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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シニンノレイ
1965年 岩手県
人が死んだときの通知は親戚の者が2人で行く。そのときに、死人の霊がついてくることがある。歩いていると後ろから足音がするが、振り返っても誰もいない。同じ間隔でずっとついてくる。気味が悪いので道端の家に立ち寄って茶をもらい、しばらくしてから歩き出したら足音はしなくなった。

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(シシャノレイ)
1950年 沖縄県
死者の霊が縁もゆかりも無い人に憑いて、物の在処などを語ることがある。
類似事例

オバアサンノレイコン
1993年 福島県
昭和62年2月、病気をしていたはずの隣のお婆さんが歩いていた。声をかける間もなく、人影は家の方に歩いていった。3日後におばあさんは亡くなった。おばあさんの霊魂が家に帰るところをみたのかもしれない。
類似事例

アシオト
1964年 滋賀県
人が死ぬと、お寺のお坊さんには足音が聞こえる。
類似事例

シニン
1973年 富山県
人が死ぬと菩提寺へ行く。案内には必ず二人で行く。一人で行くと死人がついて行く。
類似事例

シシャ
1981年 和歌山県
人が死んで、遠くの親戚に知らせに行くときには、必ず2人1組で行く。1人で行くと死者にさらわれるという。
類似事例

タマシイ
1988年 富山県
誰かが死んだ場合は寺の鐘がなる。霊魂が寺へ参って鐘をつくのだという。
類似事例

ヒトダマ
1992年 宮崎県
人が死んだとき、近親者に仏前の鐘が鳴るような音が聞こえることがある。人魂が挨拶に来ている。人魂はただちに寺へも挨拶に行き、お寺の鐘をかすかに鳴らすので、僧は檀家の不幸を知るという。
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タマシイ,ユウレイ
1973年
人が死ぬ時には10中7~8は魂が出て知人などを尋ねる。来たとしても黙って座っているだけである。人が死んでからもこのようなことがあるが、多くは生前のことである。生前のものは魄(たましい)、死後のものは幽霊という。
類似事例

ヒトダマ
1992年 宮崎県
人が死ぬと人魂が近親者の家を訪れる。死の予兆とも、死後の知らせともいう。
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シノシラセ
1995年 埼玉県
身内とか懇意にしている人が死ぬと必ず知らせがくる。戸が開く音やガラスの黒いかげなど。
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シシャノレイ,シリョウ,(ツキモノ)
1989年 長野県
死者の霊が人に憑くことがある。いつまでも病気が治らなかったり、薬が効かずに長引いたりすると死者の霊が憑いたといった。離すときは、祈とうしてもらうという。
類似事例

シニン
1941年 岩手県
死者が出たことを知らせに行くときは、1人で行くと死者が後からついてくるので、1人で行かなければいけないときは、鎌を腰に下げていくという。
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ユウレイ
1988年 長野県
死者の霊が幽霊となって出てくる。それらは、女の姿をしており、髪を乱して着物を着、両手を前にだらりと下げていて足がないという。家の中や屋敷内、お墓に出る。
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カイジ
1933年 和歌山県
死人のことを知らせに行く使者は少し遠方なれば、夜間は一人で行かぬものとし必ず二人以上連れてゆく、もし一人で夜半などゆけば、途中で往々怪事に遭うといわれている。
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(シノシラセ)
1967年 栃木県
人が死ぬ前には魂が親類をまわって、声をかけるという。
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ボウレイ
1937年 新潟県
ツゲトは死を知らせた後、家を出る時に後ろ向きで靴を履くと背中に霊が負ぶさる。ある時、寺での打ち合わせにむかったツゲトは、背中がどんどん重くなるのを感じた。寺の前で何かが背中から飛び降りた後は、軽くなったという。
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シシャノレイ,(ツキモノ)
1989年 長野県
死者の霊が人に憑くことがあるという。離すときは、御嶽教の人に祈とうしてもらったという。
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ユウレイ
1988年 長野県
死者の霊が幽霊となって出てくる。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。それが現れる場所は柳の木の下である。
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(ゾクシン),レイ
1998年 静岡県
墓から帰るときに、最後にしっかり線香をあげないと霊がついて来る。
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タマシイ,ユウレイ
1973年
出羽の国では、人が死ぬとき、10回に7、8回はたましいが出て友人や親戚を訪ねる。それはただ黙って座っているだけだ。生前のものを魄と言い、死後に出るものを幽霊と言う。
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