タヌキ,キツネ,ムジナ 1987年 岐阜県 切立のあたりの山には狐、狸、ムジナが多くいたので化かされたという話が残っている。考え事をしながら夜道を歩くと狐にだまされるといわれた。
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タヌキ,キツネ,ムジナ 1987年 岐阜県 切立のあたりの山には狐、狸、ムジナが多くいたので化かされたという話が残っている。ムジナは子供の泣き声をしたり、ヨイヨイと歌ったりした。
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タヌキ,キツネ,ムジナ 1987年 岐阜県 切立のあたりの山には狐、狸、ムジナが多くいたので化かされたという話が残っている。狸より狐の方が化かすのがうまいという。
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キツネ 1987年 岐阜県 狐があまり悪さをするので、切立にいた猟師の人がつかまえてからマタタビとハサミでこらしめてからというもの、狐に化かされたという話はきかなくなった。
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タヌキ 1992年 奈良県 狸がきれいな着物を着た娘さんに化けて出てきた。男の人がついていったら、寂しい所に連れて行かれた。そして男の人は険しい崖を上って帰ってきたという。
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タヌキ 1933年 京都府 化ける動物は古来色々あるが、特に狐狸が有名で、建仁寺の山門に化けた狸の話がある。
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キツネ 1984年 山梨県 山へ行ったら狐がいて、それをかまったら化かされた。
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キツネ,タヌキ 1923年 京都府 狐や狸は化ける。両方とも火を灯し、憑く。狐は山の中で人を騙すことがある。
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キツネ 1999年 宮崎県 丸目集落のある老人が、田野の秋祭りの帰りの夜道、乳岩様の下できれいな女に会い、丸目とは間逆の山の上まで連れて行かれてしまった。乳岩様の狐に化かされた。
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キツネ 1971年 福島県 きつねに騙された話であるが、ある人が山へ行って、お婆さんに化けた狐に山中ひっぱりまわされたことがある。
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キツネ 1999年 宮崎県 松叶のある百姓が日暮れ、田んぼのあぜ塗りに行った帰りに、狐がサルカクの葉を被ってきれいな娘に化けるのを見た。そのままみていたら、化かされて、下原まで連れまわされてしまった。
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キツネ 2005年 島根県 御津へゆく峠で狐が人を化かすと聞いたことがあるかもしれない。
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キツネ 1933年 鳥取県 おこん狐という狐がよく人を化かした。ある男が川の中で網泥を一生懸命かぶっている狐をみつけたが、その狐が立派な女に化けて馬に乗せてくれという。馬に乗せて連れて帰り、火であぶったので、狐は正体を現した。人を化かさず、ここにすまないことを約束して許してやった。数年後、伊賀の山辺で娘に化けたおこん狐に会った人があるという。
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ムジナ 1984年 山梨県 ムジナは若い娘に化けて若い衆をばかす。そのムジナが化けた若い娘に夜じゅう山の中を連れまわされて途中でうっちゃられる。
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キツネ,タヌキ 1975年 愛知県 狸は坊主に化け、狐は女性に化けると言われている。
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タヌキ 2002年 香川県 太田のお宮の森に、お梅さんという名の狸がいた。裏宮の橋あたりを晩に通りかかると、頭にモバをかぶり松葉のかんざしをさして女に化けていたという。
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タヌキ,キツネ 1997年 福井県 狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
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キツネ 1956年 宮城県 狐に化かされる話は現在でも年寄からしばしば聞かされるが,直接本人が体験した話は現在では余り聞かれない。騙される話の例としては,親戚の婚礼振舞の帰途,狐に付けねらわれて道を誤り,泥まみれになりつつ田や水溜りを歩き回る。明方ようやく帰宅すると土産の折詰等が皆奪われていた,などというものである。
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キツネ 1957年 神奈川県 昔、山へ仕事に入った人が狐に化かされ、蕎麦だと行ってミミズを食わされたうえに山の中をぐるぐる歩き回らされた。
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タヌキ,ワカイオトコ 1978年 和歌山県 昔、娘が紙を梳いていると、若い男が呼ぶのでそこへついていった。帰りが遅いので村人が探しに行くと、娘は木の株のところでぼけっと座っていた。狸が若い男に化けて娘を騙したのだろうといわれた。
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