キツネ 1964年 福島県 ある人には、4年間ほど大きなきつねがついて守ってくれた。今でも氏神の周囲に足跡を残していく。その人が何十里遠方へ行っても、きつねは必ず先回りして行っていた。卵や魚は誰がやっても食わなかったのに、その人がやったものだけはよく食べた。
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キツネ 1976年 山口県 雨の日、高下駄で蛇の目傘のきれいな女の人が前を歩いていたので追いつこうとしたが、追いつけなかった。きつねに化かされていた。
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キツネ 1976年 山口県 きつねは通行人に砂をかけたり、転ばせたりする。
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キツネ 1993年 岩手県 きつねが魚を買った人を追いかけたが、その人は用心して家まで帰り、魚を取る事はできなかった。きつねは怒ってその人がトイレに行ったとき、トイレの中に落として転がした。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。そうなると突拍子もないことを言った。
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キツネ 1999年 佐賀県 きつねのあとをついて歩いて、肥溜めに落ちた人がいた。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。そうすると、あらぬことを口走り異常な行動をした。松葉を燻して追い出したという。
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キツネ 1990年 長野県 ある人がきつねに出会って、「騙す気か」と問うと、きつねは「騙す気はないけれど騙すところを見せてやるので見ていろ」と言った。その人はお寺の石灯籠を一生懸命手でこすって待っていた。そのうち手の皮がむけたが、化かされているので判らなかった。人に背中を叩かれて正気に返った。きつねは騙しておいてそのまま逃げたのである。
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キツネ 1976年 山口県 きつねは娘に化けて足を洗い、近づいた者の物をとる。
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キツネツキ 1964年 福島県 きつねにばかされて道に迷わされた人がある。
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キツネ 1993年 岩手県 きつねは真面目な人を化かす。真面目な性格の人といいかげんな人が油揚げをしょって歩いていて、いいかげんなほうは無事帰ったが、真面目な人は帰らない。探してみると、きつねに体中引っ掻かれて倒れていた。
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キツネ 1993年 岩手県 昼間、きつねを追いかけた人が騙されて、丹内山神社の溜池の周囲をグルグル走り回っていた。
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キツネツキ 1964年 福島県 少しおかしくなった人をきつねがついたという。きつねつきはふらふらと夜歩く。ときどき不意にきつねを追いかけるようなまねをする。そういう人のからだにはきつねが入っているので、おわか様に拝んでもらってきつねをとってもらう。
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キツネ 1994年 鳥取県 きつねは夜、人を騙して食べ物を取り、人を田に落とす。話者の曾祖母は晩に家に帰るとき、「なんだか重たいな」と思ったら田の中を歩かされていて、弁当の残りの握り飯も取られていた。
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ツキモノ,キツネ 1986年 長野県 きつねが人に憑くことがあるという。眼がひきつって、常人ではない言動をした。占い師に頼んで離してもらったり、空鉄砲で脅したり松葉で燻したりした。
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(ゾクシン) 1969年 埼玉県 たばこを持って歩くと、きつねはたばこの煙が嫌いだから憑かれない。
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キツネ 1997年 岐阜県 昔、栄楽座の下にはたくさんのきつねが住んでおり、その辺を歩いてきた人を化かしては道に迷わせていた。化かされた人は、頭がぼうっとして自分がどこに居るのかわからなくなったという。
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