シチニンカリュウド,シチニンミサキ,シチニンヅカ 1927年 静岡県 七人狩人の墓として伝えられる塚がある。七人みさきとも七人塚とも言う。7人の狩人が山に入ったまま行方不明になった。7人のミサキ(霊)を祀り、塚をつくった。
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シチニンヅカ,クセヤマ 1966年 静岡県 七人塚は、狩人7人が7頭の犬をつれて、山で行き倒れになったものを祀っている。七人塚のあたりはくせ山と言われ、山師たちが嫌う場所。
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シチニンヅカ,シチニンオチ,シチニンミサキ 1927年 愛知県 七人落ち、または七人塚と称する塚がある。狩人の神として信仰される。猪を獲るときに押し潰された跡だという。七人ミサキともいう。
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シチニンヅカ 1966年 静岡県 七人塚は、狩人が7人、山で行方不明になったものを祀っている。犬の声や鉄砲の音が聞こえるという。だから7人で猟に出てはいけない。
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シチニンミサキ 1975年 高知県 滝山という難所で六人が亡くなった。村人が占師にみてもらうと、七人みさきの祟りなので地蔵を建て毎年丁重に祀りなさいといわれた。七人みさきの怨霊は必ず七人の人間を取り殺すという。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 七人みさきの起源は、昔、遍路が道で死んでいたのをある村のものが弔わずに、樽に入れて沖へ棄てたものが海岸に漂着し、何時の間にか崖下に埋まったそばに松が生え、夜に火玉が飛ぶようになったという。そこを通ると必ず病気になる。その後、7人の遍路が死に、これを女遍路の祟りとして祀るようになった。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 村を流れる川に「友を引く」と信じられている七人みさきがあり、そうした場所に地蔵を立てて祀る風がある。
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シチニンミサキ,オンリョウ 1985年 愛媛県 鷹狩りの鷹を食べた一家七人が山之内の里人に訴えられ斬首された。その後、山之内の者が斬首の場所を通りかかると必ず何か災害を受けた。一家の怨霊の祟りとされ、七社権現として祀った。これも七人ミサキの一種である。
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シチニンミサキ 1943年 山口県 七人みさきに行き逢うと、7人くらいの僧形の亡霊を見るという。帰宅して、高熱を出す。昔、由緒ある刀・鎧の類を埋葬して、地蔵などを祀っているところで行き逢うといい、お経を唱えて祓いの呪禁とする。
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レイ 1936年 香川県 7人の家僕を罪のために斬首したところ、次々と怪異の事が起こり、塚を建てて霊を慰めた。
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ミサキ 1943年 高知県 七人みさきとは言わずに単にみさきと呼ぶ。頂上から川に連なっている山のうねにいるものであるという。
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ムツジゾウ,ヤマイヌ 1930年 長野県 長野県と愛知県の県境に近いところに六ツ地蔵という塚がある。この塚は古くからあるわけではなく、ある大雨の年に山の上から流れてきた死骸(もしくは骸骨)を祀ったものだという。この死骸は道に迷った7人の座頭のうちの6人で、生き残ったひとりは尾を踏んでしまった山犬に案内されて国境を越え、三河の富山村漆島に着いたという。山犬はこの地方では山の神の使いとも、山の主とも考えられている。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 部落の川に入ったりして七人みさきに憑かれることがある。昔、川で死んで祀るものがない亡霊が取り憑くものだと言っている。
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オタチキサン,シチニンミサキ 1985年 愛媛県 戦死、水難などで非業死した霊を祭ったものを七人ミサキと呼ぶ。戦国の昔、石川源田悠人その部下六人が討ち死にした。その後、夜に死んだ主従七人が話しながら通るのに村人が出会うので、七人の霊を祀った。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 七人みさきは川や道で不時に死んで弔うものがいない亡霊がさ迷っているうちに、同じような亡霊が集まって一つになったものである。正面から行き逢うと死ぬ。取り憑かれると高熱を出す。祈祷して払わないと家族の者が3人死ぬとも言われる。
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シチニンミサキ 1983年 岡山県 北房町下呰部では、山麓にその山で転んだり谷に落ちたりして死んだ人の墓が7つあって、それは七人御崎として祀られている。
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シチニンミサキ 1983年 愛媛県 鷹狩の鷹を食べた一家七人が山之内の里人の訴えにより斬首された。その後、山之内の者が斬首の場所を通ると必ず災害が起るようになった。これは一家の怨霊の仕業として七社権現として祀った。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 室戸地方では七人みさきは海や川に身を投げて死んだ人の魂という。また諸国へ神様を配った時、残されて禄に離れた神様だという説もある。どちらも7人が組になっている。
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ジヌシサマ,シチニンミサキ,ミサキダイミョウジン 1983年 岡山県 真庭郡勝山町荒田の株五戸が祀っている地主様は、昔、彼らの先祖が旅先で殺した七人の旅人が祟る為に祀ったもので、七人ミサキ、或いはミサキ大明神とも呼んでいる。
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シチニンミサキ,ミサキ 1983年 岡山県 湯原町種の塚原にある七人御崎は、目印となるものは全くなく、ただミサキはその辺りにいるというばかりで、人が恐れて近づかないような場所であった。これは、昔、矢傷を受けて逃れてきた落武者7人が自刃したところであるといわれている。
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