ゴシンボクノタタリ 1974年 栃木県 家の氏神様の御神木の梅の木を切って、たたりで体をこわした人がいた。
 類似事例 |
|
タタリ 1976年 奈良県 俗称いもせ山というところの社の神木を切って売ったところ、切った人をはじめ、その材木を買った人まで祟りを受け、狂乱、病悩して数家が皆死滅した。
 類似事例 |
|
タタリ 1996年 神奈川県 4,5年前、コサオロシだとかで神社の木を切ると、その世話人達3人が亡くなったと聞いた。
 類似事例 |
|
スギ,タタリ 1939年 京都府 神木とされていた老杉を切り倒したところ、祟りできこりの息子夫婦が相次いで死んだ。
 類似事例 |
|
カシノキ,ヤマノカミ 1993年 静岡県 山の神が宿るといわれていたカシの古木を切ったら罰が当り、死人や怪我人が出た。
 類似事例 |
|
ヤマノカミサマ,オイゲサマ 1942年 高知県 山の神と氏神を合祭して、境内の楠を切り倒すと、部落総代が大病にかかった。
 類似事例 |
|
ヤマノカミ 1967年 大分県 山の神の遊木を切り倒した時、木がねじれて倒れたり斧の柄が抜けたり天候が急に悪くなったりした。
 類似事例 |
|
ジゾウサマ 1982年 宮城県 地蔵様の別当をしている人が地蔵様の杉の木を切ったら、地蔵が怒って家に病人が出た。
 類似事例 |
|
ワカミヤジンジャノキ 1991年 愛媛県 若宮神社には300年以上経った並木があったが、3年前に集会場を建てるので切り倒してしまった。その木を斬った棟梁は間もなく入院して亡くなり、他の樵も皆亡くなってしまった。
 類似事例 |
|
ハナノキ 1932年 愛知県 ある男が、神社の境内に生えている花の木を他所へ移し替えたところ、間もなく長男が亡くなった。
 類似事例 |
|
オオスギ 1982年 富山県 神木を切ったところ神様が現れ恐ろしい言葉をはく。神木は大切にしなくてはならない。
 類似事例 |
|
(イエノホトリノキ),シントク 1980年 鎮守の森の樹を切ると、神徳が衰えて参拝者が少なくなるのと同様に、家の周囲に林を持っている人は、その木をみだりに伐採すると家は衰える。
 類似事例 |
|
ヤマノカミノキ 1942年 三重県 木を切っているときに、山の神の木にあてると、病気になる。
 類似事例 |
|
ヤマンバ 1974年 高知県 他部落の神社と合祭するのが決まった。山姥の神社の木を切ると鮮血が出た。そして馬が死んだりするなど、種種の祟りがあったので困った。最後には氏子になり、伐採も中止した。
 類似事例 |
|
ショウゾクエノキ 1936年 東京都 家を建てるときに榎を切倒し、形ばかりの小祠を造ったが、榎の霊が類をなし、家に害を成した。
 類似事例 |
|
ヤクシサマノマツノキ,オンナ 1958年 岩手県 1940年前後のこと、薬師様の松の木を売った時、木挽きが松の木の下に女の姿を見て、病気になって死んでしまった。神社の木は祈祷してから切らなくてはならない。
 類似事例 |
|
ヤマノカミサマノキ 1982年 群馬県 山の神様の木を切ったら、山から下ろすときにその木に挟まれて、足を潰してしまった。
 類似事例 |
|
ジガミ,カラスナキ 1984年 新潟県 屋敷内の大きな松には地神がいるということで、年に一度神主にお祓いしてもらっていたが、事情があってその木を伐ってしまったところ、それからはいろいろ悪いことがあり、お祓いも効果がない。また、この木は死に知らせの「カラス鳴き」の木にもなっていたが、ここにはのろいの釘が打ってあった。
 類似事例 |
|
アラガミサマ 1984年 長野県 神社合祀令の際に字にあった荒神様や三神を伊勢宮神社に合祀した。その際に、社の大樹が全て伐採された。それから大切な家の人や息子が夭逝するようになった。
 類似事例 |
|
(ゾクシン) 1971年 山梨県 神社の境内の木は、拝殿を建て直すようなとき以外は切らない。また珍しい形の木は切るのをあとまわしにする。
 類似事例 |
|