トイレ 1990年 神奈川県 鎌倉市のある小学校では、1階にある女子トイレの一番奥は、こわれているわけではないのに戸が時々開かなくなり、おそろしいのでそこには絶対入らないという。学校を建てるときに井戸を埋めたが、この井戸で投身自殺をした人がおり、このトイレはちょうどこの井戸の真上にあたるので呪われているのだと言われる。
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チャンチャンコ,チ 1999年 栃木県 高校の吹奏楽部の女の子が放課後に1人で3回のトイレに入っていたとき、外から「チャンチャンコいりませんか」と何度も聞こえてきた。それで「一つください」と言ったら、女の子の首が切られ血がチャンチャンコの形になった。そして「ほぉら、チャンチャンコでしょ」という声が聞こえたという。
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オンナノヒトノユウレイ 1999年 栃木県 ある日、自殺の名所の沼に友達3人と遊び半分で行った。その日は霧の深い日だった。沼には、泣いている女の人の幽霊がいた。その後、週に1度は沼に行き何かに取り憑かれたように幽霊を見ていた。その後、沼から女の白骨死体が見つかった。
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トイレ,アカイチャンチャンコ 1986年 東京都 ある学校で女の子がトイレに入ると「赤いチャンチャンコ着せましょうか」という声が聞こえてきたので、怖くなり逃げ出した。翌日、警察官と婦人警官がそのトイレを見張っていた。婦人警官がトイレに行くと同じように声が聞こえてきた。婦人警官が「着せて」と答えると、婦人警官は首を切られて死に、飛び散った血で服が赤いチャンチャンコのようになった。
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ジュリ,ジュリハカ 1973年 沖縄県 失恋により竹林奥深い所にて自殺したジュリ(遊女)の歌声が山にいた若者達に聞こえたので、若者達は墓を作ってやった(ジュリ墓)。この後、女の声は聞こえなくなった。
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オンナノコノカオ 1986年 東京都 テストでカンニングをして答案用紙を取り上げられた女の子が井戸に身を投げて自殺した。それから、その井戸を覗くと水面に死んだ女の子の顔が映り、「テスト返せ」と呼ぶ。同じクラスの女の子が自分の家の井戸の水を汲もうとした時も、水面に女の子の顔が映り、「テスト返せ」と叫んだ。
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オンナノユウレイ 1931年 大阪府 明治以前の事、不縁となって実家に戻った娘が、煩悶した挙句入水自殺を遂げた。以来、夜暗くなると、身投げした浜から女の幽霊が出没するという。そればかりでなく、姑を呪う声まで聞こえるそうで、見物客や商店が出るほど盛況になったことがあるという。
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キツネ 1991年 奈良県 昔、ある子供が学校に行く時に、いつも狐の巣をつついて悪戯をしていた。ある日のこと、その子が帰ってこなくなった。それでみんな大騒ぎをして、山へ探しに行った。缶を叩きながら名前を呼んで探した。そうしたら、穴に埋められて死んでいる姿で見つかった。
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コウエンノトイレ 1986年 東京都 公園のトイレに入ってから15分ぐらいいると、どこからか出刃包丁が飛んできて心臓を突かれ殺されるという。
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トイレ,アカンボウノナキゴエ,アマッタルイニオイ 1999年 栃木県 中学校の視聴覚室の中にはトイレがある。昔、生徒が妊娠してそのトイレで自殺した。それ以来、スピーカーから赤ん坊の泣き声が聞こえるという。視聴覚室のスクリーンがある部屋は甘ったるい臭いがする。
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ウグイス,ボウレイ 1936年 福島県 昔々、お園という10歳ほどの女の子がいた。あるとき、父親がお花という連れ子のいる女と再婚した。継母は我が子に家を継がせようと、父親が留守の間にお園を忙殺し、庭に埋めた。父が帰ってきたとき、お園を埋めたあたりから鶯が飛び出し、お園が殺された経緯を語った。継母は役所に突き出され、獄屋でお園の亡霊に責められて狂死し、お花は野垂れ死にしたという。
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トイレ,メ 1996年 栃木県 ある先生が以前勤めていた学校には、学校の外にトイレがある。その一番奥のトイレにはいつも鍵がかかっている。鍵穴を覗いてみると中の目がこちらを見ている。
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ウグイスノコエ 1942年 三重県 正月元旦に、便所で鶯の声を聞くと死ぬ。
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ヘビ 1999年 栃木県 女の人がバスに乗っている時にトイレに行きたくなった。バスを止めて林の中でおしっこをしていたら、蛇が下から体の中に入ってきてしまい、とれなくなって死んでしまった。だから女の人は林でトイレをしてはいけない。
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ハナ,ユキヨシジンジャ 1932年 愛知県 ある少女が、神社の境内に落ちている美しい花を拾った。驚いた祖父がすぐに元に戻したが、その少女の母親が亡くなった。
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オンナノナキゴエ,ウナギ 1976年 和歌山県 昔、女郎滝に身を投げた女の泣き声が滝壺から聞こえる。それを聞くと不時が入るという。またこの滝壺には白いウナギが住むという。
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トイレノリリーサン 2001年 兵庫県 トイレの鏡の前で三回指を鳴らすとリリーさんが出てきて、死ぬまで不幸が続く。
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ハタヲオルオト 1923年 茨城県 昔嫁いで機織りのすべを知らないため織機を背負って里へ帰された娘が沼に身を投げて死んだ。それ以来この沼の底からは夕方になると機を織る音が聞こえる。それ以来この沼ははたおり沼と言われる。
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ゴミノアナ 1999年 栃木県 昔、ある小さな町にたくさんの人が住んでいた。ある時、1人の男が郊外に大きな深い穴を見つけた。ボールを落としてもそこについた音が聞こえない。それに気づいた男は、町のあらゆるゴミをそこに捨てた。ある時、町の人が「空から何か落ちてくる」と言った。それは一つのボールだった。
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ジョチュウ,フグノコ 1982年 宮崎県 ある長者が田植えの用に、大事な器を女中に洗わせたら、川に流してしまい、主人に叱られた女中は松に首をつって死んだ。以後田植えになると女中が御器を数える声がし、その家に続いて不具の子が産まれた。
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