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検索対象事例

タタリ
1929年 東京都
切ると病気になるといわれていたナンジャモンジャの枝をある男が切ったところ、疫病におかされた。

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タタリ
1929年 東京都
昔、松があった。この松を切るものは病になったり死ぬといわれていた。ある老人が松を切ったところ、病気になり死んだ。
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ヤマノカミノキ
1942年 三重県
木を切っているときに、山の神の木にあてると、病気になる。
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センネンマツ
1981年 和歌山県
こうもり岩に生えている下がり松を伐った人が病気になった。
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ケンムン,マヨナムン,ヨウカイ
1977年 鹿児島県
ケンムンはアコウの木につく。木によっては、アコウでなくてもマヨナムンがつく。ある時、バドーという木を切り倒したら、その直後熱病で倒れた。医者に見てもらっても治らなかった。そこで、ユタに加持祈祷してもらったら、木の崇りであることがわかったので、打ち祓ってもらった。
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カミサマ,キ
1995年 鹿児島県
15才のとき、山へ栗を採りに行った。村にしかない木が山にあったので珍しくて引き抜いた。これが神様が居る木であったらしい。それから14日間熱を出して意識不明の状態に陥った。いろいろ手を尽くしたけれども全快はしなかった。だが、すばたけ祭りの時、ネーシババの所へ行ったら治った。引き抜いた木は、半年を過ぎても枯れなかったという。
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エキジンサマ,イチョウノキ
1987年 山口県
疫神様のイチョウの木を切ってまな板を作った大工が死んだ。
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キシツ
1976年 鹿児島県
薩州屋久島の八重岳の山中で、木を切っていた人が全身赤くなる病気になった。医者が血を採ると治った。
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(タタリ),マツ
1985年 愛媛県
切ると島から水がなくなるという一本松を切った人が怪我をした。
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ハカノオマツ
1974年 兵庫県
雄松が大きくなりすぎたので、切ろうとしたが、切る人がいなかった。あるお坊さんが切ったが、病気になって死んでしまった。その松をあまりいじめてはいけないと、言われている。
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ヤマノカミ
1986年 福島県
三叉の木は山の神の腰掛けだから切ってはいけない。昔、ある人が三叉の木を切って、その木の下敷きになって死んでしまった。その後1週間の間、山が怒った。
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モリサン
1975年 山口県
山下家のモリさんの樫の木を、船の材料にするためによそ者が切ったら、病気になったという。
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テンドウダケ
1934年 佐賀県
天道岳の峰の巨木が立ち枯れていたので数軒の人が切り倒して家具を作ったら、まもなくその家々は火事になった。また、天道岳頂上の草を切っていたら、箕ほどのガマが起こっていたので平身低頭して謝ったが、その人は後に病気になり死んだ。1人で登山をすると必ず行方不明になった。
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シロヒゲノオジイサン
1986年 福島県
ある人が小豆を食べずに戸を開け、白ひげの老人に出会った。以後、その人は厄病、すなわち伝染病になった。
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カミサマ
1936年 東京都
神様が子供を千人食い殺すと言ったときに、夏みかんの皮を3つに割って逆さに吊すまじないをしなかった家では、子供が死んだ。疫病が流行るのは神様が子供を食い殺すのだという。
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ムチ
1942年 高知県
田の上を鞭を振り回すような強い勢いで風が吹いていくもの。これに当たると悪い病気になると言われる。
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ウワバミ
1974年 大阪府
大蛇が住むという泉州谷の輪の居守山の榎の枝を薪にしようとする者がいた。榎の枝を打っていると大蛇が出てきたので眉間に鎌を打ち込み大蛇を倒して枝を持って帰った。その様子を友達に語っていたが、病気になり、20日程後に死んだ。
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ハナノキ
1932年 愛知県
神社の境内にある木を切ったところ、関係者の身に次々と不幸が襲った。
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ジゾウサマ
1982年 宮城県
地蔵様の別当をしている人が地蔵様の杉の木を切ったら、地蔵が怒って家に病人が出た。
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オオスギ
1931年 静岡県
樹齢千年と伝えられている大杉に杣人が大斧を根元に打ち込んだら、切り口から鮮血が流れ出した。杣人はそれから三日三晩熱に浮かされて悶死した。
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カシ
1929年 東京都
村にいる老翁が若い頃に、畑が陰になると言って、樫の木の枝を降ろしたところが、瘧を振るった。それからこの樹に手を加えるものがなくなり、霊あるものとして恐れられるようになった。
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