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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カイジ
1933年 和歌山県
死人のことを知らせに行く使者は少し遠方なれば、夜間は一人で行かぬものとし必ず二人以上連れてゆく、もし一人で夜半などゆけば、途中で往々怪事に遭うといわれている。

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シニン
1973年 富山県
人が死ぬと菩提寺へ行く。案内には必ず二人で行く。一人で行くと死人がついて行く。
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ヤマノジイ
1957年 山口県
山から早く帰らねば山の爺に連れてゆかれる。
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チンショウ
1974年 新潟県
西光寺の鐘が毎晩、海へゆこうか、川へゆこうかと鳴るので、住職が海なり川なり好きな方へゆくがよい、というと、龍頭が切れて転がりだし、下の鐘が渕に入って沈んだという。
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ヒトツメ
1989年 山形県
12月8日と30日の夜、人が寝ている時に「1ツ目」がやってきて餅を取ってゆく。まれに目撃されると、すさまじい速さで逃げてゆく。
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キツネ
1981年 和歌山県
話者が炭焼きで山に行ったとき、数人の知人の声が山道を通ってゆく気配がした。ついて行ったら騙されて、龍神村の方まで連れて行かれるところだった。狐の仕業。
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キツネ
2005年 島根県
御津へゆく峠で狐が人を化かすと聞いたことがあるかもしれない。
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マキザキノジューダエモン
1958年 和歌山県
女たちがマキザキヘ草刈に一人で行くと出る。ゆえに一人では決して行かなかった。
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1980年 和歌山県
二人で火を吹くと、その内の一人は死ぬ。
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シシャ
1981年 和歌山県
人が死んで、遠くの親戚に知らせに行くときには、必ず2人1組で行く。1人で行くと死者にさらわれるという。
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(ゾクシン),マ
1963年 愛媛県
人が死んだ場合は、2人で知らせに回る。知らせに行く人をワザビトという。1人で行くと、魔がさすから2人で行くという。部落中に知らせてから、親類や知人に知らせる。
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マモノ
1958年 香川県
ドウギョウの者が寺や死者の親類に知らせに行くのは二人と決まっており、これをヒキャクと呼ぶ。ヒキャクは一人で行くとマモノに襲われるので二人で行く。
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カッパ
1953年 鹿児島県
昔、二人が畑に行く時川の所を通ったら一人は河童に引かれた。そこで、もう一人がクシャミをかけたら、河童が消えて助かったという。
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テング
1958年 岐阜県
天狗は子供が非常に好きで、子供が山に遊びに行くとだまして連れてゆき、一緒に遊ぶ。村の衆が笛太鼓で迎えに行くと返す。
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カラス,(ゾクシン)
1975年 山口県
人が一人死ぬと、カラスが一羽死ぬ。
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ミサキ
1975年 愛媛県
ミサキとは、死んだ人が行くべき先へ行くことができない者のことである。自分の代わりになる人が来ると行くことができるので、人を引き込む。
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キツネ
1957年 和歌山県
狐に化かされ連れて行かれたまま帰ってこない人がいる。
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シシャ
1992年 宮崎県
悔やみの使いは一人で行ってはいけない。魔がさす、災難がある、死者にかどわかされる、死人がついて来るといい、二人で行くことに決まっている。
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ガワイロ
1987年 岐阜県
ガワイロが出るので、一人で川へ行ってはならない。
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(ゾクシン)
1986年 茨城県
カラスが鳴きながらしっぽを振ると顔が向いているほうの人が死ぬ。しかし、その家の人には聞こえない。また、蔵持第二の本通りを下駄をはいてかけてゆく音がしたが、誰もいなかった。すると直後に人が亡くなった。
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シニン
1941年 岩手県
死者が出たことを知らせに行くときは、1人で行くと死者が後からついてくるので、1人で行かなければいけないときは、鎌を腰に下げていくという。
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シノゼンチョウ
1976年 新潟県
男の死人は座敷から、女の死人は流しから入ってきて死を知らせる。ガラスが揺れたり、戸が鳴ったりして知らせることもある。
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