国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
下女が神がかりになったので、祈祷師が祈祷していると、神に対して許しがたい行為をしていたと告げられた。その行為をしていた祈祷師は動けなくなりその晩に帰った。水を飲むと下女は元に戻った。

類似事例(機械学習検索)

タメミズチョウジャノゲジョノタタリ
1995年 宮城県
溜水長者が息子の結核を治すために、下女を殺してその肝を食べさせた。話者の夫の父が病気になったとき、祈祷師に拝んでもらうと、その下女が頼ってきたのだと言われた。祈祷師に言われて、下女を祀った山の中の地蔵様を拝んだ。
類似事例

タメミズチョウジャノゲジョノタタリ
1995年 宮城県
溜水長者が息子の結核を治すために、下女を殺してその肝を食べさせた。話者の夫の父が病気になったとき、祈祷師に拝んでもらうと、その下女が頼ってきたのだと言われた。祈祷師に言われて、下女を祀った山の中の地蔵様を拝んだ。
類似事例

イヌガミ
1985年 愛媛県
ある男が女を騙した。女が怒って犬神に願掛けすると、その男は足が不自由だったのに海の中を走ったり、天井に吸いついたり、股の下に頭を入れて回ったりした。人々は犬神が取り憑いたのだと言った。
類似事例

テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
足が歩けるようになったら下女が神がかりになり、神を祀ることを許可すると伝えてきた。その晩、この家から杵の音がした。寝静まってからは僧の声が聞こえてきた。
類似事例

テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
孫ジイさんが祈祷をしていると下女に神が憑き、ここを出て中峯に行くと告げた。その後風の音が聞こえ、1ヶ月ほどは神がかりも起きなかった。4ヶ月後、中峯様が戻ってきたと告げられ、祈祷殿を建てると、病気祈祷の参拝者も多くなった。ジイは神主となった。
類似事例

イヌガミ
1984年 高知県
女が重苦しいと言って神職に見てもらうと、神職の祝詞と太鼓に合わせて上下に動いて口走る。動物のような格好をする。犬神が憑いていたのだ。
類似事例

コンジン,アラガミノタタリ
1978年 徳島県
ある女性が肋膜に水が貯まり、どうしても治らない。祈祷師に拝んでもらうと金神さんを汚していることがわかり、早速汚れたものを捨て金神様を祀ると数日で水がたまらなくなった。さらに、荒神さんを清めて祀りなおすと病人は全快した。
類似事例

イキリョウ
1970年 高知県
夫婦が寺に妻の祈祷を依頼してきた。大般若経を唱えて肩に打ち付けると、倒れて正気に戻った。先日大根を取って帰り道に、隣人にその大根を誉められたがあげなかった事で、隣人がこの妻に憑いて奇矯な行動や口走りをさせていたのだろう。
類似事例

イヌガミ
1936年 徳島県
精神に支障を来たした婦人を祈祷したところ、「私は犬神である」、「私は狸である」といった内容の言葉を発した。
類似事例

タヌキ
1983年 香川県
病人が出たので祈祷師を呼んだ。女だったので夜は泊まった。夜中向こうの方で提灯の火が見えた。祈祷師は、自分が拝んで消えれば狸、消えなければ人だと言った。拝み始めると灯は消えた。
類似事例

イヌガミ
1984年 高知県
病気の治癒の為に来た女性が、神職の祝詞に合わせて上下運動をして動物のように四つん這いになった。神職がなだめると、平常に戻った。おそらく分身してしまって魂がさまよったのだろう。
類似事例

タイジ,オンネン
2000年 東京都
男が、孕ませた下女に堕胎薬を飲ませて死なせてしまう。下女が、生まれることの出来なかった胎児の怨念を重ねて、男への恨みとともに泣き叫び、怨霊となって祟る。
類似事例

ホトケサマノサワリ
1985年 青森県
妹の亭主が体の具合が悪いと言って働こうとしないことを尋ねにきた依頼者がいた。祈祷師が拝んでみると、先祖に最後の水をうけずに死んだ人がいるとのこと。朝晩特別に水をあげて供養するようにと指示。
類似事例

コヘビ
1976年 京都府
某家で伯母が同居してかいがいしく働き、家が栄えていた。しかし妻を迎えたところ、妻が伯母に従順しなかったので、伯母を別居させ、食事を持っていくように主が命じたが、妻は主に偽って、持って行く事は無かった。そのうち伯母は病気になったのだが、その頃から妻も心地が悪いと屏風の内にこもるようになった。2,3日もこのようなことが続くので怪しんで屏風の内に入って見たところ、妻の首に小蛇が巻きついていた。修験に祈ってもらったら、小蛇を退治すると妻は死ぬといわれたが、苦しみを見かねて祈祷を頼んだところ、小蛇は首を離れ妻の口に入り、妻は死んだ。その頃伯母も死んだという。
類似事例

〔ミズゴイ〕
1940年 岐阜県
ある家の下女が、その家で飼っていた馬に、毎夜主人に水を飲ませたかと注意されたにも関わらず、水を与えなかった。そのため、ついに馬は死に、その後下女も死んだ。下女は生前馬に水を与えなかったため天罰が下り、水乞食に生まれ、雨が千粒降っても一粒しか飲めなくなった。毎夜口が渇くため、夏になると毎夜「雨降れ」と鳴くという。
類似事例

テンノカミ
1941年 朝鮮
ある老人の花苑がある者たちに荒らされたが、美しい女が現れて杯に水を下さいというので汲んで戻ると、花は元通りに咲いていた。老人は不思議な術を知っているとある者たちがお上に訴え、老人は捕らえられた。しかし天の神の計らいで天から下ろされた綱で天上に救い出され、反対にある者たちが牢に入れられた。
類似事例

ツキモノ
1965年 高知県
村にいるただ一人の祈祷師は、1938年に石鎚山で修行して祈祷師になった人。祈祷師の奥さんは最近、口寄せや占いを手伝っている。憑きものを落す。憑かれた人の目は焦点があわないのですぐわかる。祈祷をすると憑いているものが姿を見せ、病人がふらふら歩き出す。喝をすると病人は倒れ、憑きものは落ちて正気に帰る。
類似事例

(ユメノオツゲ),キトウシ
1976年 京都府
祈祷師のことを拝み屋さんという。川合にいる73歳の、眼を患った老女も祈祷師である。彼女はある晩、夢の中で白い着物を着て神様の前へ行けというお告げを受けた。そこで夜中に神棚に向かっていると神様が見えて以後霊力がついたという。
類似事例

キツネ
1984年 高知県
狐憑きの女が、自分を理解してくれないと言い出した。始末が悪いので、神主が見てみると、祝詞に会わせて上下運動をしたり口はしりをするが、攻撃的である。この女が好きだから憑いたのだと言い残して、女は元に戻った。
類似事例

ウバイシ
1986年 愛知県
ある比丘尼が女人禁制を犯して山に登り、傍らの石に手をついたところ、手が石から離れなくなった。祈祷師を頼んで手を離してもらったが、放置していたら姥石になっていたといわれる。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内