ウロコ,ウジコ 1992年 長野県 安曇氏の先祖を祭っている神社の氏子には、必ず脇の下に鱗を持って産まれる者があるという。
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ダイジャ,ウロコ 1992年 岡山県 藩の典医を勤めていた家の祖先は大蛇と交わったことがあり、それから代々背中には3枚の鱗が生えている子供が生まれる。
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リュウ,ウロコ 1992年 栃木県 藤原秀郷が井戸を掘ったときに、竜宮から招いた竜の子孫であると言われる家があり、そこでは代々腋の下に鱗の生えた子供が生まれる。
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ウロコ,ヘビ 1992年 富山県 ある家の娘は1代に1人ずつ橋の下の蛇に見込まれるという話がある。その娘は腋の下に鱗を持つ。
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リュウジョ 1970年 新潟県 雨生カ池の竜女が若者もとに嫁に来た。その子孫には代々鱗があるという。
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ウロコノアルニンゲン,ヘビ,リュウジン 1992年 新潟県 下田郷の豪遊、五十嵐家の初代は、川の淵にいる蛇(龍神)と名主の娘の間の子供である。証拠にこの人は腋の下に3枚の鱗を持っている。
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ダイジャ,ウロコ 1970年 京都府 ある家の娘が、毎晩草履を濡らして帰ってきた。親が不思議に思って跡をつけると、娘は大池に飛び込んで大蛇の姿になった。この大蛇を退治したとき、3枚の鱗が残った。塚を築いてこの鱗を祀ったのが鱗塚だという。
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ジャシンノオンナ 1974年 和歌山県 紀伊国日高郡真名古村は、蛇の子孫と言って、他所の者と婚姻を結ばず、昔から蛇身の女が一人ずつ生まれるという。この女は容貌がとても優れ、髪の毛は身の丈以上に伸びる。そして梅雨の時期になると、髪の毛が非常に粘り、もつれ合って櫛が通らない。ただ梅雨が明けて近くの川で洗うとさらさらになるという。
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(セニウロコガアルコドモ) 1977年 和歌山県 清姫淵に娘がいた。子どもを産んだが、その子の背中には鱗が2つあったという。
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ヘビ 1936年 岐阜県 ある庄屋の娘の元に若い男が通って来た。素性を明かさないので針に糸を付け男の着物に刺し、朝になってから糸を辿った。すると川の側で大蛇が苦しんでおり、死んだら家を守ると言った。以来家の当主の腋には鱗が3枚生えるという。
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ダイジャ 1966年 新潟県 労咳で病んでいた娘のいる家に美しい男が来て宿を借り、娘の病を治した。ところがその男は大蛇であったので、そみの娘は今でも脇の下に鱗が3枚生えているという。
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リュウノウロコ 1970年 群馬県,岡山県 竜王社には竜の鱗が祀られているという。また、白神神社の宝物にも竜の鱗があるという。
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ウロコ,イルイ 1992年 山梨県 娘が池で泳いでいると、池の中で異類と交わって子供を生んだ。その子供には3枚の鱗が生えており、長者となった後に入道して寺の開基となった。
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(ジャタイコドウ) 1983年 百姓甚兵衛の養女きその息子・金太郎7歳は、顔は常体であるが、脇の下辺りから青々として、全身に鱗が付いており、それは蛇体のように見えるという。
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ウンメイノカミサマ,ヤマノカミ 1941年 秋田県 人が生まれるときは、山の中のお宮で、真夜中に神様が人の運命を決める。竹3本の運と言われた男の子は竹細工屋に、塩3升の運と言われた女の子は大家の嫁になった。
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ダイジャノシソン 1992年 新潟県 ダンナの家は大蛇の子孫なので、脛に鱗がある。それを風呂に入るときに見たという。
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オンナノカミ 1991年 小野家が神主をしている宮では、美しい女の神に近づいて、最も優秀な子を産んだという。
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ダイジャ 1914年 祖先に美しい乙女がいて、夜な夜な若い男が通って来た。ある夜、糸を通した針を若者の襟元に刺し、夜が明けてから糸を辿って行くと、洞穴に大蛇がいた。この女は大蛇の子を生み、そのため自分の家では代々背に鱗の形があり、大きくなると口に牙が生えると言い伝えられている。
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シロヘビ 1958年 愛媛県 昔、太宰家で紋付を出そうとしたが、櫃がどうしても開かない。櫃を叩き壊すと白蛇がいたので殺した。それからは、生まれる子みなに三つ鱗がついていた。太夫さんに祈祷してもらい怪異はやんだが、それから紋所を三つ鱗にした。
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ヒトダマ 1983年 東京都 貫井町の人が言うには、人魂が落ちた家には子供が生まれる。
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