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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タイカツスルモノ,インセキ
1916年 東京都
夜に通ると、後ろから話し声が聞こえてきて、やがて耳元に近づき、ワッと大喝するものがある。姿も何も見えないが、これに会ったという者が数名いる。

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ウグメンビ
1973年 長崎県
海上にぼんやり見える火があった。うぐめん火といい、近くに行っても同じだけ遠くに見える。見えた方向から話し声が聞こえる。海で遭難した人の霊がさまよっているのがこの怪火である。
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ムジナ
1972年 千葉県
後ろから話し声がするので振り返ると誰もいない。また前を見ると声がする。家に帰るまでその繰り返しだった。ムジナに化かされたらしい。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊とは、姿は見えず、音だけがするものである。
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オバアサン
1959年 東京都
タクシーが夜通るとおばあさんの姿がスーッと見える。
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コソコソイワ
1931年 岡山県
夜その岩の近くを通ると、コソコソのような音が聞こえる。
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(キエルオオキナフネ)
1976年 大分県
大きな船がどんどん近づいてきて、突然ぼっと消えることがあるという。
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キツネ
1939年 青森県
夜中に畑仕事をしている人を見つけるが、あれは狐だと炊事の婆さんに教えられた。話し声や赤子の声まで聞こえてきた。
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ヤマイヌサン
1958年 香川県
ネゴヤで泊まっていて、急に帰宅しなければならない時、マショウの通る道に行き会うと不意に耳元で大きな音がする。「山の神さん助けてくだされ」と叫ぶと犬が二匹現れ、家に送り届けてくれた。
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(ロクブガモウジャノコエヲキイタハナシ)
1986年 大分県
六部が村の墓地に野宿をしたところ,夜中に亡者達の話し声が聞こえた。
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カワテング
1933年 東京都
川狩に行った帰り、提灯がこちらに近づいてきて話し声もするので隠れると、間近に来て提灯の火は消え声もしなくなったので、不思議に思いながら帰宅してみると、魚がすっかり捕られていた。
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ヒチニンドウジ
1981年 香川県
夜にナワスジを通るとヒチニンドウジの話し声がうつうつと聞こえ、それを聞くと患うという。ヒチニンドウシャとも言い、夜中によい声で唄うという。山伏さんみたいな神さんだという場合もある。
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カッパ
1956年 静岡県
盆月のこと、川の中で話し声がするので出向いてみたが、小さい足跡があるばかりであった。
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イヌガミサマ
1964年 鹿児島県
祭の晩に足音だけが聞こえたので、犬神かと思い声をかけたが返事はない。草履で空を切ってみたが、姿は見えないのに何かが横を通りすぎたような気がしたという。
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カワウソ
1970年 新潟県
前から見たような男が近づいてきて、行く手を阻んだ。ようやく逃れることができ、後ろを振り返ると既に男の姿はなかった。おそらく川獺だったのだろう。
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アズキヲトグオト
1977年 秋田県
夜、小豆を研ぐ音が聞こえたが、何もなかった。
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(オソロシイバショ),(ヨブコエ)
1976年 大分県
ゴカイバイと間越の間は、恐ろしい場所である。竹野浦の人が夜釣りをしていたところ、遠いところから「おーい」と呼ぶ声がした。遠くで聞こえていたのに、しまいには耳元で呼ばれた。一緒に夜釣りをしている人に尋ねても、「呼んでいない」と答えたという。
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ヨウカイ
1974年 大阪府
安永3年10月晦日真田山付近を大阪の侍が歩いていると耳元で声はするが姿が見えないということがあった。やがて虚無僧と町人と同道することになったが僧は妖怪のようなので斬ることにしたら姿が消えた。侍の気迫で逃げたのだろう。
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バケイシ
1995年 山形県 
さびしい沢にあった石は、夜通ると女かぶりした人が座っているように見えたり、いろいろなものに見えるので、化け石と呼ばれていた。
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タヌキ
1981年 和歌山県
松明の火があると思って近づくと消えていることがある。これは狸の仕業。
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アズキアライ
1933年 長野県
夕方になると、川端などでシャキシャキと小豆を洗うような音が聞こえてくることがある。音のする方にいってみると、何も聞こえない。離れるとまた聞こえてくる。小豆洗いの出るところは村人は恐れて往来しなかった。
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アシノナガイヒト
1992年 鹿児島県
炭焼き小屋で寝ていたら、人の話し声が聞こえた。そっと見ると、足の長い人が大勢、膝をかかえながら火にあたっていた。怖くなって寝ていると、いつの間にかいなくなった。
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