝に沈めろと言われた。そのとおりにしたら、狐狸狼は出なくなった。
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タキノヌシ,ダイジャ 1985年 和歌山県 平治川の滝壺に牛の糞を入れたら、滝の主が出現した。その背は滝よりも高かったという。主は大蛇である。
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ウンサダメ,カミサマ 1977年 神奈川県 ある狩人が夜遅くなってしまうのでお宮に泊まっていると、神様がその狩人の家に生まれた子は「7つで水で終わる」と言っていた。この子供が成長して、ある日友達と釣りに行こうというとき、川上へ向かう途中で大蛇が出てきて狩人の子供を飲み込もうとした。神様の言葉を聞いて心配していた狩人は、用意していた銃で大蛇を撃って子供を助けた。
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ダイジャ,カマ 1981年 長野県 作男が丸山の森でもや刈りをしていると、睡魔に襲われ、眠ってしまった。目を覚ますと大蛇が男を呑もうとしていた。そのとき手にしていた鎌がひとりでに大蛇に切りかかり、大蛇は消えうせた。その鎌を祀ったのが山の神様という祠。
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ダイジャ 1983年 秋田県 江戸時代、ある老人が山中の峠で一休みしていると笛のような音がした。見回すとブナの古木の洞に大蛇が寝ていた。
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ダイジャ 1989年 岐阜県 夏の昼下がり、旅の坊さんが草むらで大蛇に襲われた。大蛇はどこまでも追ってきて、金生山の頂上付近の岩穴に入ってお経を唱えていると、岩を締め付けてきた。もうだめだと思った坊さんが権現に祀ることを約束すると岩を締め付けるのをやめた。
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ヤッツノアタマノヘビ 1979年 茨城県 八瓶山の主は8つの頭を持つ大蛇だった。若い女性がこの大蛇に次々飲み込まれるので、困った村人は大蛇に8つの瓶で作った酒を飲ませた。酔って眠ってしまった大蛇を、みんなで退治した。
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ダイジャ 1937年 愛知県 車を曳いて道路を歩いていたら、大蛇が横切っていた。念仏を唱えながら立往生をしていたら、人が来て、蛇も山へ上がっていった。それからもその蛇を見た人がいたが、たいてい2日は寝込んだ。
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ヘビ 1985年 山形県 目の良く見えない坊主が山の中で道に迷い、山中の洞の中で泊った。退屈なので持っていた三味か琵琶かを弾いていると、若い娘がやってきた。聞かせてくれと言う。一通り語り終わり、娘に正体を尋ねると蛇だという。子分の蛇もいて、食べ物がないので洪水を起こして村を全滅させて村人を食うつもりという。村に下りてから村人にそれを告げ、村人は対策を講じて蛇は死んだという。坊主は告げ終わると死んでしまったので、それを祀った。
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ダイジャ 1959年 福井県 大蛇が娘を所望するがかなわず、ついに娘を攫って滝の中に没した。この滝が「オトメの滝」である。
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テング,リュウ 1932年 香川県 讃州で満濃池の主の龍が小さな蛇となって日に当たっていると天狗にさらわれ、比良ヶ嶽の洞穴に入れられた。比叡山で水瓶をもった坊主も同じようにさらわれてきた。水瓶に水が数滴残っていたので、龍は坊主と共に逃げ出し、後に荒法師に化けていた天狗を蹴殺した。
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