国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

イボイシ
1984年 長野県
石の上には祠があるが、その石のくぼみにたまった水をいぼにつけると、治ると言われている。

類似事例(機械学習検索)

イボジゾウ
1995年 愛知県
体にいぼが出来た時に、安泰寺の入り口の石地蔵の前にある小石を拾ろい、いぼをそれで擦れば治るといわれている。
類似事例

イドノカミサマ
1942年 長野県
いぼに関する俗信。水いぼの場合、井戸のふちに櫛を半分覗かせて「井戸の神様井戸の神様おんのいぼ治して下されば全部見せてあげる」というと治る。
類似事例

イボ,イワ
1929年 愛知県
分地のほうしやうと言う所に不思議な岩が一つある。面疸のように小穴の沢山ある岩で、ここに貯まっている水をつけるといぼが治ってしまう。
類似事例

カミナリサン
1942年 長野県
いぼに関する俗信。水いぼの場合、初雷のときに「雷さんこのいぼ治しておくれ」といいながら、いぼを三回便所の箒で叩くと治る。
類似事例

(ゾクシン)
1979年 静岡県
鮎釣にある地蔵は、病気をしたときに地蔵の石を1つ借り、悪いところを石で撫でると治るという。治ったら、年の数だけの石を河原から拾ってきて、借りてきた石とともに地蔵のところに置く。
類似事例

ダリイム
1927年 愛知県
数年前、原因不明の病気にかかったので、修験者に祈祷してもらうと、ダリ仏のせいであることがわかった。柄杓1杯の水を祠にかけたら病気は治った。
類似事例

ヤクスイシンコウ
1933年 兵庫県
まや山天上寺にある句碑の上に穴があいて水が溜まっていた。昔から石神や石仏地蔵碑などにあけた穴に溜まった水を目に付けたり、洗ったりすると目の病が治るという。この様な穴は石仏などの前にある水入れや手水鉢など御手洗などの薬水信仰の延長であろう。
類似事例

(ゾクシン)
1979年 静岡県
清水家の近くにある地蔵様の中に、イボの神様がある。水が四角い石の中にたまっていて、その水をつけるとイボが治るという。
類似事例

イボガミサマ,(ゾクシン)
1968年 愛媛県
いぼ神様の水をつけると、イボがとれるといわれている。
類似事例

ドダイイシノタタリ
1974年 栃木県
ある人の孫が学校に行けなくなった。無理に連れていっても橋の上で胸が苦しいと言って倒れてしまい、家に帰ると治る。太平集落の坊さんに見てもらったら、開田の際に祖先の代の土台石をいじった本めいに当たったのだと言われた。方角が悪いので実家から通わせて、土台石に20日間お神酒を上げて祈願したら、治った。
類似事例

(マジナイ)
1957年 山梨県
疣ができたときは、羽根子村にあるいぼ神様のお水をつけ、帰るときには振り返らない。
類似事例

オオカミイシ
1975年 群馬県
上州榛名山に大神石という石があり、3間ほどの石である。疣水はその石の窪みの水であり、その水で疣を洗えば癒える事、神変である。
類似事例

イボトリジゾウ
1986年 埼玉県
線香の煙をつけて祈願すれば必ずいぼが取れる。
類似事例

カッパ
1975年 福島県
河童が座ったようなくぼみのある石が2つあり、親河童の石、子河童の石と呼ばれている。そのくぼみに石を当てられればいいことがあるという。
類似事例

チノカミ
1991年 静岡県
地の神の祠は藁製で毎年作り替える。これを石製にしたところ、病人が出た家がある。
類似事例

イシカンノン,ヒカルタマ
1984年 長野県
尼僧が石を拾おうとしたが、小さいのに持ち上げられない石があった。その石から夜に青い光が出るので村人は怖がった。庄屋の主人の夢に老人が出て、石を手厚く祀るようにと言った。すると石は大きくなっていき、現在では手のいぼに効用があると言う。
類似事例

ネコイシ
1930年 岩手県
猫石という地名と家があり、そのちかくにある高さ18尺くらいの、猫が座ったような形をした岩がある。頭の部分に相当する個所に深さ3寸ほどの穴があいており、ミミダレになったときにはこの穴に錢を入れて拝めば治るという俗信が伝えられている。
類似事例

(ゾクシン)
1979年 静岡県
シャクジ神様は首から上の病を治す神様である。特に、口の中の病気に効くといわれている。お参りに行って、祠に供えてある石を1つ持ってきて、治ったら2つにして返すという。しゃもじを供える場合もあるという。
類似事例

グンダリサン
1979年 山梨県
軍刀利神社の祭神、グンダリサンが顔や刀を洗った、中が窪んだ石があり、グンダリサンの手水鉢と呼ばれる。この中の水をグンダリサンの手洗い水と呼び、これを疣につけると、疣がなおる。
類似事例

(ヤマノカミノタタリ)
1942年 高知県
ある女は、山の神の祠前で芋を掘って、足が痛み、太夫に見てもらい、まじなってもらって治ったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内