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検索対象事例

ムジナ
1972年 千葉県
話者が20歳の頃のこと。活動写真を見ての帰り、夜道で坂の上から砂をザーザー掛けられた。ムジナの仕業。

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ムジナ
1962年 千葉県
道を歩いていると上から砂をかけられることがよくある。ムジナの仕業だという。
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ムジナ
1972年 千葉県
話者が夜中に寺から戻ったとき、家の近くで何かが両手両足で砂をかけてきた。姿は見えないが、ムジナの仕業。ムジナは気付かれると化かすのをやめると言う。
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ムジナ
1972年 千葉県
ムジナは夜歩いている人に、上から砂を掛けてきた。昔の話。
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ムジナ
1983年 千葉県
昔は家がたくさんなかったので寂しかった。ずっとまっすぐいって「ここは寂しいな。」と思ってやって来ると、決まった家から、頭へ砂がザラザラとかかる。こりゃあと思っていると大男が出てくる。気がつく田んぼの中にいる。その男はムジナだった。
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タヌキ
1976年 愛媛県
筆者の実家の裏の榎の木の近くを夜通ると、砂をかけられるという噂が広まった。勝三郎叔父さんが「狸の仕業だ」と説明すると、話は終わった。
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ムジナ
1972年 千葉県
仕事の帰り、いい月夜だと思って歩いていたが、その日は月の出ない夜だった。ムジナに化かされたのだろう。
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ムジナ
1974年 栃木県
夜中、酒を飲んで自転車で戻る時、笹平集落の橋のところで、小さな年寄りの女が手拭を被っているのを見た。ベルを鳴らしても避けないので、脇を通り抜けてから振り向いたら、もういなかった。ムジナの仕業。
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ムジナ
1982年 宮城県
1941年のこと。話者が、顔見知りが山に登っていくのを見た。その人はそのまま行方不明になり、夜の9時ごろ、センダイ浜の崖から傷だらけになって帰ってきた。傷からは血が出ておらず、そのひとは一週間ほど意識不明だった。ムジナに血を吸われていたらしい。
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キツネ
1972年 千葉県
サナブリのとき、お爺さんと近所の若い人が夕方歩いていて、ニイザカという山道で休んでいた。すると若い女が提灯を下げ、重箱を持ってやってきて、砂糖餅をあげるという。食べたら出来立てでほかほかとおいしかったが、翌朝見ると、歯に馬糞がたくさんついていた。狐の仕業。
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イタチノツチカケ,イタチノスナカケ,ヤマミチノカイ
1982年 新潟県
山道を歩いていると急に上からパラパラと砂をかけられるが、これはイタチの仕業でイタチの土かけ、イタチの砂かけ、とよばれている、山道の怪である。
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ムジナ
1972年 千葉県
ムジナは狸に似ている。夜道を歩いている人に砂をかけたり、月を別の場所に見せたりする。
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ムジナ
1976年 宮城県
山の奥に小屋がけして泊まり仕事をしていると、夜中に誰もいないのに鋸で木をひく音が聞こえる。ムジナのわるさであろう。
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キツネ
1957年 新潟県
話者(1984生)の若い頃、田仕事をしていたら雨が降ってきて、一人で泥をかきあげていると夫の呼ぶ声がする。迎えにきてくれたのかと思ってあたりを見回したが、誰もいない。夫はずっと家にいた。狐の仕業。
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ムジナ
1972年 千葉県
話者の曽祖父が馬を買いに行った帰り、ムジナに化かされて道を間違えた。
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ムジナ
1984年 山梨県
ムジナは若い娘に化けて若い衆をばかす。そのムジナが化けた若い娘に夜じゅう山の中を連れまわされて途中でうっちゃられる。
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ムジナ,ユウレイ
1926年 長野県
老母の死んだ後、ある晩嫁が冷たい手で顔を撫でられた。依頼、毎晩来るので幽霊だろうと言われたが、実はムジナの仕業であった。
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ミジナ
1957年 新潟県
話者の姉妹が近所のある家の近くを夜歩いていたら、提灯の火もないのに前から声がして、むじり半纏を着た人が出てきた。ミジナの仕業。
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キツネ
1987年 山形県
話者が若かったころの話。柳原の郷倉で話者を含めた若者たちが夜中に芝居の練習をしていたら、生温い風が吹き込んで自転車や馬車の音が聞こえてきた。狐が化かそうとしているのだと思い、みなで木刀を振り回したという。
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ムジナ
1965年 秋田県
峠から毎日囃子が聞こえた。ある老人がそれはムジナの仕業と思ってムジナを一網打尽にした。そこになじみの毛皮商人が来て取引した。家に帰るとお金は木の葉で、ムジナも商人も消えていた。
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ムジナ
1965年 秋田県
娘の元に男が通っていると噂が立ち、家人が家の周りに灰を撒いておいたら、ムジナの足跡がついていた。しばらくして娘はムジナの子を産んだ。
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