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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ケンモン
1974年 鹿児島県
海辺によく現れ相撲を挑んでくる。頭に皿があり、割れると霊力を失う。初めて海からケンモンが上陸した時蛸に襲われ難儀した。ガジュマルの木に住むことを許されたのでそこに住んでいる。

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ケンムン,ヒノトラガミ
1989年 鹿児島県
ケンムンは、主にアコウの木やガジュマルの木に憑依しているといわれる。相撲が好きで、浜野塩炊き小屋に暖をとりに現れて村人に相撲を挑むが、なかなか強いという。ケンムンはヒノトラガミとも呼ばれ、山の神の様相も帯びている。村人に悪戯したり協力したり、生活に大きく関わりをもっていた。
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ケンムン
1994年 鹿児島県
ケンムンはガジュマルの木に住む。木の根元には貝殻が散らばっていた。こういうガジュマルを売ると祟ると言われていた。
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ケンムン
1989年 沖縄県
ケンムンの特徴は、体が小さく子供のようで、赤い毛がはえていて、ウスクかガジアルの木にすむ。顔は猫のようだとも犬のようだともいわれる。足は長く、竹のように細い。漁が大好きで魚の目玉だけ食べる。相撲が好きでよく人に挑んでくる。7月頃海から山へ登っていく。蛸が苦手。ケンムンが家に着くと裕福になるといわれている。
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ケンムン
1985年 鹿児島県
ウフルグマという岬の近くの海で釣りをしていたとき、ケンムンが山の上から石をゴロゴロ投げてきて、頭を叩き割られたことがあった。ケンムンの憑く大きなホーギ(アコウ)の木があって、今でも根元には貝殻がたくさんある。
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ガーッパ
1983年 長崎県
この辺りはガーッパが多い。川のよどみや柳や榎の茂る水溜りにいる。そうした場所にはガーッパ石があり、お神酒などをあげておく。ガーッパは山や畑に出てきて相撲を求める。頭の皿に水が入っているので頭を下げさせれば勝つ。負けると肝を取られる。顔を削られた人や、気付くとカラダチの棘と相撲を取っていた人もいる。ガーッパの髪の毛を保存している人もいる。好物は生魚。赤い御飯も好物で、ガーッパが憑いた時は供物にし、祈祷者のホサドンを頼み乗り移らせて落とす。
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キジムナー,キジムン,セーマ,ブナガヤー,ハンダミー,アカガンタ
1989年 沖縄県
キジムナーは子供の形をしていて、全身に赤い毛がはえている。古木に住んでいて、人間と仲良くなるといつでも魚が食べられるようになり、お金持ちになれるが、蛸や熱い鍋の蓋をぶつけたり、古木のまたに釘を打つと出てこなくなる。
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カッパ,ガラッパ
1971年 鹿児島県
ガラッパは相撲を取ろうと言って来る。ガラッパに相撲で勝つと、川の中から次から次へと上がってきて相撲を取る。頭の皿の水がこぼれると力が出せない。
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エンコ
1967年 愛媛県
エンコが相撲を取ろうと言って来る。いつも人間が負けていたが、ある勝気な人がなんとかしてエンコを逆さまにし、頭の皿の水をこぼして勝った。そこでエンコは「そこの岩がある間は人間に何もしない」と約束した。その後、埋め立てで岩を砕いてしまったが、今は何も出てこない。
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ケンモン
1973年 鹿児島県
夏の夜に海岸を通るとけんもんに相撲をとろうと誘われるが、けんもんは弱いのですぐ勝負がつく。しかし、次々に何十匹もやってくるので負かされてしまうが、弱音を吐くといずこかへ連れ去られるので、負けても「勝った」と言い張る。するとけんもんは人がよいので引っ込むという。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
ケンムンが相撲を取ろうと挑戦してきた時は負けるとよい。勝ったりすると、とんでもない災難を受ける。
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ケンムン
1993年 鹿児島県
ケンムンに相撲で勝つと、次から次へと別のケンムンが現れて、人間に勝つまでぞろぞろ出てくる。
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エンコウ
1982年 広島県
ある日海岸近くの田に行ったら猿猴が現れ相撲を挑んできた。家に帰り仏前の飯を食ったら、今日はお前に勝てないといって去った。猿猴は頭に皿があり、その中の水がなければ力が出ない。人の肝を竜宮に持って行くと位があがるのでそれをとる。
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エンコ
1987年 山口県
エンコはカッパ。頭に皿があって、相撲をとろうと言ってくる。皿に水があるときはつよいが、無くなると弱くなる。
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ケンムン
1999年 鹿児島県
ケンムンは子供のような格好で、夜に相撲を取りに来る。人間が勝つと仲間が現れるので、必ず負けてやるのだという。
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ケムン
1992年 鹿児島県
ざこの番をしながら、魚釣りをしていたが、釣れた魚の目玉が全部取られていた。その上には大きなガジュマルがあったが、そこにケンムンが住んでいたという。枝手久島にもケンムンがいるという。毎晩浜に丸い足跡があった。
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ケンムン
1997年 鹿児島県
ケンムンはガジュマルの木の生えたあたりに住んでいる。その付近には松明などが見えたり、貝殻を見た人がいた。ケンムンにばったり会った人がいた。足は2本、髪は長く、子供くらいの大きさであると言われる。
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ヒョウスボ
1965年 宮崎県
ヒョウスボは相撲が好き。頭の皿の水がなくなると力が弱くなるので、ヒョウスボと相撲をとるときにはまず、礼をするといい。
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ケンムン
1975年 鹿児島県
猫の姿のケンムンが家を壊さないでくれと願いに来た。その日、釣りに行っていた祖父が、ガジュマルの木が薪に適した大きさになったと話していたばかりだった。
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キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーは家の後ろのガジュマルの大木や黄金の花のあるところに住む。魚を捕ったり、黄金の花を掘ったりする。ガジュマルの木を切ることを嫌い、報復に人家を焼く。
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ガッタロ,ケシボウズ(ゾクシン)
1920年 兵庫県
キュウリを食べて水に入るとガッタロに引かれる。ガッタロは、坊主に化けて相撲を挑んでくることもある。
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