キツネ 1963年 岡山県 猟犬が狐をいつまでも追いかけていると、馬鹿になってしまう。
類似事例 |
|
キツネ,タヌキ 1995年 愛知県 狐は油揚げが好きで、犬山で油揚げを買って帰ると、取られた。狸は化かさない。
類似事例 |
|
キツネ 1980年 秋田県 狐が酒を飲んだ人に馬糞を「団子だ」と勧めて食べさせた。狐は酒を飲んだ人しか化かさない。
類似事例 |
|
キツネ,タヌキ 1995年 愛知県 狐はヒマだから人を化かす。狸はそういうことはしない。
類似事例 |
|
キツネ 1984年 山梨県 狐は煙草が嫌いなので、騙されたと思ったら座って煙草をすうとよい。
類似事例 |
|
キツネ 1975年 福島県 狐はまるで馬鹿な人や利口な人は馬鹿にしない。中間の人は狐に馬鹿にされるという。
類似事例 |
|
キツネ 1990年 秋田県 狐にごちそうと馬の糞をとりかえられた。
類似事例 |
|
キツネ 1960年 三重県 狐にはらわたを食べられることを、狐に化かされるという。狐が栄養を取ってしまうので、行者に頼んで追い出してもらう。
類似事例 |
|
キツネ 1992年 茨城県 狐は美しい女に化けて男をだます。だまさなくても、女に化けるという話は御伽噺にもある。狐のご馳走は、お茶(小便)、お菓子(馬糞)、お札(木の葉)だという。
類似事例 |
|
キツネ 1991年 奈良県 狐は「うどんを食べろ」と言って食べさせる。けれどもそれはうどんではなく、ミミズをうどんに見せて食べさせるのである。
類似事例 |
|
キツネ 1933年 長野県 狐は蝋燭と油揚げを好む。提灯をつけて右手に持っていくと火が暗くなって、しまいには狐に蝋燭を食べられてしまう。
類似事例 |
|
キツネ 1973年 岩手県 人が狐に悪いことをしなければ狐は何もしない。なにかすると、鶏や兎を盗む。
類似事例 |
|
キツネ 1920年 兵庫県 狐は蝋燭を消したり、石をぶつけたりする。アダシ(復讐)もするので、うっかり意地悪をしてはならない。人骨を咥えて歩くこともある。
類似事例 |
|
キツネ,タヌキ 1923年 京都府 狐や狸は化ける。両方とも火を灯し、憑く。狐は山の中で人を騙すことがある。
類似事例 |
|
キツネ 1986年 滋賀県 狐は神通力を持っており、この力をもってしばしば人間を化かす。
類似事例 |
|
キツネ 1996年 山梨県 狐は河原で、尾を使って米搗きの音や餅つきの音を出して悪戯をした。
類似事例 |
|
キツネ 1992年 島根県 狐は油揚げを盗む。ちょっと目を離した隙にとられる。
類似事例 |
|
キツネ,コロヘタキツネ 1983年 東京都 年数のたった狐はコロヘタキツネと呼ばれ、人をツマム。狐は魚や豆腐の揚げが好きで、そういう物を持っていると、眠気がさしたり疲れたような時にだまされる。おじいさんが山で狐火にだまされそうになったが、タバコを吸おうとしたら火が消えた。狐の頭がタバコを嫌うのだそうである。
類似事例 |
|
キツネ 1941年 秋田県 狐は「豆の粉つけて」と言うときに舌が回らず「ハヘノコツケテ、ホヂテア」と言うのですぐにわかるという。
類似事例 |
|
キツネ,タヌキ 1939年 佐賀県 狐と狸が化かしあいをした。狸が化ける番になって、犬を連れた猟師が現われた。狐は狸が化けたものだと思っていたが、本物の猟師だったので、狐は撃たれてしまった。
類似事例 |
|