国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ノヅチ
1935年 長野県
昼間でも暗い老樹の下陰や熊笹の中から、胴が太く丈の短い怪物が突然表れ出る。それがのづちだという。

類似事例(機械学習検索)

ノヅチ
1972年 奈良県
のづちは蛇のようなもので、人影を見ると体を丸くして突進してくる。のづちをこちらが先に発見した場合はいいが、先に向こうに見つけられると高熱を出して死んだり、病気にかかったりする。
類似事例

クロニュウドウ
1938年 福井県
雨が降る夜に歩いていると、松の木の横から黒装束に白い草履を履いた黒入道が出てきて笑うという。恐ろしいので、下から見上げるとますます大きくなっていく。その正体は古狸といわれている。
類似事例

イッタンモメン
1938年 鹿児島県
一反木綿という名の怪物がいる。一反木綿の形をしたものが現れて、夜間にひらひらとして人間を襲うという。
類似事例

オタフク
1992年 奈良県
藪を夜に通ると、お多福が長い竹の先から下がってきて、みんなを驚かしたという話を聞いたことがある。
類似事例

ノヅチ
1968年 奈良県
ノヅチは、ころころとまくれて来て人を殺すという。爺さんがノヅチを見たが、1尺5寸ぐらいあって、体に絣の着物のような模様があった。
類似事例

ミノヲキタヨウナクロイモノ,ケンムン
1987年 鹿児島県
夜遅く小川にさしかかろうとした時、後ろから「おまち」と声がかかった。振り返ると蓑を来たような黒いものが立っていた。
類似事例

ヤマワロ
1985年 熊本県
夜か雨の日に山の尾根や木の下、井戸、水田、囲炉裏などに現れる。
類似事例

タイカツスルモノ,インセキ
1916年 東京都
夜に通ると、後ろから話し声が聞こえてきて、やがて耳元に近づき、ワッと大喝するものがある。姿も何も見えないが、これに会ったという者が数名いる。
類似事例

ニュウドウボウズ
1933年 長野県
峠を登っていたら、今までよい天気だったのに俄かに真っ暗闇になった。すると入道坊主が現れ、怖くなって逃げ出した。これを聞いた村人は、狸か狢の仕業だろうと噂した。
類似事例

タヌキ
1940年 京都府
深夜、松林の中から木を切る音が聞えるので不審に思っていると、風もないのに何かが上からパラパラと降ってきた。これを人に話すと、古い悪戯な狸の仕業だろうということになった。
類似事例

タヌキボウズ
1971年 岐阜県
夕方、狸坊主と言う大きな坊主のお化けが出たという。
類似事例

タデ
1960年 岩手県
夜道にタデというものが出る。なにかいるように見え、もっとよく見ようとすると、段々大きくなって行く。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
人を呪うために、幽霊になって出てくるという。白い着物姿である。柳の木の下に出るという。
類似事例

テング
1936年 岐阜県
山道の老杉の根元で休んでいると、急に頭上に気配を感じた。見ると5,6間上の枝に高さ1尺もある一枚歯の下駄を履いた下半身が見えた。恐ろしくなりひれ伏すと1刻余り何かに押し付けられ動けなかった。
類似事例

ミミノスリバチクライアルオオキイヒト
1956年 静岡県
春たまりに魚を採りに行ったときのこと、耳のすり鉢ほどある大きな人が現れたので、恐ろしくて逃げてきた。
類似事例

ウシオニ
1991年 島根県
山中で日が暮れた。向こうに牛鬼がいるのに気づいたが、周りの人には告げず見つめていると牛鬼は逃げた。帰って老人にその事を話すと、持っていた短刀が守ってくれたのだといわれた。
類似事例

ボーロ
1940年 大分県
椋の木の下の笹薮からボーロがポーっと出て丈高く立つ。下から見ると消える。この木を伐ろうとしても駄目だった。
類似事例

ミアゲニュウドウ
1937年 新潟県
夜中に小さな坂道を登っているときに多く出現する。初めは小坊主の様な形で行く手をさえぎり、見上げると高くなり、ついには後ろへ仰向けに倒れるという。これに気づいたら、「見上げ入道見こした」と唱えて前方へ打ち伏すと、消え去るといわれている。
類似事例

ヒトノゴトクナモノ,ヤバ
1976年 奈良県
春日の一の鳥居の辺りに、夜に入れば7尺ばかりの人のような者が現れ、追えば逃げる。野馬のたけているものだろう。
類似事例

オオオトコ
1971年 鹿児島県
夜になると河口のあたりに大男が現れる。川下のドンドロから数えて二番目の水車のあたりは昼でも物凄い大木の倒れる音がする。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内