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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ハッコツノショウネン,アカズノトイレ
1999年 栃木県
学校の開かずのトイレは、夜には戸が開いている。けれども中に入ると閉じて開かなくなってしまう。中には白骨の少年がいるという。

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(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
行こうと思ったけれど、戸が開かないので戻ってきた。
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チ,アカズノトイレ
1999年 栃木県
ずっと前、中学校のトイレで子供を下ろした女子生徒がいた。それでそこは開かないようにした。その中は血で真っ赤になっているという。
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キツネ
1975年 愛知県
狐に憑かれた人が死ぬと、身体に穴が開いているという。
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ネコ
1973年 鳥取県
普通の猫は開いた戸口の柱に体をすり寄せるように入ってくるが、化けるようになった猫は開いている戸口の真ん中を通る。
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ユウレイ
1995年 福島県
弟が入院する病院に看病のためよく泊まったが、夜中に目を覚ますと隣の部屋の戸が少し開いており、戸が開く前に不気味なうめき声が聞こえる気がした。後で幽霊がでるという話を聞いた。
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トイレ
1990年 神奈川県
鎌倉市のある小学校では、1階にある女子トイレの一番奥は、こわれているわけではないのに戸が時々開かなくなり、おそろしいのでそこには絶対入らないという。学校を建てるときに井戸を埋めたが、この井戸で投身自殺をした人がおり、このトイレはちょうどこの井戸の真上にあたるので呪われているのだと言われる。
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(ゾクシン),メ
1998年 静岡県
ピアスの穴を開けると目が開かなくなってしまうことがある。
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ジゴクノト,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
7月16日には墓参りをするのだが、この日は地獄の戸が開く日だといわれていて、川へ入ることが禁じられている。
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ヤマノカミ
1939年 島根県
原山の山の神は、今は山が開かれてしまったので、三瓶山に行ってしまったといわれている。
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エヒガサ
1941年 福井県
岩の周りを船で廻っていると、海底にあった一本の日傘が自然に開いたり閉じたりしている。生きているようなこの動きに怖くなって逃げ帰った。
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シリョウ
1995年 福島県
家族揃って夕食の最中、小屋の戸が開いた音がしたので見に行ったが開いた形跡はなかった。それから小一時間も過ぎた頃、窪のお爺さんが竹の雪がこいをしていて墜落して死んだ報せが届いた。
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トイレ,メ
1996年 栃木県
ある先生が以前勤めていた学校には、学校の外にトイレがある。その一番奥のトイレにはいつも鍵がかかっている。鍵穴を覗いてみると中の目がこちらを見ている。
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カッパ
1929年 大分県
田の中に半坪ほどの封土が残り、松が生えている。昔、新兵衛が夜に河童を使って田を開いた。ほとんど完成に近づいた時に、鶏が暁を告げたので、河童は逃げ、開き残りが封土状になっているのである。
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ハナコサン,オバケ
1998年 静岡県
浜松市の学校のトイレにまつわる俗信。前から3番目のトイレは入ってはいけない。花子さんやおばけが出たり、トイレに引きずりこまれるという。
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(ウマレカワリ)
1933年 東京都
赤坂に馬鹿の乞食で亀次という者がいた。後にさる大名衆の子に生まれ変わった。生まれた時、手を開かず、次第に開いてきたら手のひらに亀次という文字があった。
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シノシラセ
1995年 埼玉県
身内とか懇意にしている人が死ぬと必ず知らせがくる。戸が開く音やガラスの黒いかげなど。
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(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
隣組の人が集っているとき、ガラス戸が開いて「こんばんは」という声が聞こえたが、誰も来ていない。まもなくその声の人が死んだと知らせてきた。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の1階の女子トイレに入ると中から手が出てくるという。そのため怖くてトイレに入れず、もらした子がいた。
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(ナナヒャクネンマエノコメ)
1974年 東京都
江戸の玉川あたりで五郎左衛門という大農家があり、その蔵の一つに開かないものがある。ある年、この蔵を開いてみると中に、七百年前の年号である寛治元年という木札がついた籾俵があった。その米を植えると生えてきて、八束穂の稲となったという。
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ヘビ
1999年 栃木県
女の人がバスに乗っている時にトイレに行きたくなった。バスを止めて林の中でおしっこをしていたら、蛇が下から体の中に入ってきてしまい、とれなくなって死んでしまった。だから女の人は林でトイレをしてはいけない。
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クダギツネ
1914年 静岡県
三角某氏の家に不思議なことが起こった。家の裏に居住以来開けたことがない納屋があり、そこが怪しいと多人数で開けようとしたが、なかなか開かなかった。ようやく開いたがこれというものはなく、鋭い爪をもった獣の足跡を認めたとのことだった。
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