〔シラゲ〕 1975年 秋田県 空から白毛が降ってきた。翌年、ある人がその白毛を持ってきたので、よく見てみると、白馬の尾のような色で、長さは5,6寸ほどのものが7,8筋あった。
類似事例 |
|
ケ 1976年 慶安3年6月4日、長さ4,5寸の毛が降った。
類似事例 |
|
フシンノコト,アメ,ケ 1974年 東京都 寛政5年7月15日、江戸で小雨といっしょに毛が降った。色は白く長さ5・6寸で長いものは1尺2・3寸のものもあった。赤いものも少しあった。
類似事例 |
|
キマメ 1976年 長崎県 宝暦6年4月朔日夜、黄豆が降った。
類似事例 |
|
ハイ 1976年 京都府・大阪府 明和元年5月初旬、灰が降った。
類似事例 |
|
(コナノゴトキモノ) 1976年 承和5年7月18日、粉のようなものが降り、雨が降ってもそれは消えず、また止まなかった。
類似事例 |
|
マメノゴトキ 1976年 明和8年に豆のごとき物が降った。
類似事例 |
|
オニ 1978年 天明3年6月9日から怪しい天気が続き、7月6日から一晩中砂が降り雷が鳴り続けた。宝永の富士の噴火に似ていたので人々が怪しんでいると午の時過ぎに急に暗くなり長い雷がなり山が鳴動して生臭いにおいが漂った。その後も砂が降り続けた。
類似事例 |
|
クロハイ 1976年 千葉県 斉衡3年8月8日、黒灰が降った。地面に3,4分積もった。
類似事例 |
|
〔カンロ〕 1977年 鳥取県 元明天皇和銅8年5月壬辰に、伯耆の国で甘露が降った。
類似事例 |
|
ケ 1980年 東京都 宝永の末に富士山が噴火した後、江戸に白くて長い毛が降ってきたという。
類似事例 |
|
(コナノゴトキモノ) 1976年 大阪府・愛知県・静岡県・山梨県・東京都・埼玉県・千葉県・岐阜県・長野県・福井県・石川県・富山県・兵庫県・和歌山県 承和5年9月29日、7月から続いていた灰のような物が降る事が河内、参河、遠江、駿河、伊豆、甲斐、武蔵、上総、美濃、飛騨、信濃、越前、加賀、越中、播磨、紀伊などにも及んだ。怪異に似ているが、損害はなかった。
類似事例 |
|
(サカナ) 1981年 東京都 正徳2年3月中旬、深川に、長さ7尺、全身鼠色で毛や髭が生え、頭は鼠のようであった。尾は二股に分かれ燕のようであり、ひれもあった。
類似事例 |
|
ベニユキ,ベニアメ 1976年 新潟県 越後の高田で文化6年冬、越後の高田辺りに紅色の雪が降った。建武年9年正月にも紅雨が降ったとある。
類似事例 |
|
ケ 1976年 慶長元年閏7月12日、地震があり、諸国に長さ4,5寸の毛が降った。
類似事例 |
|
ムギ,アカアズキ 1976年 鳥取県 元禄13年3月、麦、赤小豆が降った。
類似事例 |
|
ダイズノゴトキモノ 1976年 享保19年12月5日、大豆の如き物が降った。
類似事例 |
|
(ヤノネイシ) 1974年 山形県 承和6年9月13日、出羽国田川郡の西浜達府から54里ほど離れた場所で激しい雷雨が10日ほどあった後、鏃や鉾などに似た、白や赤の石が多数落ちていた。
類似事例 |
|
カンロ 1982年 享保16年4月中旬、甘露が降った。
類似事例 |
|
〔カンロ〕 1977年 大阪府 天武天皇7年の冬10月甲申朔に、難波に綿のような物が降った。長さは5,6尺(約150~180センチ)、広さは7,8寸(約21~24センチ)。風に吹かれて、松の林や葦の原に漂っていた。これを甘露といった。
類似事例 |
|