オニ 1932年 長野県 市田村の疣石の由来。昔鬼が手をついた跡が石に残っていて、そこにたまった水を疣につけるとなおるという。
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グンダリサン 1979年 山梨県 軍刀利神社の祭神、グンダリサンが顔や刀を洗った、中が窪んだ石があり、グンダリサンの手水鉢と呼ばれる。この中の水をグンダリサンの手洗い水と呼び、これを疣につけると、疣がなおる。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 疣ができたときは、羽根子村にあるいぼ神様のお水をつけ、帰るときには振り返らない。
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オオヒトノアシアト 1927年 山口県 大人の足跡がある。周囲8丈9尺、高さ1丈5尺、窪みの長さは5尺6寸ある。窪みにたまった水で疣を洗うと疣が取れる。
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アナ 1936年 島根県 泰林寺の大黒柱の跡にたまった雨水をつけると疣が落ちる。
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キツネ 1991年 奈良県 弘法大師が教えてくれたという、疣を取る水が山の中にある。その水をもらいに行くと、帰りに狐に騙され、道がわからなくなってしまう。
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カミソクイシ 1975年 群馬県 上州榛名山にある神足石は1尺4、5、6、7寸ある。足の跡が1足半、あざやかに付いている。これは権現の御足の跡であるという。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 疣ができたときは亀の子たわしでこすり、たわしを埋める。
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イボイシ 1984年 長野県 石の上には祠があるが、その石のくぼみにたまった水をいぼにつけると、治ると言われている。
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ナトリイシ,ホウソウヨケ 1956年 宮城県 疱瘡除けの信仰のある巨石(高さ28尺、周り60尺)。祠はない。
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オフクイシ 1975年 群馬県 上州榛名山に御福石という石がある。横幅7尺ばかりの大石だ。これを手を使ってゆすれば動く。不思議なことだ。
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オニノテ 1982年 長野県 疣石はその形状から鬼の手だという伝承がある。しかし疣治れと祈りつづけたその信仰の実態である。近くがモーテル建設反対運動の結果公園となった。ここは鬼の手遊園地と名付けられた。しかし鬼の手と呼ぶことを拒否する人もいる。
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イボガミ,タイシャクテン 1939年 京都府 帝釈天堂から沸いている香水を疣につけるとすぐに落ちるといわれている。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 疣ができたときは松かさを年齢の数ほど糸で綴って石地蔵の首にかける。
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イボジゾウ 1995年 愛知県 体にいぼが出来た時に、安泰寺の入り口の石地蔵の前にある小石を拾ろい、いぼをそれで擦れば治るといわれている。
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テングノツメ 1978年 石川県 能州石動山の林の中に天狗の爪というものがあり、色は青黒く、長さは5分程で、石のようであり先がとがり、獣の爪のようである。地元の人が雷雨の後に林の中で発見したという。水に入れて飲むと瘧が治るという。
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(ゾクシン) 1979年 静岡県 鮎釣にある地蔵は、病気をしたときに地蔵の石を1つ借り、悪いところを石で撫でると治るという。治ったら、年の数だけの石を河原から拾ってきて、借りてきた石とともに地蔵のところに置く。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 疣ができたとき、茄子を切って疣を撫で、畑の隅に埋めると、その茄子が腐るときに疣が治る。
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レイケン,リュウジン 1974年 山口県 周防国三田尻向島で、岩が海に張り出し龍の口のようになっている竜山は、口の部分をくぐると疱瘡が軽くなるといわれ、また夏に竜灯を見た人もいる。海が荒れた時経巻を投げ入れ、亀が現れそれをくわえ海に沈めばおさまるという。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 疣ができたときはなめくじをつけ、後で塩をつける。
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