国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

フルギツネ
1990年 岐阜県
山で古狐に毎朝出会う。石を投げると逃げていき、大きな株の下でこちらを睨んだ。その夜6人は道に迷い、村人が探しに行くと大きな木の下でものいわずにうずくまっていた。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1991年 奈良県
ちょっとおとなしい、おっとりした人が、狐に騙されて夜に山へ入った。帰ってこないので、みんなで大騒ぎして探した。一晩探して見つかった。
類似事例

キツネ
1933年 長野県
道の横に古狐がいた。殺すつもりで石を投げつけると、真っ暗闇になってしまった。どうしても家に帰れなくなり、枯草を焚いたらいくらかは明るくなったので、どうにか帰ることができた。
類似事例

キツネ
1976年 長野県
ある人がどうしても山から出られず、近所の人がやっと見つけ出す。よく調べてみると、同じところをぐるぐると回っていたことがわかった。それは狐にばかされたのだ。
類似事例

キツネ
1998年 福島県
夜、山を歩いていたら何度も同じ場所に出てしまう。3回くらいして、狐が馬鹿にしているのだと思い、腰をかけて考えた。そうしたらどこにいるのかがわかった。
類似事例

キツネ,ヒバシラ
1982年 東京都
桜並木のところには狐が出てよく人をだました。年寄夫婦が通った時、高い火柱が現れて、それがこちらに倒れてくるので引き返して逃げた。
類似事例

キツネ
1992年 宮崎県
清武町の乳岩さまの下の道にはよく狐が出た。あるとき老人が歩いていると、向こうからきれいな女が来る。手に毛が生えていたら狐の化けたものなので確かめようと握手を申し出たが、応じない。やはり狐だと思って歩いていたが、いつまでたっても我が家に着かない。夜が明けてみると陸の頂上にいた。やはりだまされていた。
類似事例

キツネビ
1977年 茨城県
林で多数の火の玉が移動していた。若者は狐火だと言い、狐退治をしようとした。古老に相談すると火の玉を狙って撃たずその近くを撃てと言われたがその晩は出なかった。翌日、人の臭いを消す為に風下で待てと言われ、その通りにしたがやはり出てこなかった。
類似事例

キツネ
1989年 長野県
ある人が飯田の方へ行ったとき、昼寝していた狐に石を投げたら当たった。狐は痛そうな泣き声を上げて山の方へ逃げた。帰路、狐の寝ていたところに来るとにわかに薄暗くなり、日が暮れた。困ったと思っていると、向こうから弔い行列が来る。怖くなって道端の木に登ると、木の回りを回って、根元に棺を置いて火を焚いて帰っていった。棺が焼け落ちると中から死人が出てきて、木を上ってきた。その人がてっぺんまで上ると枝が折れて落ちた。悲鳴を上げると、辺りは元通り明るく、その人は土手の下に落ちていた。
類似事例

キツネ
1973年 岩手県
1945年頃のこと。気仙まで魚を買いに行っての帰りの夜道、道の真ん中にある大岩にぶつかった。行ったらよけるだろうと思っていくとよけてしまう。繰り返しているうち、狐は山へ逃げた。
類似事例

キツネ
1966年 鳥取県
山で昼寝をして、友達に起こされたと思ったが、目がさめたら誰もいない。側に狐の足跡があった。
類似事例

ヤコ
1947年 佐賀県
夕方、老婆が庭で豆をちぎっていると急に辺りが薄暗くなり、ないはずの山々がぼんやり向こうに見え出した。おかしいと思い、捧で周囲を2、3度強く払うと、また元の明るさに戻り、1匹の狐が垣根を越えて逃げていった。大きさは普通の犬くらいあったという。
類似事例

キツネ
1971年 岐阜県
あるお爺さんが町へ行った帰りに山道で狐に化かされた。侍が出てきてポンと足を上げ「あっちへ行け」と言うと、すくんで座り込んでしまった。村人が山の中で座り込んでいるお爺さんを見つけたが、なにも憶えていなかったと言う。
類似事例

オンナ,タヌキ
1929年 長崎県
老人が隣村からの帰りに、前からやってくる女と会った。知り合いの女だったので声をかけたが、女は笑うだけだった。狸だと気づいた老人は、女の行く手を阻んだ。キャンといって飛び上がると、女の姿は消えていた。後日、老人がまたこの道を通って目的地に行こうとした。全く着かないのでおかしいと思っていると、正反対の方向に進んでいて、山の頂上に座っていた。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
昔、ある人が山で石だと思い腰掛けると子狐だった。怒った子狐はばかしたが、この人がたばこをふかして煙を送ると逃げた。
類似事例

キツネ
1985年 岩手県
お爺さんが山中で大きな川やトンネルにあい、一生懸命歩いていると朝になった。狐にだまされていたらしい。
類似事例

キツネ
1939年 青森県
男が昼寝している狐を驚かすと、仕返しにだまされて沼を渡らされたり、大きな山の麓へつれてこられたりした。
類似事例

キツネ
1937年 秋田県
肴を買って帰る途中にわかに林の木の枝が引っかかって歩きにくくなった。振り返ると狐が尾を立てて挑みかかってくるので一喝したら逃げた。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
むかし、おじいさんが山の奥のほうから夕方に帰ろうとした。すると狐が木の上で右を指していた。右に行くとますます山深くなった。また木の上の狐が左を指していたので、左に行ってしまうと、完全に道に迷ってしまった。
類似事例

キツネ
1991年 石川県
ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
お爺さんが仕事に行こうと山道を通ると、今までに見たことも無い荒れ野に出てしまった。狐に化かされたのだろう。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内