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検索対象事例

バケモノ
1933年 埼玉県
「いずれそのうちに」と口先の約束ばかりするものをたしなめる言い回し、「いずれは化物は出たことない」。化物が噂だけで出ないように、言葉通りに参上したことがないことを揶揄した言い回し。

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ツバキノツチ
1938年 新潟県
化物が出る寺に僧が泊まっていると、大坊主が出てきた。僧が、化物は大蟹や大鯉や椿の槌などが化けたものだろうと言い当て、最後に地獄に行けと言うと、それ以来、化物が寺に出る事は無かった。
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ユウレイ
1991年 愛媛県
漁の途中で陸に水汲みにあがった祭に「また来るかい?」と聞かれたら、必ず「また来るよ」と言わねばならない。昔、カツオ船のカシキが井戸で女に「また来るかい?」と聞かれ、船頭に教えられたとおり「また来る」と答えた。そのことを船頭に話すと「それはお化けだ。女が来るだろうから早く乗れ」と言ってとも綱を切って沖へ出た。そこへ幽霊がやって来て「早く食べてしまうんだった」と地団駄を踏んだ。
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モー,モーモ
1977年 富山県
モー、モーモモはお化けの話のことである。「モー出るぞ」というように脅しに使われた。
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バケモノ
1974年 奈良県
毎夜異物(ばけもの)が現れ様々な怪事をなすという噂が流れた。血気盛んな若者が集まり見に行こうと相談していたところ、ある者がそんな事をすると化物が面白がって増長すると諦めた。
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タヌキ
1975年 静岡県
「妻良の七坂・子浦の八坂。会いに来たもの帰さるか」といい、そこには狸のくぼがある。化かされると火の玉が出るが、大きい声を立てると消える。
類似事例

タヌキ
1975年 静岡県
「妻良の七坂・子浦の八坂。会いに来たもの帰さるか」といい、そこには狸のくぼがある。化かされるとのぼりがたくさん立つが、大きい声を立てると消える。
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イタチ
1956年 群馬県
鼬も時々化ける。「鼬の顔はメメ(面)よい顔だ。ちょいと出しておみせ」と言うと、鼬が手をあげてやって来る。
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タヌキ
1975年 静岡県
「妻良の七坂・子浦の八坂。会いに来たもの帰さるか」といい、そこには狸のくぼがある。狸が人を化かし、女の人や地蔵に化けたりするが、大きい声を立てると消える。
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キツネ
1915年 愛知県
狐に出会ったときは「狐を食ったうまかった、まんだ奥歯にはさまっとる」と言うと化かされることがないという。
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アズキトギ,アズキアライ,アズキサラサラ
1938年 岡山県
水のほとりで小豆をとぐような音がする。化け物が音をさせているとも言われる。出る場所は決まっており、大晦日の晩だけ出るといわれている。
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シュノバン
1923年 福島県
若侍が夕暮れにひとりの侍と道連れとなった。朱の盤という化物について尋ねると、相手の侍は「このようなものか」といって化物になった。逃げた若侍はある家で次第を話すと、その家の女房は「それはこのようなものか」といって化物となった。若侍は百日後に死んだ。
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クダン
1956年
牛の子で、人語を解し、予言めいたことを口にする。「よって件のごとし」という俗説を生じたなどといわれた。流行病などを予言して4,5日ほどしか生きていないという。
類似事例

クダン
1956年
牛の子で、人語を解し、予言めいたことを口にする。「よって件のごとし」という俗説を生じたなどといわれた。流行病などを予言して4,5日ほどしか生きていないという。
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キツネ
1954年 栃木県
狐はあまり馬鹿な人と利口な人は化かさない。中間の化かしごろの人を狐かげんという。
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タヌキ
1964年 鹿児島県
化物の中に、タヌキがいる。タヌキは山道を歩いている人の前に、人間の格好をして現れて、人を化かすといわれる。
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タヌキ
1975年 静岡県
「妻良の七坂・子浦の八坂。会いに来たもの帰さるか」といい、そこには狸のくぼがある。狸が人を化かし、縁側に食べ物を置いておくといつのまにかなくなっていた。
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カシャ
1973年 山梨県
精進に寺がない時には竜華院まで坊様を頼みに行っていたが、その近くに火車という化物が住んでいた。葬式が出るたびに死体を食おうと狙っていた。ある時村に葬式が出ると火車は飛脚に化けて竜華院にたのみに行ったが、坊様は見破り、施主に葬式を2回出し、最初の棺には石を入れておくよう指示した。最初の棺が出ると空に黒雲が沸いて雲の中から火車が飛んできて棺をさらっていった。その隙に施主の家では2回目の葬式を出して骨を無事に寺に納めた。火車は「竜げん坊主にだまされた」と叫んだという。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
毎年大晦日に、牛鬼が出るといわれていた。けれども、その牛鬼を実際に見た人はいないという。
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バケモノ(ゾクシン)
1920年 兵庫県
化物にあっても、振り返ってはならない。化物は暗夜でも着物の縞模様ですぐわかるので、化物だと知られやすい。
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キツネ
1938年 長野県
狐や狸は遠くにいて化かすように思えるが、実は足元にいて化かす。
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