テング,ヤマ,(ゾクシン) 1915年 福島県 旧暦2月と12月の8日と9日は山に入らない。山に入ると天狗様にさらわれるという。
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テング 1940年 神奈川県 文化4年7月5日、3人の人が天狗に投げられ、1人が死亡、2人が怪我をした。
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テング 1943年 長野県 夜隠れると、天狗にさらわれるからしてはいけない。
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テング 1937年 福井県 天狗にさらわれた人は村の中にいるが、それは夜の12時までである。去年は子供が1人さらわれた。
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シガツココノカニウミデシンダヨニン 1984年 新潟県 4月9日に海で死んだ4人を供養する行事が九日だおしで、しばらく絶えていたが昭和25年4月9日に大しけにあったことから再開された。
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シガツココノカニウミデシンダヨニン 1984年 新潟県 4月9日に海で死んだ4人を供養する行事が九日だおしで、この日、遊びたくて氏神の縁の下に隠れていた14歳の子も連れて行かれて死んでしまった。
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ワルイカミ 1963年 福島県 旧4月8日のカミゴトの日や旧11月15日、油締めの日はあずきを食べないうちに外へ出てはならない。悪い神が飛んでくるから。
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(コドモガコヲウム) 1976年 茨城県 享和9年9月3日、8歳の女児が男子を出産したが、母子ともに痣もなく、乳も出る。子は目が見えないが成長したという。こういうケースもあるようだ。
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リュウジン,リュウオウ 1986年 沖縄県 那覇にあった竜王殿は中見城にあったのを天妃廟前に移したといわれている。旧暦1月4日、5月5日、9月9日、11月冬至、12月24日に祀っていたと『琉球国由来記』にある。
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ボウレイ 1977年 2月15日、5月15日、7月14日、8月15日、9月16日、12月晦日の年6回亡霊が来る日だと言う。7月14日と12月晦日は特に別に祭る。
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ジャタイ 1975年 香川県 兄弟のうち信心深い兄が寺参りの途中、大きな音がしたので弟が猟で大物を取ったと思ったがそのうち大蛇になった。弟は悲しんで兄を池に連れて行った。以来猟がうまくいかない弟に兄は片目をくり抜き、それで酒をつくれと言った。成功した弟は、大蛇の力を使っていることを咎められ、再び兄を沈めなくてはならなくなった。
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シロイケ 1976年 京都府・滋賀県 明和6年9月7日、8日、9日の3日間、白キ毛が降った。
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(ゾクシン) 1972年 岐阜県 山の神に関する俗信。山のコは1月9日、3月9日、12月9日に行い、この日は山に入ってはいけない。山の神の使は白ウサギだといわれていて、見ると祟りがあるという。
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テング,カミカクシ,ジュウニイロノタマ,オオニュウドウ 1982年 東京都 オボスナサマで毎年9月15日に獅子舞があり、その度に7つ8つの子がさらわれる。お母さんと手をつないでお獅子を見ていると、ひとりでに手が離れて、天へあがって、ふわりふわりと飛んで行く。おろされると十二イロの玉がいっぱいあって、棍棒を持った大入道がいるという。神隠しか天狗がさらうのかわからない。
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(コドモガコヲウム) 1976年 茨城県 下総国相馬郡藤代村で、4歳の頃より経水が通じていた娘が、8歳の正月より止まったので、不審に思っていたところ、妊娠しており、9月に出産した。
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ヤマノカミサン 1961年 鳥取県 山の神さんは2月9日に木を植えて、10月9日に数えるので山へ行かない。
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ヤクガミサマ 1963年 福島県 12月8日には2月8日と同じことをするが、厄神様が降りてくる日。
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(ゾクシン) 1982年 山形県 10月1日に生まれた人はオオカミにほられる(さらわれる)。
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ダイジャ 1943年 香川県 昔、当願、暮当という兄弟の猟師がすんでいた。兄は志度寺にお参りし、弟は食料がないので山で狩猟をした。兄は法席で銃声をきき弟をねたましく思ったので、首から下が蛇身となってしまった。弟は兄をかわいそうにおもい、幸田池までおぶっていき、兄の願いをききれ池に入れた。兄は大蛇となって自分の目をくりぬき、この目をかめにいれて酒を造れと渡した。弟は兄の言うとおりに酒を造り、家は栄えた。
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テング 1959年 天狗は女嫌いで、男をさらうことがある。
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テング 1985年 和歌山県 ある人がいなくなった。4・5日して帰ってきて、天狗にさらわれたが、いろいろ面白かったと言った。
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