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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1941年 秋田県
狐は「豆の粉つけて」と言うときに舌が回らず「ハヘノコツケテ、ホヂテア」と言うのですぐにわかるという。

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キツネ
1961年 茨城県
味噌豆を煮ると狐が「豆くれ」と来る、という。ある人が与えたら、熱い熱いと逃げて行ったという。
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キツネ
1987年 岐阜県
狐は書初めを焼くドント焼きや、村芝居の音の真似をして化かす。
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キツネ
1991年 奈良県
狐は「うどんを食べろ」と言って食べさせる。けれどもそれはうどんではなく、ミミズをうどんに見せて食べさせるのである。
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キツネ
1989年 鹿児島県
狐はムギの粉のてんぷらが好きなので取ったりする。その時は女や子供に化けて近づいて来る。
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キツネノヘ
1961年 青森県
狐が人を訛かすときキツネノヘという植物を振る。この植物をキツネノチョウチンとも言う。
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キツネ
1989年 山梨県
狐に騙されると人間が馬鹿みたいになり、こちらで言ういろいろなことがよく分かる。相手がずっと向こうにいても誰が何を言ったのかわかる。それは、狐に乗り移られたということである。
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キツネ
1973年 岩手県
狐は柿が好き。犬に追われるとガスを吐いて犬の目をくらます。狐は利口と馬鹿を化かすという。
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キツネ
1983年 岩手県
狐はホウの葉を体につけて服に見せかけて化け、狐は山で木を伐る音を立てる。
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キツネ
1988年 茨城県
狐に遭ったとき、「おーたまげた」と言ったら狐は何もしない。「こんちくしょう」と罵ると、後で狐が仕返しをするという。
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キツネ
1980年 秋田県
狐が酒を飲んだ人に馬糞を「団子だ」と勧めて食べさせた。狐は酒を飲んだ人しか化かさない。
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キツネ,ムジナ
1922年
狐が女に化ける時には2匹で化ける。陰部は1匹の狐の口で、この女と交わると男根に歯の跡がつく。山小屋で女が陰部を出して寝ている所に、虫が飛んできて、陰部と思っていた所が突然口を開いて虫を食ったので狐と分かったという話もある。狐は小便を酒、蚯蚓を饅頭、馬糞を牡丹餅、肥溜を風呂にして人を騙す。狐に化かされたら小便をすればよい。狐がコンコンと鳴くのは喜び鳴きで、ギャギャは火の用心すべしという。貉は人のようにオーイと呼ぶことがあり、返事をすると早く根の尽きた方が死ぬ。
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キツネ,ネンコギツネ
1987年 山形県
話者がある日の夕方に牛を小屋に入れに行くと、狐が牛とハナッパチで遊んでいた。その狐は年を経て鼻が白くなったネンコギツネで、話者に踊りを見せたという。
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キツネツキ
1977年
マチン・鉄粉・黒大豆の3つを煎じて与えれば、狐が恐れて、飲まなくても狐は落ちる。
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キツネ
1938年 青森県
嫁に化けた狐が爺様をだまそうとするが、正体を見破られて逃げた。狐が人まねをして喋るときは、ほがほがと鼻にかかる。
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キツネ
1982年 宮城県
狐は人間が気づくと化かせない。狐が近くにいると、髪の毛が逆立つ感じがしてわかる。
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キツネ
1955年 静岡県
狐憑きの人には狐の言う事がわかる。
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キツネ
1996年 山梨県
狐は河原で、尾を使って米搗きの音や餅つきの音を出して悪戯をした。
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キツネ,コロヘタキツネ
1983年 東京都
年数のたった狐はコロヘタキツネと呼ばれ、人をツマム。狐は魚や豆腐の揚げが好きで、そういう物を持っていると、眠気がさしたり疲れたような時にだまされる。おじいさんが山で狐火にだまされそうになったが、タバコを吸おうとしたら火が消えた。狐の頭がタバコを嫌うのだそうである。
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イエギツネ
1979年 山梨県
家が貧しくなるとイエギツネ(家狐)が米を体毛の間に挟んで運んでくる。
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(ゾクシン),イタチ,キツネ
1936年 栃木県
眉毛を唾でしめらせておけば、イタチや狐に騙されないという。
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