キジン,オニ 1974年 神というのは気が盛んなことであり、魄というのは鬼の盛んなことである。気は魂であり鬼は魄である。
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コハク 1973年 虎は死ぬと、その魄が土地に入り、石に変化する。それを琥珀もしくは虎魄という。
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テンノヘンイ,ニッショク 1974年 日蝕、月蝕についての事例書き上げ。
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ヨウカイ 1978年 東京都 世によく知られている事に「御城妖怪の事」がある。
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(ゾクシン) 1969年 岐阜県 鳥が家の中に入ると良い事があり、出ると悪い事があるという。
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ニンハク 1980年 首つりをした人の下の土をすぐに掘り返すと、麩炭(ふたん)のようなものがでてくる。これは魄が地下に入ったもので、首つりは頭を絞めて急に死ぬので、魄も急に下って落ちるのだという。
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タマシイ 1968年 佐賀県 人が死ぬと、その魂は広島へ行く、という。
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サンコンナナハク,ナナクサ 1983年 正月7日に、7種の若菜を集めて粥を作るのは、人には三魂七魄という魂があり、天では七星として現れて、地では七草となる。その七草を食べれば、その年は四季の病に犯されない。
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タマシイ 1977年 青森県 死の直前に魂が近しい人や兄弟に会いに行く。「魂が来た」という。
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タマシイ 1967年 山梨県 死の前の晩には、魂が寺へ先に行くが、その時、男の魂は寺の玄関、女の魂は勝手口から入り、寺の人はガタガタするような音を聞く。
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タマシイ,ユウレイ 1973年 人が死ぬ時には10中7~8は魂が出て知人などを尋ねる。来たとしても黙って座っているだけである。人が死んでからもこのようなことがあるが、多くは生前のことである。生前のものは魄(たましい)、死後のものは幽霊という。
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キツネ 1971年 岐阜県 「狐を見た事がない」というと、一本橋を渡っているときに前後に1匹ずつ出るから、そんな事を言うものでないと言う。
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ボウレイ 1974年 亡霊に水を供える事は日本に昔からある事である。『日本書紀』の歌にも詠まれている。
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タマシイ 1977年 和歌山県 死者の魂は、亡くなる前日の晩に実家の寺に入るという。女性の魂は台所から、男性の魂は表から入るという。
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ヒトダマ 1944年 愛知県 人間には魂が4つあり、死ぬと3つが出て行き1つは家に残るとされている。魂の行方はヒトダマで知る。ヒトダマは青い火の玉で、その家の者には見えず、死ぬ前にその家から出て行く。
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ヘビ,(ゾクシン) 1942年 富山県 道を歩いている時、蛇に道を遮られるとその日にはよい事がある。
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タマシイ 1970年 鳥取県 死んだ人の魂はすぐに破風からでていく。冥途に行くとも、摩尼山に行くともいう。初めての彼岸には摩尼山参りをすることになっている。
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キツネ 1955年 静岡県 狐憑きの人には狐の言う事がわかる。
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テングドウ,マカイ,ユウジ,マジ,カミ 1974年 神は言うに及ばず、天狗道であっても幽事のことであるので、人の建てた社でも数神数狗が入ってもなお広い。仏説は魔事であるが、魔界も幽事に属するので同じである。
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タマシイ 1969年 山梨県 死の直後に何か音がすると抜けた魂が家に帰ってきたといい、また、四十九日の供養が終わると、魂は屋根の上から出て行くという。
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カッパ 1953年 全国 カッパ、カッパァ、カタロ、ガワラ等全国の河童の呼び名書き上げ。
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